脱ケミカルデイズ

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タミフル耐性ウイルス発見

2014年01月29日 | 

産経ニュース2014.1.28 21:14
タミフル耐性ウイルス、北海道、神奈川など5道府県で発見

 抗インフルエンザ薬「タミフル」などが効きにくいH1N1型のインフルエンザウイルスが、5道府県で見つかったことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

 まとめによると、ウイルスは北海道15人、山形県2人、大阪府1人、神奈川県1人、三重県1人の計20人の患者から見つかった。いずれも抗インフルエンザ薬の「タミフル」と「ラピアクタ」への耐性があった。「リレンザ」「イナビル」に耐性を持つウイルスは見つかっていない。

 札幌市のケースでは患者同士が直接接触した形跡はなかったが、ウイルスの塩基配列はほぼ同じだったといい、感染研では「耐性を持ったウイルスが札幌市内で広がっている可能性がある」としている。

 H1N1型は平成21年に新型として国内で流行。A香港型に比べ、若い世代も重症化の恐れがあるとされる。タミフルなどへの耐性を持ったウイルスが見つかったことについて、感染研は「医療機関での薬剤の選択を検討するため、状況を注意深くモニタリングする必要がある」としている。