夢中人

sura@cosmic_a

はみ出し者

2019年04月04日 | Weblog
自分は絵画の事はよく知らない。が、以前、フェルメール展があったので鑑賞した。
フェルメール展に行くために行ったのではなく、たまたま美術館の前を通ったら「フェルメール展」とかいてあったので、
フェルメール。。。かぁ、聞いたことあるなぁ。ま、折角だし観ておこうかな、のノリでフェルメール展に入った
フェルメールに対しての知識は無い。かろうじて、光とか、ブルーが、などの事を耳にしていたくらいで、さほど興味はなかったが、
たまたま入った絵画展で心をつかまれるというのは、アリな事なので、少々期待しつつ鑑賞をいどんでみたw

フェルメールの作品数は少ないらしく、フェルメールと同じ時代にかかれたであろう絵画を沢山みたあとに
フェルメールの部屋というのがあって、そこに10作品もなかったと思うがフェルメールの絵が展示してあった。
最初に観た時の印象としては、「絵だな」と思った。や、写真やネットで見ると、表面が平らで、その時にみた印象とは違った感じだった。
絵を至近距離で見ることができて、表面はボツボツしていて、あぁ、絵だなぁって。
そんな絵をしばらく鑑賞してはいたが、そんな感動とか、心が動くとかそんな感覚はなかった
それよりも、そのフェルメールの部屋に入るまでに見てきた他の画家達が描いた絵の方が技術的に上なんじゃないかと思い始めた。
そこに掲げてあったフェルメール以外の絵は、リアルに観ても写真のようだし、動物の毛などフワフワしていて、かなりリアル感があった。
が、フェルメールの絵にはそれはあまり感じなく、やはり「絵」の印象wしかも、キャンバスが小さいと言っていいのか大作のようなものはなかったw
でも、なんでこんなに人気があるんだろうとジ~っとフェルメールの絵を観ていたら、なにかフェルメールの部屋に入るまでの絵よりクセらしきものがあるんじゃないかと思った。
なにかこぅ、それまでの絵とはなにか違うクセみたいなものなんじゃないかと。
それまでの絵は描くにあたって型がありそうな感じだけど、フェルメールもその型にはならってはいるが、こぅ、絵っぽく描いたのかと?
というか、写真が出来ることでも知っていたのか、絵は絵がいいと思ったのかと、挙句の果てにはフェルメールは、あまり絵は上手ではなかったのか??
くらいまでに思うようになった
結果、フェルメールは私の中で、はみ出し者となった決して優等生ではなかったはずw
と、いいつつも、アウトローとか野蛮人レベルではない。はみ出し者。もしかしたら、少々のKY
そこなのかもしれない。。。フェルメールの人気の謎はそこなのかもしれないとフェルメールの絵を観て感じたのでありました。

この事をフェルメールの絵を観て以後たま~に考えている自分であって、結果、自分はフェルメールに心をつかまれてしまったのだなと実感している今日この頃なのです


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 刹那 | トップ | クオリア »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事