先日、OECDの国際学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)の結果が発表されました。
え、聞いたことがない?
■ 国際学力テスト(PISA)、日本「学力向上」順位上げる
(The Huffington Post 2013年12月05日)
経済協力開発機構(OECD)は12月3日、世界65カ国・地域の15歳約51万人を対象に2012年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本の平均点は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の全3分野で2000年の調査開始以降で最も高く、順位も前回を上回った。2003年の調査で順位が急落した「PISAショック」をきっかけに、「脱ゆとり教育」へ転換したことが功を奏したとみられる。
PISAは2000年から3年ごとに行われ、今回が5回目。「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野で、15歳の生徒がそれまでに身につけた知識や技能を実生活で生かす能力を測る。OECD加盟国の受験者平均が500点になるように換算される。
日本では191校約6400人が受験。その結果、平均点は「読解力」が538点(前回520点)で4位(前回8位)。「数学的リテラシー」は539点(529点)で7位(9位)、「科学的リテラシー」は547点(539点)で4位(5位)といずれも上昇した。習熟度レベルをみると、上位層の割合が減少し、上位層の割合が増加している。
上の記事の図表(リンク先・・・国を選択すると表示が変わる)は画期的ですね。
今回の結果を示す表を産経新聞より拝借;
一目瞭然ですが、アジアが上位を独占しています。
それも、上海や香港など国というより都市がトップ。
国単位で見ると日本はいい線行ってますね。
ヨーロッパ諸国はショックを受けていることでしょう。
ちなみに、今までの順位経過図もどうぞ(産経新聞より);
★ OECD:PISAの公式サイト(データが公開されています)
欧米の中で優等生だったフィンランドは落ちる一方。
日本の論調はおおむね「2003年ショック(順位がガタ落ちした)を教訓にゆとり教育を見直した成果」というものです。
一方、世界の反応は・・・NHK-BSのワールドニュースによると、ヨーロッパ各国首脳は「アジアの学習法には学ぶべきものがある」と口を揃えてコメントしていました。
アジアの学習法とは?
ニュース番組の中で「韓国式学習法(韓国式教育)」と表現したその実態は、学校の授業終了後も放課後居残って宿題を仕上げ、帰宅後は塾に行くという勉強三昧の日々・・・1日13時間勉強に費やすそうです。
これを見せられたフランスの子どもたちは「他に何にもできないじゃないか」「家族と過ごす時間は?」「こんな生活したくない」と驚きあきれる始末。
事実、韓国学習法を取り入れている国々や都市では子どものうつ病なども増えているそうです。
なんだかなあ。
韓国の子どもたちが心配です。
以前、韓流アイドルの危うさをブログに書いたことがありました。
★ 「少女時代」考
韓国全体がこんな雰囲気に飲み込まれているようですね。
努力を強いられるつらい生活をしていると、人間は他罰的になりがちです。
韓国の反日感情はその歪みが形になったものの一つのような気がします。
家族関係・対人関係の充実よりも、学力が優先される社会・・・そのような中で鍛え上げられたエリート達が社会を動かすのは危険極まりないと言わざるを得ません。
え、聞いたことがない?
■ 国際学力テスト(PISA)、日本「学力向上」順位上げる
(The Huffington Post 2013年12月05日)
経済協力開発機構(OECD)は12月3日、世界65カ国・地域の15歳約51万人を対象に2012年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本の平均点は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の全3分野で2000年の調査開始以降で最も高く、順位も前回を上回った。2003年の調査で順位が急落した「PISAショック」をきっかけに、「脱ゆとり教育」へ転換したことが功を奏したとみられる。
PISAは2000年から3年ごとに行われ、今回が5回目。「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野で、15歳の生徒がそれまでに身につけた知識や技能を実生活で生かす能力を測る。OECD加盟国の受験者平均が500点になるように換算される。
日本では191校約6400人が受験。その結果、平均点は「読解力」が538点(前回520点)で4位(前回8位)。「数学的リテラシー」は539点(529点)で7位(9位)、「科学的リテラシー」は547点(539点)で4位(5位)といずれも上昇した。習熟度レベルをみると、上位層の割合が減少し、上位層の割合が増加している。
上の記事の図表(リンク先・・・国を選択すると表示が変わる)は画期的ですね。
今回の結果を示す表を産経新聞より拝借;
一目瞭然ですが、アジアが上位を独占しています。
それも、上海や香港など国というより都市がトップ。
国単位で見ると日本はいい線行ってますね。
ヨーロッパ諸国はショックを受けていることでしょう。
ちなみに、今までの順位経過図もどうぞ(産経新聞より);
★ OECD:PISAの公式サイト(データが公開されています)
欧米の中で優等生だったフィンランドは落ちる一方。
日本の論調はおおむね「2003年ショック(順位がガタ落ちした)を教訓にゆとり教育を見直した成果」というものです。
一方、世界の反応は・・・NHK-BSのワールドニュースによると、ヨーロッパ各国首脳は「アジアの学習法には学ぶべきものがある」と口を揃えてコメントしていました。
アジアの学習法とは?
ニュース番組の中で「韓国式学習法(韓国式教育)」と表現したその実態は、学校の授業終了後も放課後居残って宿題を仕上げ、帰宅後は塾に行くという勉強三昧の日々・・・1日13時間勉強に費やすそうです。
これを見せられたフランスの子どもたちは「他に何にもできないじゃないか」「家族と過ごす時間は?」「こんな生活したくない」と驚きあきれる始末。
事実、韓国学習法を取り入れている国々や都市では子どものうつ病なども増えているそうです。
なんだかなあ。
韓国の子どもたちが心配です。
以前、韓流アイドルの危うさをブログに書いたことがありました。
★ 「少女時代」考
韓国全体がこんな雰囲気に飲み込まれているようですね。
努力を強いられるつらい生活をしていると、人間は他罰的になりがちです。
韓国の反日感情はその歪みが形になったものの一つのような気がします。
家族関係・対人関係の充実よりも、学力が優先される社会・・・そのような中で鍛え上げられたエリート達が社会を動かすのは危険極まりないと言わざるを得ません。