夢中人

sura@cosmic_a

長崎みなと薪能

2005年11月03日 | 狂言
本日、観に行ってきました。「長崎みなと薪能」

今年にはいって3回目の狂言。完全にはまってます。

今回の薪能は室内ということで、燃え上がる火は薪ではなく
「ガス」の炎でした。
なので、火の粉や煙が舞い上がったりなどはなかったのが残念。
「幽玄の世界」とは、あの薪があってこその表現なんじゃないかと
思うんです。

そして今回3回目ということで、だいぶ慣れてきました。
何に慣れたかというと「間」にです。
得に「能」の間はすごい。
主役の人が舞っている時など、たまにピタッと止まったまま
動かない時があるんです。
・・・いつになったら動くんだろう・・・?なんて思ってると
ゆっくり、ゆっくり動きだす。。。
それでも薪が使われていれば炎の熱で陽炎ぽくみえたり
煙や火の粉の奥で演じられているので、それはそれで「幽玄の世界」として
美しく見えるのです・・・が、本日はガスであって、炎の演出がなかった。
そのせいか本日の演目は刀を振りかざすなど、いままで観てきたなかでは
ハードアクション気味だった気がします。

うん。でも観てよかった。
萬斎さまにまたお会いできたんだもん。言うことない。

でもよぉ、萬斎さまこの半年くらいの間で長崎県内での公演を
3回もやってるんだよ。
ものすごくハードスケジュールじゃない?
どんなに売れているライブバンド(死語かな?)でも
1年に1回来るか来ないかなのに、ここ半年で3回!
長崎だけじゃないんだよねぇ。その他、福岡や宮崎や。。。あちこちにも
まわっていらっしゃる。。。。

ファンとしてはうれしいけど、お身体お大事にされてください。
萬斎さまがいらっしゃる時は行ける範囲で観にいき続けます~。
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