還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

伊良湖岬灯台(愛知県)

2015-01-27 23:06:54 | 灯台巡り
いらごみさき灯台
2014年4月27日(1020-1330)訪問

昭和 4年(1929)11月20日 初点灯 
平成14年(2002) 3月    改築

初点プレート 
愛知県田原市伊良湖町古山
(34.34.34N  137.01.09E)
高さ  地上~塔頂:14.8m  水面~灯火:15.5m
白色塔型(円形)コンクリート造り

LED灯器
灯質  等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 1.7万カンデラ?
光達距離 5海里(約9km)

渥美半島の先端・伊良湖岬に立つ中型灯台で、向かいの神島灯台と対になって三河湾内の衣浦港や三河港に出入りする船舶の指標となっています。
日本の灯台50選にも選ばれています。

左前方が三島由紀夫の「潮騒」の舞台にもなった神島

中腹(左側の漁船の前方)に神島灯台が点のように見えます。

伊良湖水道は伊勢湾や三河湾内の各港に出入りする船舶が輻輳する難所であり船舶航行の安全を図るため、「伊勢湾海上交通センター」が丘の上に設置され海上交通情報の提供と航行管制の業務を行っています。

灯台から伊良湖港方向へ約600m歩くと伊勢湾フェリーの乗り場に併設されるような形で道の駅「伊良湖クリスタルポルト」があります。
1階には椰子の実博物館があり南の島から流れ着くヤシの実をメインテーマにして、渥美半島の歴史や文化、自然を紹介している。
島崎藤村が歌った有名な詩「名も知らぬ遠き島より 流れよる椰子の実一つ ふるさとの岸を離れて・・・♪」ですが、これは民俗学者柳田国男がこの地(恋路が浜)で椰子の実を発見したのがきっかけだそうです。

道の駅から灯台を経由して恋路が浜まで続く約1.1㎞の遊歩道が整備されているので、青い海を眺めながらゆっくりと散策しました。

恋路が浜
ここも千葉県銚子市の君ヶ浜によく似た美しい海岸です。
大きな駐車場もありいろんな店がたくさん出ている。

有名な観光地なのでR42経由で迷うことなく到達できます。
車は恋路が浜か道の駅の駐車場(いずれも無料)を利用すれば灯台はちょうど中間になります。


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