夢中人

sura@cosmic_a

価値

2015年07月30日 | Weblog
「歴史は繰り返される」と聞いて、あまりピンとくるものがない。
「歴史は繰り返される」というよりも、人の行動というのは、古代から変わっていないということなのかなと思った。
資本論のさわりを読んでいて、ネットで少し検索していたら、学校で習ったことのある「東インド会社」というのが出てきて、あぁ、株式会社で貿易かぁと思ったのですが、貿易というか交流でしょうか、それだったら飛鳥時代からやってたんだよなぁと思ってみたのですが、商いとしての交流は初めてだったということかなと思ってみた。当時、お金の存在はあったかもしれないけれど、外国のお金をもらってもしょうがなかったろうし、物々交換して、自国で値をつけて売っていたのだろうなぁ。自国から遠ければ遠いほど価値あるのものとして売れたのじゃないかなぁ。現在では、外国の物をお金と交換はもちろん、お金同士の交換もできる。レート、外国為替ぐらいの言葉は聞いたことがある。ニュースでは、しょっちゅう1ドルいくらいくらと言っている。秒単位で変動しているような感じ。しかし、なぜ変動するのか?だいたい他国同士のお金が交換できるとはどういうことなのか?個人での買い物、個人輸入ができるということか。外貨を稼ぐという言葉もあるということは、お金は天下の回り物ということで、この地球上にお金の流れがあるみたいなのですが、それぞれにお金の価値というのがあるワケで、その価値というのは何で決まるの?
。。。それも生活なのかな?


以前に訪れた吉野ヶ里遺跡。
堅穴式住居や土器などがあって、当時の生活が再現してあった。そして、とても印象的だったのが、その生活エリアを囲むようにしてあった防御網でしょうか。かなり、がっちりしてありました。はっきり言って驚きました。こんなテーマパークで、こんなしっかりした防御網を造るということは、発見された遺跡には、そうとうな面積で防御網があったのかなとも思ってみた。高いやぐらもあったし、どちらかというと、防衛の印象が強かった。生活を守っていくには、力強い防衛が必要ということが古代からあったということですよね。

国会を観ていたら、ホルムズ海峡と言う言葉がちょくちょく出てきていた。
説明を聞いていると、吉野ヶ里遺跡時代で言う所の、水場とか、狩場みたいなところかなと思ってみた。水場を、他の村と共同で守るということはあったのかなぁ。。。と想いながらホルムズ海峡の話を聞いていました。


歴史は繰り返されるにピンとこないと書きましたが、一つだけこれはそうなのかと思ったのがあります。
それは、時のリーダー達は、その時の状況や時代の変化に合わせて改革をしようとしているのですね。そこで、ものすごい反発があるのですね。身近な人達からの猛反発。
そこで、やり通せるのか、やり通せないかがあるようです。
フランス国王ルイ16世も改革をしようとしていたのだけれど、結局はできなかった。
イギリスの前首相サッチャーさんの映画を観て、かなりの反発があったのだなと思って、リーダーってゆるぎない信念なのだなと思いました。
それは想像の範疇外なのかなと。

コメント
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