夢中人

sura@cosmic_a

天秤

2009年08月21日 | Weblog
どうやら辞書などには、天秤の権力に繋がるような意味は書かれていないようです。
あれれ。。。どこを見ればいいのだろと思っていろいろネットで検索していたらタロットカードにあたりました。

「正義」というカード。
剣と天秤を持つ王座に腰掛けた女性が画かれています。
この女性は、何種類かのタロットカードがあるみたいなんですが、ウェイト版タロットでは、
ギリシャ神話の正義を象徴する女神アストライアないしその母・テミスがモチーフとされるとか。
天秤はアストライアの神話に由来する公正な裁きを意味し、
剣は大天使ミカエルが手にする断罪の証に由来すると言われる。
「正義」に描かれる象徴が一貫して訴えているのは、相反する力同士の調和のとれた結合である。
右手に挙げた黄金の剣はその持ち方から「武力」として振り回すのではなく
「支配」の証として、王が杖などを揚げるのと同様に扱われていることを示す。
また、左手の天秤は、均衡を保っているにもかかわらず左右の受け皿の大きさを変えて描かれている。
これは、「公平」とは常に「左右対称」を示すものではないという基本概念に則ったもので、
数学的な均衡よりも調和や機能的な美しさといった感性による均衡を示すことで
「正義」という形のみえないものを表わす要因となっている。
また、剣と天秤をもった女性の目は、そのどちらにも向けられること無く正面を見据えている。
社会の価値観や個人の感情によって常に普遍とはいかない「正義」という概念を
視覚的情報や感情に流されることの無いよう右にも左にも(象徴額的に)向けられていないのである。

なるほどですね。
天秤をいろいろ検索し続けると星座にもあたるんですよ。そこにもアストライアのことが書かれてあるんです。
そして、黄道中の星座のうちの1つなので元々はメソポタミア文明に由来を持つ可能性が高いとありました。
タロットカードでも、古代メソポタミアに存在したといわれるバベルの塔のカードが存在するみたいですね。

権力に繋がる天秤の意味は古代メソポタミアにあるのでしょうか。
古代メソポタミアからあるものは「ギルガメシュ叙事詩」。。。星座?タロット?
。。。何か意味がありそうですね。
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一聴惚れ

2009年08月21日 | Weblog
一番最初は、たまたま聴いたからタイトルも誰が歌っているのかもわからずでしたが、
そんな気になった曲というのは、よい曲だからしてどこかで聴くんですよね。
その時にタイトルなどをチェック。そんなのも縁なんでしょうね。

Acid Black Cherryの「優しい嘘
いい曲ですね。ひと聴惚れといいましょうかそんな感じです。
曲もいいし、また声もいい。
Acid Black Cherryのほかの曲もyahoo動画にて聴かせていただきましたが、いい感じです。
でも、なんといいましょうかミステリアスオタク系?女性っぽい感じもあったりでいろんな表情があるんですね。
なんかはまりそうな感じです。

優しい嘘【初回生産限定】【ジャケットA】
林保徳,売野雅勇,Noriyoshi Matsushita
エイベックス・エンタテインメント

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夏祭り

2009年08月15日 | Weblog
以前にも何度か訪れさせてもらったことのある黒島に夏祭りということで行ってきました。
友人の誘いだったのですが、夏祭りに遊びに行くというのではなく、お手伝いということで行ってきました。


お祭りのお手伝いというのを初めてしました。
そうたいしたことはしていないのですが、もしかしら、お祭りというのはつくり手の方が楽しいのかもしれないなと思いました。

お祭りが始まった頃は、天気がよくて、お祭り日和だなと思っていたのですが、中盤に結構強い雨が降ってきました。
でも、そんな雨の中でも、お祭り参加者の方々は輪になって盆踊りを踊られていました。
そして、盆踊りが終わったら、ものまねでテレビなどでご活躍されている斉藤ルミ子さんのショーがはじまりました。

  
↑斉藤ルミ子さん。聖子ちゃんになりきり中です。
ルミ子さんは、聖子ちゃんメドレーなどを歌ってくれました。
私はルミ子さんに釘付け。だって、聖子ちゃんにすごいそっくりなんですよ。瞬きの間やタイミング、頬の筋肉の力の入れようの感じとか、
ちょっとの振りまでもが聖子ちゃんそのものなんですよ。すごい。
ルミ子さんのショーが始まった頃は、まだ雨が降っていたのですが、2、3曲歌われた後くらいには上がりました。
本当は衣装変えもあったみたいなのですが、雨で構成が変更になったみたいでちょっと残念でした。
でも、ルミ子さんは、一生懸命に歌を歌っていらっしゃいました。

この雨が上がって周りを見渡すと、とても幻想的な景色が出来上がっていました。
広場に溜まった水に夏祭り会場の提灯が映って不思議な空間となっていたのです。
ルミ子さんのショーでも、ステージに水が薄っすらと溜まっていて、その中で歌われていたのですが、
ルミ子さんがちょっと動くたびに足元で水の波紋が広がっていくんですよ。
それもとても幻想的だったのですが、その幻想的な空間の中で、「ものまね」という日本伝統芸能の受け継ぎに通ずるもを観ているということに
ファンタジックなものを感じてしまいました。
。。。なんというか、宮崎駿さんの「千と千尋の神隠し」の空間にいるようでした。
お盆ということで、あの夏祭り会場には地元の方はもちろん、久しぶりに帰郷されていた方もいらっしゃるだろうし、
そしてまた、久しぶりに帰ってきた「霊」のいたのかもしれませんね。
そして、お祭り楽しいねって心で語り合っていたのかなぁ。。。そんな感じがします。
お祭りって、不思議空間なんですね。ある力が宿っているよう。
改めて大事な行事なんだなと感じました。
 

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a

2009年08月10日 | Weblog
ブログパーツにてひとことブログをはじめてみました。
たわいもないことから書こうと思っていますが、
ここがいったいどんな力を発揮するのでしょうか。
アイコンは「a」にしました。
最初はエジプト象形文字の「a」である鳥の絵がいいなと思っていたのですが、
いいのがなくて、アルファベット小文字の「a」をみていたら、
だんだんと「鳥」にみえてきて、「そっか、同じ意味なんだ」と思い「a」にしました。
よろしくです。
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文字

2009年08月07日 | Weblog
元航空幕僚長の田母神俊雄さんの「日本核武装論」を読みました。
サルでもわかるということで、どんなんかなぁ~と思って読んでみましたが、
この本に書いてある一文一文が印象的で、いろいろなことを感じさせていただきました。
サルでもわかる 日本核武装論 (家族で読める family book series 006) (家族で読めるfamily book series―たちまちわかる最新時事解説)
田母神 俊雄
飛鳥新社

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武器を持つこと(必要な兵器を装備するまで)を「抑止」といい、その武器を実際に運用するのを「対処」というんですね。
この「抑止力」を高めるということが大事なわけですね。私は、武器は使わなければただの物だといいましたが、
そうではなく、その存在自体が大きな力を発揮するんですね。
この本を読んでいて、いろんな文字が目につきました。国をまもるの「まもる」は「護る」なんだなとか、
あと、「覇権大国」なんてあって、「覇権」とはどういう意味だろうと思い、辞書を引いてみました。

覇権・・・覇者の権力。勝者の権力。

。。。なるほどですね。「権」はこないだみてみたんですけど、この「覇」にはどんな意味があるのだろと思い、またまた漢和辞典を引いてみました。

・・・(一)月の、光を発しない黒い部分(二)1、はたがしら。諸侯の長。特に武力によって天下を治める者をいう。王の対。覇者。2、かしら。長。3、川の名。覇水。渭水の支流。
(解字)形声。霸が正字。月が意府、ハが音符で、また、白い意を表す。三か月の白い光の意で伯に通じてかしら・旗がしらの意に用いる。覇は欲字。

。。。なるほどですね。
「覇」を使った文字で「覇道」というのがあったんですよ。

覇道・・・覇者のみち。仁義を軽んじ、武力を重視するやり方。王道の対。

この「仁義を軽んじ」というところが気になりました。仁義。。。なんというか、「仁義なきたたかい」なんて映画があったりであんまりいい印象はないのですが、「仁義」とはいったいなんなんだろうと思いました。

仁義・・・(1)仁と義。孟子が得に仁義を併称して強調したので、また道徳の意にも用いる。(2)「国」江戸時代、侠客などの間に行われた親分・子分の道、および初対面の挨拶。

。。。なるほど。。。「仁義」は「仁」と「義」にわかれるんですね。

・・・①いつくしむ。したしむ。②いつくしみ。したしみ「仁愛」③あわれむ。④なさけ。おもいやり。あわれみ。⑤めぐみそだてる。めぐみ。⑥しのぶ(忍)⑦ひと。ひとの心。また、心の本体。⑧うるおい。⑨有徳の人。「仁者」⑩徳教。徳化。⑪諸徳の総称。⑫さね。果実の中心にある、芽となる部分。(解字)会意。人と二と合字。二人が親しみあう意で、引いて、いつくしむ・親しむ意にに用いる。一説に、人を音符とする形声文字という。

・・・①よい(宜)よろしい。ただしい。ただしい道にかなっていること②のり。みち。人のふみ行うべき正しい道。正義。「仁義」③君臣あいだの道徳。五倫の一。「忠義」④人道のために尽くすこと。弱い者を助け、人の危急を救うこと。「義侠」⑤優れる。善行が人よりすぐれる。⑥わけ。むね。意味。「意義」⑦道理。⑧血族でない者が血族と同じような関係にあること。義理。「義兄弟」⑨かり(仮)。実物のかわり。「義足」
(解字)会意。我と羊の合字。羊は善美に意で、わが礼儀行動のよろしきにかなう意。引いて、正しい・みちの意に用いる。一説に、形声。羊(美しい意)が意府、我(ガ)(転音ギ)が音符で、また、舞のすがたを表わす。美しい舞のすがたの意という。

これを読んでいると、なんだか宗教的な印象を受けました。
ちなみに私の携帯で「仁義」を調べてみると、①儒教で、根本理念とされる仁と義。いつくしみの心と人としてふみ行うべき正義。②人として守るべき道徳。また、社会生活を送る上で欠かせない礼儀上のつとめ。義理。③博徒・香具師などの社会に特有の道徳。また、その仲間の間で行われる初対面の挨拶。
儒教ですか。。。私の携帯によると「儒教」・・・孔子の教えを中心にして成立した政治・道徳の思想と教説。儒学の教え。
。。。そうですか。「孔子」なんですね。名前くらいは聞いたことがあります。孔子については後日調べたいと思います。

あと、気になるのがあって、「仁」と「義」の意味をみていくと、どちらも「徳」という字がはいっているんですね。
この「徳」という字は以前から私のブログでも何度か使っていますが、改めてその文字の意味を調べてみました。
そしてまた気になる文字もあったんですよ。それは「覇者」。意味をみてみると、
覇者・・・①徳によらず、武力によって天下を治める者。②競技などで優勝した者。
とありました。この「徳によらず」の「徳」。気になります。

・・・①品性として先天的または後天的に身に得ているもの。特にその中の正しくよいもの。②品性を向上させるために修得すべきもの。道徳。③めぐみ。恩恵。④トクする。めぐむ。⑤トクとする。ありがたく思う。⑥行為。節操。⑦はたらき。能力。作用。⑧おしえ。教化。感化。⑨真理。⑩さいわい(福)⑪徳をつんだ人。君子。賢者。⑫よい。りっぱな。「徳音」⑬天子の言動に冠する語。⑭利益。=得。
(解字)形声。徳は、ギョウニンベン(進み行く意)が意府、(ク ト)が音符で、また、のぼる(陟 チョ ク)意を示す。原義はのぼり行くこと。道徳の徳の字は、悳(直と心との会意文字)。後に悳の字がすたれ徳が悳に代わって用いられた。徳は略字。

。。。そうなんですね。
「徳」という字は、もともと「悳」だったんですね。「道徳」は「道悳」だったんですね。
これは「真っ直ぐな心の道」という感じでしょうか。「直」にもいろんな意味があって、曲がっていない。ゆがんでいない。他にも正しくする。曲がっているものをのばす。まっすぐにするなどなど他にも意味がありました。
・・・品性として先天的または後天的に身に得ているもの。得に、その中の正しく良いもの。徳の本字。
。。。でも、なぜこの文字は使われなくなったのでしょうか。いつ頃なんだろうか。それってわかるものなのかな。

それにしても、田母神さんの「日本核武装論」で気になった「覇権」という文字から「悳」という文字にたどり着きました。
「覇」は、今の権力の意味は「武力」だと文字が語っているようでした。
というか、そういう価値観があるんじゃないかな。それって勘違いっぽくない?
でも私は武力を否定しているわけではありません。抑止力という力はあったほうがいいんじゃないかな。。。そう感じます。 

「覇」という字には、「仁義」や「悳」という意味が入っていないわけですね。
「仁義」とは一言で言うと「愛」。「悳」は「修行」かな。「覇」は「武力」。
普通に考えると「仁義」や「悳」があって、その下に「覇」があるのではないだろうか。
これらの言葉を合わせて一つにした文字はないのだろうか。。。ありそうな気もする。
ムム~。。。ここ止まるはずがない。次に私の目の前に現れてくる文字はなんだろう。
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武器

2009年08月04日 | Weblog
前回書いたソマリアの事は、以前の話しなので、今はどのような状況なのかと気になった。
ソマリア沖に海賊がいるなどとの事を耳にしているので、あまり良くない状態であるだろうの予測くらいはできる。
そう思ってアクセスしたのが国連のホ-ムページ
いろんな所をみてみたら、毎日の動きという所がありました。。短い文章で書かれたブログみたいな感じ。
そこを読んでみると書いてありました。ソマリアのこと。
いや、ソマリアの事だけではない。他の国の事も書かれある。詳しくではないが3~5行の文章にいろいろな状況が記されている。
これを読むと、ソマリアの状況は以前とあまり変わっていないようだ。
ルワンダのこともあった。ルワンダの事は、少し前に女性達が中心となって新しい政府ができたというニュースをみたので、
いい状況になってきているんだろうなと思っていたのですが、内戦状況というのはまだあるんですね。
そしてまた、病気が蔓延している国の事などありました。
他にもスリランカのことなどもあって、この事に関しては、先日、テレビのニュースで、スリランカは内戦も終わり、
仏教の発生の地という事で観光客を呼び寄せるという取り組みがあるというのを聞きました。
私はスリランカが内戦状態にあったということをこのニュースで初めて知っりました。でもスリランカは終わったんですね。

それにしても、内戦状況の国というのがあるんですね。
なぜ内戦が起こるんだ。戦っている同士は、政府軍と反政府軍という感じだろうか。
もし、そうだとしたら、政府に立ち向かえるだけの武器を反政府が持っているということですよね。
だから戦えるわけだ。あんな軍事用の武器なんてそうそう手に入れることなんてできなさそうなのに。
。。。いわゆる武器商人がいるというわけですね。
その人達が反政府軍、つまり民間人に軍事用の武器を売っているという話を聞いたことがある。
その人達が武器を売らなければその戦争は起こりにくいだろうし、激化することも少ないのじゃないだろうか。
まぁ、武器がなくなったというだけで、この地球上から全ての争いごとが消えてなくなるというわけではないと思うのですが。。。

国だけが軍事用の武器を持っているということで内戦状況は防げるのかも。
もしくは、最小限に抑えることができそうな気がする。
もしそれがそうだとしたら、今の「権力」の意味は、他人を支配させ、服従させる力ということだから、
「権力」とは武器のことを言うのではないか。
だから核兵器を持っていると言うことが有利になると言うことなんだろうか。
これは、古代からある話なはず。確か、古代では、鉄の剣を沢山もっているほうが有利だったと聞いたことがあったように思える。
軍事力か。なるほどですね。
でも、武器と言ってもただの物であって、人が使って初めて武器になるんだ。
今の「権力」の意味合いは武器だと感じた。そしたらそれを使う人はなんなんだ。。。
そうだ権力というのは一見恐ろしい物ののようだがそれだけじゃないはず。
逆に人々を守り、争い事を最小限に食い止められるものなのかもしれない。
でもそれは1箇所に集中した場合なんでしょうね。
だとしたらその権力を握る人というのは、本物の愛がある人でなければいけなさそうですね。公平な愛。
。。。そう思ったんですけど、ちょっと抽象的かな。この権力を握る人に関しては、もっともっと深そうですよね。
うん。もっともっと深い。そう感じます。
だからもうちょっと考えてみます。
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権力

2009年08月01日 | Weblog
最近、「法」というのが頭から離れないんですよ。
ずっといろいろ考えて、最終的にその「法」を取りまとめて決めていくのは政治のお仕事でもあるんだろうなぁと考えていて、そういえば無政府状態の国があるときいたことがあったなと思った。
それはソマリア。
ソマリアは、アフリカ大陸の東北部に位置し「アフリカの角」と呼ばれているとか。
角?なんで角?角ってあまりいい意味合いでなないですよね。ソマリア国民はそう言われることをどんな風に思っているのだろう。
見方によっては額にあてた冠にも見えそうですけど。

ソマリアの事をネットで少しですが読みました。アフリカの他の国もそうだったのですが、このソマリアも長い歴史の中で他国の影響を受けているんですね。アフリカの国としては珍しく、単一民族、単一言語、単一宗教だとか。この状態だとなんだか一つにまとまりやすそうな感じですが、1960年に独立して以降、氏族同士の権力争いがあって武力衝突し無政府状態になったとか。
『それまで存在していた政府の大統領が逃亡の報が伝わると、ものすごい勢いで略奪があらゆるところで始まった。この国で機能しているものは、もうなにもなかった。独立から三十一年目、ソマリア国は消えてなくなった』と「ソマリア・レポート」にあったみたいです。
「この国で機能しているものは、もうなにもなかった」というのは、決まりごとやルールつまり「法」が機能しなくなったということなんでしょうね。それは国が無くなってしまうということに繋がるんですね。
それからソマリアは飢餓が広がり餓死者が続出するそうです。わずかにある食糧は武装した強盗集団に奪われたり、また国連、赤十字、NGO団体によって行われた食糧援助物資も武装勢力により強盗・略奪、そればかりかNGOへの襲撃・殺害もあったみたいで援助活動は阻害されたそうです。その武装勢力団は機関銃、大砲、戦車、装甲車など軍隊と呼べるような武器を持っていたそうです。でも、それらは軍隊ではなく、食糧ゲリラ、武装強盗団だったんですね。
そんな状態の時に、米国が主力となる国連平和維持軍が展開されたそうです。この活動で米国は大変な目にあったみたいですね。この事を最初に知ったのは、ルワンダのことを知ったときです。でも今回、ソマリアのことを考えてネットなどを観ていたら、「ブラックホークダウン」という映画にあたったんですよ。そして観てみました。映画の中では、ある作戦が展開されようとしているんです。その作戦は、計画通りにいけば1時間くらいで終わるもののようでした。時間帯は日中。場所は人々が多く住む市内。その計画にたずさわる人々は全てうまくいくと思っていた。でも、1機のヘリコプターが墜落したことで予想通りにはいかなかった。そのヘリコプターは市内に墜落し、そこに群集が詰め掛けたことで出口の見えない迷路の中に入ってしまったんです。
この映画の監督はリドリー・スコットさん。あのレオナルド・ディカプリオさん主演の「Body of Lise」も手がけられたんですね。私は「Body of Lise」も観ましたが、なぜかこの「ブラックホークダウン」もそうなんですが、 感想がでてこないんですよ。自分でもなんでかなと思うんですけど自分の思う所がみえない。ただ一つ感じるのは、その映画を観るとあれらは実話で大変なことが起きている。でも、その映画で観た出来事は長い歴史に中にいろいろなことと絡み合っての事ですよね。だからこそ真実はなんなのかというのが見えないんです。
戦争というのはいろいろな要因で起こるのであろう。その一つに「支配権」の争いというのも少なくないでしょうね。
「権」とはいったいなんだ。「権力」の権。「権威」の権。

権・・・①おもり。はかりのおもり。②はかり。てんびん。物の重さをはかる具。「権度」③はかるイ、物の目方をはかるロ、はかりごとにかける。謀略をほどこす。いつわる。だます。④はかりごと。謀略「権謀」⑤つりあい。平均がとれること。均衡。「権衡」⑥かりイ、目的・結果は正しいがその手段が一時の間に合わせで、常道に反すること。まにあわせ。臨機の処置方便。経の対。「権道」ロ、真正のものでないこと。「権化」ハ、一時。しばし。かりそめ。ニ、一時的に他を兼ねること。「権官」⑦いきおい。ちから。自己の意思を他に強制し、服従を要求する威力。思いのままに処置する力。「威権・特権」⑧はじめ。はじまり。おこり「権輿」(国)ゴン。そえ。正に対する副の意。定員外の職員。「権大納言」○のり・よし
と私の漢和辞典にあはありました。いろいろな意味合いがあるんですね。現在の「権力」の意味は⑦であることが多いですよね。でも本来の意味は違うんじゃないかな。それはただ自分がそう感じるというだけなんですけど、私が思う所、②とか⑤あたりが近いんじゃないかな。バランスかな。。。「法」と「権力」って関係あるよね。
先日ごく普通に車の運転をしていたんですよ。なにげなく運転をしていたのですが、あのようになにげなく運転できるのは道路交通法という「法」に守られているからなんですね。私が気が気付かない場面でも「法」というのが機能しているんでしょうね。私達は「法」によって守られているんだ。その「法」を管理すると言っていいのでしょうか?それとも「施行」でいいのか、そんなのができるのが国家権力か。「法」は人々を守るもの。
だとしたら、今の意味合いの「権力」というのはやはり違うのではないだろうか。
権力・・・他人を支配し、服従させる力。。。と私の携帯では出ました。
。。。やっぱり違うと思う。本来の「権力」の意味はそうじゃないと思う。その意味合いのとらえ方でも世界で起こっている争いごとが減るのではなかろうか。
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