金容成のブログに引用されたお父様のみ言から読み解く”真実”(雪風さん)
1 父子協助時代を迎えるための2000年以前のみ言葉
お父様が経綸された摂理が神様の摂理原則であることを知ることのできる根拠は数多くあるが、その中で最も重要なことは摂理の一貫性である。ただ一つの目標に向かって一貫性のある摂理を経綸された。お父様が1999年度に言及された父子協助時代の原初的み言は1970年に語られた。
統一家の混乱は摂理原則から逸脱している為、必然的に起こるしかない事態であった。したがって、神様の「摂理原則」を知らなくては、統一家の混乱を克服することは不可能である。また父子協助時代に、お父様が経綸された摂理原則を知らずしては、これからの神様の摂理に参加することもできない。もしも理解できないまま参加すれば、統一家の混乱は繰り返されるしかない。神様の摂理原則は、地上に真の家庭を立てることである。アダムとエバの失敗を蕩減しなくては真の家庭となることができない。
1970年10月19日、お父様は、堕落した人間が探したてなければならない最高の目的地は真の家庭であると語られた。真の家庭を通さなくては本然の世界に戻ることができないということがお父様のみ言の不変原則であった。
資料:み言選集 35巻214〜215ページ 1970.10.19 <聖酒式と血統復帰>
エデンの園においてアダムとエバが堕落しなかったならば、神様とアダムとエバは、父子協助が成就されると共に夫女協助が成就されたことでしょう。父子協助、夫女協助が成就され、一体となって愛を中心とした夫婦協助が成就されたならば、その基盤の上に子女の基盤が開かれ、四位基台が成就されたでしょう。これが創造原理です。イエス様がこの地に来られた時は母子協助の基準しかありませんでした。今までの歴史には父子協助がありませんでした。
資料:み言選集 36巻144ページ 1970.11.25 <心情の女王>
神様は父母ですが、エバが堕落することによって父母協助の基準が壊れてしまいましたか、壊れませんでしたか?また、夫婦協助の基準が壊れてしまいましたか、壊れませんでしたか?では、父子協助の基準は壊れてしまいましたか、壊れませんでしたか?全て壊れてしまいました。
資料:み言選集 36巻267ページ 1970.12.06 <時期と使命>
お父様はこの父子協助時代を2006年まで、37年間一貫して言及され、父子協助体制を構築されようとされた。だからお母さまは、1970年から父子協助時代が来ることを知っておられた。堕落によって失われたものが本然の父子協助時代であるので、摂理の中で必ず来なければならない時代である。失われた父子協助時代を再び探したてたのがお父様である。み言によると、お父様は、復帰された父子協助時代は堕落とは縁のない創造本然の時代であると語られた。
お母様は13歳でお父様にお会いされた。お母様の主張によれば、神様と一問一答をする関係であったので、17歳の時、お父様にお会いした時はすでに、お母様自らが、お母様の使命が何であるのかを知っていたという。
心の中で、神様の摂理を終わらせようと、新時代を開こうと決心された方である。このような考えを持ち、1960年に聖婚されて以来、お父様と共に生活されたのであるならば、どうしてお父様はお母様のそのような心情を知ることができなかったのだろうか?
1988年10月3日、お父様とお母様が聖婚されて30年近く経った時、お父様はお母様と、み旨的に、心情的にひとつになれなかったと証言されている。
先生の所有がありますか、ありませんか?「ありません」オモニは何ですか?オモニは誰の女性ですか?私はオモニもまだ所有を決定していないと見ています。息子も。<中略> その位置で本然のオモニの姿を持ったと、私は思いません。
資料:み言選集 181巻267ページ 1988.10.03 <世界統一国開天日のみ言>
さらにお父様は、お母様をお父様の基準に合う本然の位置にまで引き上げるという責任感ゆえに、どれほど悩まれたのかを以下のように語られた。この時が聖婚されてほぼ30年が経った時であった。お母様が遂行されなければならない本然の責任分担である為、干渉することができなかった状況であると見るしかなかったお父様の切ない心情を垣間見ることができる。
妻が失敗すれば、妻が失敗したことに対する処断法を立て、収拾し、その本然の基準に一致できる過程を連結させなければならない責任がここに立っている夫、男の責任であり、アボジの責任であることを知っているので自信が持てません。一面は、私が見ているのです。「どうか上手くいきますように」とです。
資料:み言選集181巻267ページ 1988.10.03 <世界統一国開天日のみ言>
お母様は本当に、お母様の天宙史的な責任分担を具体的にご存じなかったのだろうか?
お母様は分かっておられたはずである。
1998年6月11日のお父様のみ言は、より直接的で具体的である。堕落した人類が本然の姿に戻る復帰の目的は、アダム家庭の復帰完成にあると語られた。その為、神様は国と世界を探したてる前に神様の相対を探したて、中心家庭を探したてなければならないと語られた。
資料:み言選集294巻67ページ、1998年06月11日<家庭世界平和>
さらに、人間が本然の真の家庭をたてることができなければ、理想的な国も、理想的な世界もたてることができないと語られた。したがって、地上に本然の真の家庭を立てることが神様の摂理原則である。資料:み言選集 294巻67ページ 1998.06.11 <家庭と世界平和>
お父様は、真の家庭は理想的な真なる夫婦がいなければならず、さらに理想的な真なる父母となり、神様を中心とした人類大家族を成し、アダム文化圏の平和世界を成就しなければならないと語られた。したがって、真なる家庭は人類の願いであると同時に神様の願いであり、真の愛と真の生命の始原となって人類の平和と幸福の起点となると語られた。
資料:み言選集 294巻67ページ 1998.06.11 <家庭と世界平和>
1999年9月13日、お父様は父子協助時代の到来を語られたが、お母様はいなくてもいいとされ、どこからでも探してくることができるとされた。これは、お母様が本然の位置を離脱され、教権勢力とお母様を懸念されたみ言として、み言選集の様々なところに記録されている。
今まで蕩減復帰時代は母子協助時代でした。これからの天国時代は父子協助時代です。オモニの意見は通じません。アボジの意見が絶対に通じるようになっています。
資料:み言選集 311巻291ページ 1999.09.13 <父子協助時代>
エバがこのようなことを知っていたら復帰されていたのにというのです。今、お母様が一人で出てきたらどうしますか。収拾する道理がありません。お母様も絶対信仰⋅絶対愛⋅絶対服従です。自分を中心としてお父様への絶対信仰⋅絶対愛⋅絶対服従ではありません。
それまでお母様は絶対について来なければならないというのです。<中略>ですから、ここにいるお母様が自分の考えを持って巣をつくるようになれば、問題が大きいというのです。先生はそこに引っかかりません。本当にそうであるならば、それを乗り越えて行きます。山を再び作るというのです。今、完成時代に入って、お母様が責任を果たせなければお母様の後継者はいくらでもいっぱいいるのです ]
み言資料;み言選集312巻177ページ.1999.10.15
上記のお父様のみ言は、1999年10月15日にお母様を心配されてのみ言である。お母様が自分の考えを持って巣を作れば、お父様は決してそこには引っかからず、天道を中心に摂理を経綸することを断固とした意志で表明されたみ言である。
このみ言は、1999年6月4日、韓国の蚕室(チャムシル)室内体育館で開かれた「真の父母様天宙勝利祝賀宣布大会」において、お父様から「天の前に真の子女の使命、夫の前に真の妻の使命、そして子女たちの前に真の父母の使命を果たされた」という宣言を受け、表彰杯を授与されたことで知られた後のみ言であるからこそ複雑である。
これは遊びではありません。この膨大な内容を先生が全部合わせて、影が残らないように一人歩んできたことを誰か知っている人がいますか?誰も知りません。神様と先生だけが、その次にはサタンが知っているというのです。エバがこのようなことを知っていたならば、復帰されたというのです。今、オモニが一人で出てきたらどうしますか?収拾する道理がないのです。オモニも絶対信仰、絶対愛、絶対服従です。自己を中心にお父様に絶対信仰、絶対愛、絶対服従ではありません。
<お父様一人で歩んで来た>
この膨大な内容を先生が全部合わせて、影のないように一人で歩んで来たことを誰か知っている人がいますか?誰も知りません。神様と先生だけが、その次にサタンが知っているのです。エバがこのようなことを知っていたら復帰されていたのに、と言うのです。今、お母様が一人で歩んだらどうしますか。収拾する道理がないのです。お母様も絶対信仰・絶対愛・絶対服従です。自分を中心としてお父様に対する絶対信仰・絶対愛・絶対服従ではありません。それまでお母様は絶対について来なければならないというのです。<中略>ですから、ここにいるお母様が自分の考えを持って巣をつくれば問題が大きいというのです。先生はそこに引っかかりません。それを乗り越えます。山を再び作るのです。今、完成時代に入って、お母様が責任を果たせなければ、お母様はいくらでも後継者がいっぱいいるのです。
資料:み言選集 312巻177ページ 1999.10.15 <祝福を通した摂理>
1999年10月15日、お父様はお母様に、今後、お母様を中心として巣を作ってはいけないと言われた。お母様を中心とした巣を作っても、お父様はそこには引っかからないと語られた。
<お母様が自分の考えを持って巣を作るようになれば問題が大きい>
ですからここにいるお母様が自分の考えを持って巣を作るようになれば問題が大きいのです。先生はそこに引っかかりません。そうなれば、それを乗り越えて行きます。山をまた作るというのです。今、完成時代に入って、お母様が責任を果たせなければ、お母様の後継者はいくらでも沢山います。
み言資料:み言選集312巻177ページ1999.10.15 ウルグアイ
天使長の失敗の蕩減
エデンの園における天使長ルーシェルの失敗は、誰が解怨しなければならなかったのか。その責任は堕落の末裔に生まれ、真の家庭のメンバーに対し天使長の立場にある食口たちが担うべき責任分担であった。
これは、お父様の膝元で50年以上の間、愛とみ言で直接育てられたお父様の最側近指導者が代表的責任を果たさなければならなかった。
その責任を全て成す為にお父様は直系の息子よりも教権勢力に渾身の力を尽くし、愛と精誠を尽くし、み言をもって養育された。
彼らには、このようなお父様の深い摂理的愛があったことを知っていたのだろうか?
神様がアダムとエバを創造される前に、天使長ルーシェルと協力して天地を創造されたように、お父様は統一教会指導者を天使長圏に立てた。そして自ら責任分担を理解できるようにされた。
お父様は真の家庭を、6000年前のエデンの園におけるアダム家庭として築かれた。そして天使長がサタンとなり、アダム家庭を堕落させたエデンの園の曲折を、そのまま再現した立場で責任分担を遂行しなければならない為、真の家庭にサタンが侵入することを許されるしかなかった。
世界全体を接ぎ木して、先生の息子娘を最後に接ぎ木するのです。そのような意味で先生の家庭までもサタンが侵入することを許可したというのです。様々なことがありました。
資料:み言選集 312巻179ページ 1999.10.15 <祝福を通じた摂理>