還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

節分に思うこと

2016-02-03 21:47:55 | 日記

時と共に時間の過ぎ去る速さが加速度を増してくるのは高齢者共通の感覚だが、残る時間を少しでもゆっくりとあがいてみる。
しかし無駄な努力をあざ笑うかのように今日はもう節分。
すっかり定着した感のある節分行事だが、年寄り二人で寂しく黙々と恵方巻をほおばる。

完全退職を機に入学した高齢者大学も2年が過ぎた。
一年目は新しい環境ということもあり長く感じた一年だったが、この一年はあっという間に過ぎた一年だった。
これは同級生と話してみてもみんなが一様に感じていることである。
人間は『変化』が少ないと、しばらくして振り返ったときに、その時間の経過をあっという間だったと感じ、『変化』が多いと、長かったと感じるとも言われている。
まさにそれを実感した一年だった。
残り少なくなった時間を充実して有意義に過ごすためのヒントがここにあるようだ。

今年は退職後の生活の変化を求めて「シルバー人材センタ」に登録しました。
今月の説明会を聞いたうえで、気に入った仕事があれば3月から始める予定。
気に入らなかったり、他に用事がある時は断ってもいいので現役時代とは違って気楽に働けるのが魅力です。

平均寿命を考えれば残された時間はあと13年、過ぎてきた時を思えばあっという間の時間です。
それまでに突然お迎えが来ても悔いのないように、少しでも有意義に充実した時を過ごしたいものです。