2学期が始まったばかりなのに、早くもインフルエンザによる学級閉鎖のニュースが流れました。
RSウイルスも相変わらず流行しています。
インフルエンザ、RSウイルス、ともに冬の感染症の代表格なのに・・・。
■ インフルエンザで学級閉鎖 東京都の小学校
(2017/9/ 6:J-CASTヘルスケア)
東京都教育委員会は2017年9月5日、大田区の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖の報告があったと発表した。
この学校は、在籍児童数306人、学級数12学級の萩中小学校。9月5日現在、3年生の1学級で全児童23人のうち8人が欠席、インフルエンザと診断された児童もいたという。
閉鎖期間は9月6日~7日としている。
インフルエンザは、気温が高い今の時期でも油断できない。沖縄県では7月、小学校と高校で1校ずつ学級閉鎖となっていた。
<関連記事>
■ インフルエンザは夏でも油断禁物 都内で感染例、沖縄では学級閉鎖
(2017/7/21:J-CASTヘルスケア)
インフルエンザは、低温で乾燥した真冬に流行する病気と考えがちだ。では真夏なら心配ないか、といえば決してそうではない。
沖縄県那覇市の保健所管内では、インフルエンザの流行により一部学校で学級閉鎖となった。東京都内でも、夏真っ盛りの今の時期に感染報告がある。
東京都感染症情報センターの7月19日時点でのデータを見ると、第28週(7月10日~16日)の都内のインフルエンザ罹患(りかん)者の報告数は、男女あわせて29人となっている。無論ピーク時に比べればずっと少ないが、手洗いやうがいといった予防をしておいて、損はないだろう。
2年前の7~8月には高齢者施設で集団感染
都内では夏の感染者数は少ないが、那覇市に目を移すと事情は一気に変わる。那覇市保健所は7月13日、同市内で第27週(7月3日~9日)のインフルエンザの定点報告が、1定点当たり10.42人となり、感染症流行注意報の基準となる同10.0人を超えたと発表した。過去5週で見ると増加傾向で、人数は「A型」が63人、「B型」が56人。小学校と高校で1校ずつ、学級閉鎖となった。インフルエンザによる入院患者も、10~14歳で1人、80歳以上で3人出ていた。
那覇市では2年前、2015年7月末~8月初めに高齢者施設でインフルエンザB型の集団感染が報告されている。国立感染症研究所のウェブサイトによると、入所者44人中41人が発熱し、診断キット検査によりインフルエンザ陽性と判明したのは33人と、発熱者の8割に上ったという。インフルエンザによる入院者や死者は出なかったが、2次感染による細菌性肺炎が4人に見られ、うち2人が入院・治療を受けた。
年間を通して気温が高い東南アジアでは、雨季にインフルエンザの流行が見られる。亜熱帯地域の沖縄でも、同じような傾向だ。
沖縄の南西に位置するマカオの特別行政区政府衛生局は2017年7月18日、インフルエンザの夏季流行時期に入ったとして注意喚起を出した。最新情報となる第28週(7月10日~16日)の患者数は1000人あたり117人で、通常時期の4倍。子どもの患者数は同214人と、通常時の2倍に達した。マカオも沖縄と同様に、亜熱帯気候に属している。
RSウイルスも相変わらず流行しています。
インフルエンザ、RSウイルス、ともに冬の感染症の代表格なのに・・・。
■ インフルエンザで学級閉鎖 東京都の小学校
(2017/9/ 6:J-CASTヘルスケア)
東京都教育委員会は2017年9月5日、大田区の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖の報告があったと発表した。
この学校は、在籍児童数306人、学級数12学級の萩中小学校。9月5日現在、3年生の1学級で全児童23人のうち8人が欠席、インフルエンザと診断された児童もいたという。
閉鎖期間は9月6日~7日としている。
インフルエンザは、気温が高い今の時期でも油断できない。沖縄県では7月、小学校と高校で1校ずつ学級閉鎖となっていた。
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■ インフルエンザは夏でも油断禁物 都内で感染例、沖縄では学級閉鎖
(2017/7/21:J-CASTヘルスケア)
インフルエンザは、低温で乾燥した真冬に流行する病気と考えがちだ。では真夏なら心配ないか、といえば決してそうではない。
沖縄県那覇市の保健所管内では、インフルエンザの流行により一部学校で学級閉鎖となった。東京都内でも、夏真っ盛りの今の時期に感染報告がある。
東京都感染症情報センターの7月19日時点でのデータを見ると、第28週(7月10日~16日)の都内のインフルエンザ罹患(りかん)者の報告数は、男女あわせて29人となっている。無論ピーク時に比べればずっと少ないが、手洗いやうがいといった予防をしておいて、損はないだろう。
2年前の7~8月には高齢者施設で集団感染
都内では夏の感染者数は少ないが、那覇市に目を移すと事情は一気に変わる。那覇市保健所は7月13日、同市内で第27週(7月3日~9日)のインフルエンザの定点報告が、1定点当たり10.42人となり、感染症流行注意報の基準となる同10.0人を超えたと発表した。過去5週で見ると増加傾向で、人数は「A型」が63人、「B型」が56人。小学校と高校で1校ずつ、学級閉鎖となった。インフルエンザによる入院患者も、10~14歳で1人、80歳以上で3人出ていた。
那覇市では2年前、2015年7月末~8月初めに高齢者施設でインフルエンザB型の集団感染が報告されている。国立感染症研究所のウェブサイトによると、入所者44人中41人が発熱し、診断キット検査によりインフルエンザ陽性と判明したのは33人と、発熱者の8割に上ったという。インフルエンザによる入院者や死者は出なかったが、2次感染による細菌性肺炎が4人に見られ、うち2人が入院・治療を受けた。
年間を通して気温が高い東南アジアでは、雨季にインフルエンザの流行が見られる。亜熱帯地域の沖縄でも、同じような傾向だ。
沖縄の南西に位置するマカオの特別行政区政府衛生局は2017年7月18日、インフルエンザの夏季流行時期に入ったとして注意喚起を出した。最新情報となる第28週(7月10日~16日)の患者数は1000人あたり117人で、通常時期の4倍。子どもの患者数は同214人と、通常時の2倍に達した。マカオも沖縄と同様に、亜熱帯気候に属している。