還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

下手な考えは休むに似たり?

2016-09-17 23:14:26 | 家庭菜園
トウモロコシの無農薬栽培でアワノメイガの幼虫の被害に頭を悩まされている方は多いと思います。
私も毎年被害に頭を悩ましていました。

そこで数年前から受粉直後に雄穂を切り落としてきました。
アワノメイガは葉裏に産卵し、幼虫が雄穂から茎を通って実を食害するので、これは結構効果がありました。
しかし、これは雄穂を切り落とすタイミングが問題で、早過ぎると受粉が不完全で歯抜けトウモロコシになってしまう。
また遅すぎると幼虫の侵入を許してしまう。

私の友人のように雄穂にいる幼虫を毎日ピンセットで捕殺するのがもっとも確実な方法だと思いますが、これは中々大変です。
そこで今年は全体を網目4ミリの防風網で覆ってみました。

アワノメイガの体長は2cm程度なので成虫の侵入は完全にシャットアウトできるので、今年はきれいなトウモロコシを収穫できると楽しみにしていました。

ところが収穫時期になっても茎は5ミリ位の太さのままで

実もまったく不完全で食用にはなりません。

どうも網が青色で日光をほとんど遮ってしまっているのではないかと推定しています。
トウモロコシは特に太陽光を必要とし、日照時間が生長に恐ろしいほど影響するらしい。
植物の光合成は朝から午後2時頃までに行われるので、特にこの時間帯に太陽光があたらなければ致命的です。

来年は網を透明に近いものにするか、雄穂を切り落とす方法に戻すか、どちらかにしなければ・・・。