博多座に坂東玉三郎さん演出の「アマテラス」を観に行きました。天の岩屋戸のストーリー。
この坂東玉三郎さん演出の「アマテラス」。一言でいうと、持ってかれました。持っていかれてしまいました。。。
博多座で「アマテラス」があると気付いた時には、すでにチケットは無く「え~それ困る」と思ったのですが、当日券があるということで、それで観る事が出来ました。場所は3階の一番後ろの立ち見席。そこの場所から観ても、なんというんですか、玉三郎マジック。。。いやマジックじゃない。あれはマジックじゃない。そんなんじゃなくて、魅力。。。うん、魅力。。。という範囲で抑えられない、なにかわからない、わからない。。。とにかく、とにかく持っていかれてしまいました。私的には、とにかく持っていかれているので、その舞台が観たいワケです。で、なんとか3回は観る事が出来、幸運なことに、そのうちの1回は、前から3番目の席だったと思うんですけど、そこで観ることが出来たんです。
見る場所が、遠くても近くても同じように感じたことなんですけど、霊的なんですね。玉三郎さんの舞台を観るのは今回が初めてで、まだ他の舞台を観ていないので、感じ的にどう言っていいかということなんですが、霊的なものを感じました。神の世界を描いているからというわけでもなさそう。舞台の上の玉三郎さんに触れると、手がスッと玉三郎さんの身体を通り抜けていきそうな感じでした。あともう一つ感じたのは「無」。「無」と「美」ってなにか繋がりがあるのだろうなぁ。
第一幕で、玉三郎さんが踊っていらっしゃったんです。なんと言っていいかわからないのですが、おそらく、すごい技が入ってる踊りではないと思うのですが、なんか惹きつけられるというか魅入ってしまう。それは、遠くから観ていても同じように思いました。その踊りは、私にとって「自由」でした。衣装はオレンジ色で、それは空に映ったり、海に映ったり、泡になったり、鳥になったり、玉三郎さんのアマテラスは自由。自由自在。もう、魅入る以外なかった。。。
坂東玉三郎さんは歌舞伎役者さんで立女形。女形の存在の事をあまり考えた事はなかったんですけど、今回、玉三郎さんを観て思ったのは、自分的にはおそらく、目の前にいる演じられている女の人は、まさに女という感じなのだけれど、演じているのは男性であって、女っぽく女を演じているのだけれど、もともとは男であって、女のでありながら、時たまチラッとみえる男の気配に惹きつけられるというか、キュンとくるんですね。まさに胸キュン。というかですね、そういうミステリアスな魅力に憧れているのだと思う。憧れの人。
玉三郎さんのホームページを見て文章とかを読んでいると「進行形」というのを感じます。それらの文章も丁寧な言葉使いや気配りで一見女性風な感じなんですけど、やっぱり男性的なところを感じたりする。
玉三郎さんの存在は、以前から知ってはいたのですが、やはり、歌舞伎というか梨園の人で、梨園といったら。。。どうかなという感じで、あまり触れない方がいいのかなという感じでもあった。以前、ネットをいろいろ検索していたら、世田谷パブリックシアターの時のアマテラス公演のページをたまたま見て、これ観たいなと思ったのですが、その時はすでに終わっていて観れなかったんです。でも、いつか観るだろうなぁぐらいな予感はありました。あれから月日は経ちましたが、今回観る事ができました。
本当に観に行ってよかったと思います。1回目観た時に、泣く場面でもないのに泣いてしまったんです。日本にはなんてすばらしいものがあるのだろうって、心から感動してしまったんですね。多くの方々はすでにずっと以前から気付いていらっしゃったのだと思うのですが、私は今回初めて気付きました。輝く国の宝を、また一つ見つけました。
この坂東玉三郎さん演出の「アマテラス」。一言でいうと、持ってかれました。持っていかれてしまいました。。。
博多座で「アマテラス」があると気付いた時には、すでにチケットは無く「え~それ困る」と思ったのですが、当日券があるということで、それで観る事が出来ました。場所は3階の一番後ろの立ち見席。そこの場所から観ても、なんというんですか、玉三郎マジック。。。いやマジックじゃない。あれはマジックじゃない。そんなんじゃなくて、魅力。。。うん、魅力。。。という範囲で抑えられない、なにかわからない、わからない。。。とにかく、とにかく持っていかれてしまいました。私的には、とにかく持っていかれているので、その舞台が観たいワケです。で、なんとか3回は観る事が出来、幸運なことに、そのうちの1回は、前から3番目の席だったと思うんですけど、そこで観ることが出来たんです。
見る場所が、遠くても近くても同じように感じたことなんですけど、霊的なんですね。玉三郎さんの舞台を観るのは今回が初めてで、まだ他の舞台を観ていないので、感じ的にどう言っていいかということなんですが、霊的なものを感じました。神の世界を描いているからというわけでもなさそう。舞台の上の玉三郎さんに触れると、手がスッと玉三郎さんの身体を通り抜けていきそうな感じでした。あともう一つ感じたのは「無」。「無」と「美」ってなにか繋がりがあるのだろうなぁ。
第一幕で、玉三郎さんが踊っていらっしゃったんです。なんと言っていいかわからないのですが、おそらく、すごい技が入ってる踊りではないと思うのですが、なんか惹きつけられるというか魅入ってしまう。それは、遠くから観ていても同じように思いました。その踊りは、私にとって「自由」でした。衣装はオレンジ色で、それは空に映ったり、海に映ったり、泡になったり、鳥になったり、玉三郎さんのアマテラスは自由。自由自在。もう、魅入る以外なかった。。。
坂東玉三郎さんは歌舞伎役者さんで立女形。女形の存在の事をあまり考えた事はなかったんですけど、今回、玉三郎さんを観て思ったのは、自分的にはおそらく、目の前にいる演じられている女の人は、まさに女という感じなのだけれど、演じているのは男性であって、女っぽく女を演じているのだけれど、もともとは男であって、女のでありながら、時たまチラッとみえる男の気配に惹きつけられるというか、キュンとくるんですね。まさに胸キュン。というかですね、そういうミステリアスな魅力に憧れているのだと思う。憧れの人。
玉三郎さんのホームページを見て文章とかを読んでいると「進行形」というのを感じます。それらの文章も丁寧な言葉使いや気配りで一見女性風な感じなんですけど、やっぱり男性的なところを感じたりする。
玉三郎さんの存在は、以前から知ってはいたのですが、やはり、歌舞伎というか梨園の人で、梨園といったら。。。どうかなという感じで、あまり触れない方がいいのかなという感じでもあった。以前、ネットをいろいろ検索していたら、世田谷パブリックシアターの時のアマテラス公演のページをたまたま見て、これ観たいなと思ったのですが、その時はすでに終わっていて観れなかったんです。でも、いつか観るだろうなぁぐらいな予感はありました。あれから月日は経ちましたが、今回観る事ができました。
本当に観に行ってよかったと思います。1回目観た時に、泣く場面でもないのに泣いてしまったんです。日本にはなんてすばらしいものがあるのだろうって、心から感動してしまったんですね。多くの方々はすでにずっと以前から気付いていらっしゃったのだと思うのですが、私は今回初めて気付きました。輝く国の宝を、また一つ見つけました。