還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

政治家の腹芸

2010-11-09 22:24:42 | 日記
尖閣領海侵犯事件のビデオ流出が問題になっているが、大多数の国民は「よくやった」と思っていることだろう。
海上保安庁職員が法に従って中国の暴力漁船を拿捕したのに、情けない政府が中国の圧力に屈して釈放してしまった。
我々が交通違反をして、取締りのパトカーに体当たりをして逃げたら、それこそ警察は面子をかけてつかまえるだろうに・・・。

いくら経済面で中国の恩恵を受けているといっても、ああまで中国に馬鹿にされて、まだ戦略的互恵関係云々と言っている情けない国だ。
西洋諸国の侵略から日本を守ろうとした明治維新の志士たちや、お国のためと死んでいった特攻隊員たちは、今のこの国のあり様を見てどう思うのだろう。

中国の国内事情や今後の経済・外交関係を考慮して正式にビデオ公開はできないが、中国の主張がでたらめであることを全世界に知らせるために、わざと政府の誰かが隠密裏に流出を指示したのであれば、まだ見込みがあると思うし、真実はそうであってほしい。
そうであれば命をかけて任務にあたっている海上保安官たちも少しは救われるであろう。

そんな芸当のできる政治家が今の民主党にいるのだろうか?


北方領土問題にしても、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して参戦し武力で占領してしまった卑怯なロシアに甘く見られてしまっている。

こんな時には、しかるべき政府の誰かに「昨今の北朝鮮や中国・ロシアの動向を考えるに、我が国も核兵器の開発の検討を始める必要がある」くらいのことを言わせて、首相が「唯一の被爆国である我が国の国民感情を考えると、そんなことは一切考えていない、彼の心情は痛いほど理解できるがこの際、泣いて馬稷を切る」
と言って罷免するぐらいのことをすればよい。

ガキ大将が珍しい物をもっている子供に「ちょっと貸せや」と言って、取り上げてしまうようなことをされているのだ。
腕力ではかなわないので相手の言うままになっている子供でも、ポケットにナイフでも持っていそうな格好でもすれば、さすがのガキ大将も二の足を踏むだろう。


政治は素人が思うほど単純に考えることはできないだろうが、とにかくどんな手を使ってでも国を守らなければいけないのだから。


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