こんにちは。ひろみです。
レコードを整理してたら、加藤茶さんのイラストがジャケットの「タブー」(Tabu)を見つけました。↓
加藤茶さんの「ちょっとだけよ」で有名なあの曲です。
ペレス・プラード楽団のマンボの曲で、この楽曲で社交ダンスを踊るとしたら、ルンバかチャチャチャかな。
でも「8時だョ!全員集合」での加藤 茶さんがコントのイメージが強すぎて、いい曲なのに使えない曲です。(加藤茶のコントを見たことがある人は、この曲を聴くと、多分そのイメージしかわかなくて「ちょっとだけよ」「あんたも好きね~」と頭の中で聞こえてきそう。)
原曲は、キューバのマルガリータ・レクォーナが1934年に作曲したもので、もともとソン・アフロというリズムで書かれた黒人奴隷をテーマにした歌なのですが、日本ではペレス・プラードのバージョンが有名で、官能的な雰囲気からか、ストリップ劇場などのBGMで使用されてそうなので、コントを作られた時、そんなイメージだったんだろうなと思います。
このコントのおかげで、ペレス・プラードの「タブー」が1973年にリバイバルヒットしたそうなので、よかったんでしょうけど、同じ音楽でも編曲や聞く人によっても感じ方が違うので、マルガリータ・レクォーナさんも、こんな風に変わってしまうとは思ってもいなかったでしょうね。