脱ケミカルデイズ

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マルハニチロ子会社 農薬の毒性を過小評価して発表

2014年01月01日 | 農薬

産経ニュース2013.12.31 18:55
健康基準、独断で公表 マルハニチロ子会社 農薬の毒性を過小評価
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131231/crm13123118560013-n1.htm

 マルハニチロホールディングスの子会社アクリフーズの群馬工場(群馬県大泉町)で製造した冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、アクリ社が当初、マラチオンの毒性について厚生労働省などに問い合わせず公表していたことが31日、分かった。

 アクリ社は混入が発覚した12月29日、「体重20キロの子どもが一度に60個のコロッケを食べないと毒性が発症しないレベル」と説明していたが、31日未明の記者会見で「子供なら8分の1個食べると健康に影響する恐れがあるレベル」と訂正した。両社によると、当初は投与した動物の半数が死ぬ値を使い、体重1キロ当たり1~10グラムで毒性が発症すると計算したが、本来は一度に摂取した場合に吐き気や腹痛など健康への影響が出始める体重1キロ当たり2ミリグラムで計算すべきで、大きな差が出た。アクリ社は31日の記者会見で、マラチオンが検出されたのは7商品9個になったと発表。共通の原材料は砂糖と食塩のみで、検査で異常はなかったとしている。