還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

九州キャンピング旅行記3

2010-05-10 22:06:07 | 旅行
4月28日 鹿児島3日目(錦江湾沿いに喜入~桜島~大隅半島)

朝6時に起床、コーヒーと昨夜近くのスーパーで買った食パンをガスコンロであぶって朝食にした。
7時20分に道の駅を出発。


==福山黒酢情報館「壺畑」(0950-1030)==

観光地ではないが妻の希望で霧島市福山の黒酢情報館へ寄る。
名前からてっきり公営か業界団体の運営かと思っていたがそうではなくて、「坂元醸造」という
1メーカーの運営であった。
私達二人だけにもかかわらず担当の人が親切に案内して下さった。
桜島を目の前にした段々畑のような土地に数え切れないくらいの信楽焼きの壺が並べてあり、
職人が仕込みから熟成まで手作業で行っているとのことだった。



==道の駅「たるみず」(1100-1300)==

規模、眺望とも今までの道の駅でも最高の部類にはいるところだ。
全長60mの足湯(かけ流し)につかり桜島を目の前に眺めながら昼食を食べた。

ここにいる間だけでも桜島は2~3回小噴火を繰り返していて噴煙が上がっていた。

本当はここで宿泊したかったが、あいにく水曜日で温泉施設が定休日のため次へ足を進める事にする。



==桜島(1310-1400)==

溶岩展望所・・大正3年の大噴火の後を眺めながら散策する、防空壕のような避難所が設けてあり
       今でも活動している火山であることを再認識させられる。
       (実際翌日に爆発的小噴火が起こってかなり遠くからでも噴煙が高く上がっているのが
       見えた)

黒神大鳥居・・同じく大正3年の大噴火でほとんどが埋まってしまった鳥居を見たくて車を走らせた。
       駐車場もなく看板がなければわからないような場所にあって、ぼんやりしていると
       行き過ぎてしまうところであった。

       知らずに黒神中学校の近くに車を停めたが、噴煙を掃いていた先生や生徒さんが
       「ちょっとならいいですよ、鳥居に行かれるんならここを通って行きなさい」と
       玄関を横切らせていただいた。
       鳥居の脇にここの中学生が作った説明資料や写真が展示されている小屋がある。       
       それによると当時8つの集落が埋没してしまい、この黒神地区も全戸が埋没して
       しまったそうである。この鳥居も上部1mだけが残り2mは埋まっているらしい。
       地震国日本ではどこにいてもそうだが常に地獄と隣り合わせで生活しているんだということを
       改めて実感した。


==道の駅「根占」(1550着)==

開聞岳が真正面に望め大浜海浜公園を前に眺望は最高だが、泊るのにはちょっと不安なところ。
明日朝に佐多岬に行きたいので仕方なくここに泊ることにする。
他にキャンパーは一台もなく夜は激しい雷雨もありちょっとしたスリルであった。




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