夢中人

sura@cosmic_a

湯布院

2009年01月30日 | Weblog
大分県にある湯布院へ行ってきました。
湯布院といえばもちろん温泉。でも、湯布院での過ごし方は温泉だけじゃない。
それは「散策」です。歩けば歩くほどステキな発見がありました。


霜の降りた葉っぱ
まだまだ小さい桜の蕾
                    
      金鱗湖湖畔               由布岳
                    
    ~柊~

湯布院の空気は本当に気持ちがいいんです。冬なので寒いのはあたりまえなんですが、
なぜかまろやかな寒さで、歩けば歩くほどもっと歩きたくなるんです。
そんな湯布院散策の中で、とても印象的な場所がありました。
それは大杵社の大杉です。
この大杉の樹齢は1000年くらいだとか。
ものすごくりっぱです。根元の周囲は13.3mで、胸高周囲は10.9m。樹高は38mだそうです。
そして、国指定天然記念物だということです。



私はこの大杉を見て、「レバノン杉」はこんな感じだったのかなぁ。。。と思いました。
レバノンの森はこんな感じの木がたくさんあったのかなぁって。

この大杉がある神社は小さな神社でした。
でも、この場所からでているエネルギーと言っていいのか「気」と言っていいのか
そんなのがものすごく大きいように感じました。
そしてまた、この神社周辺も「気」で満ち溢れているような感じでした。




今回の旅の宿は、この大杉のある場所から程近い所でした。


   ~遊輪~
アートな感じの宿でした。従業員の方々も親切でとてもよかったです。
食事もおいしくて、朝ごはんで黒豆が入ったごはんだったんですけど、おかわりをしちゃいました。

この湯布院の旅では、鳥居が目に付きました。
考えてみればそうですよね。神の恵みによってこの湯布院という街は存在しているような感じですもんね。
この由布岳の恵みによって生かされているんですね。
湯布院、ステキなところです。
                               
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2009年01月22日 | Weblog
そっか。。。白は神の化身なんだ。。。

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資産

2009年01月20日 | Weblog
今はまっているメソポタミア。
メソポタミアとは川の間という意味だそうです。
チグリス、ユーフラテスの2つの川にはさまれた地方、現代でいうとイラクあたりだそうです。

文明が生まれるきっかけは食糧なのかな。
メソポタミアは農業生産性が非常に高かったらしいとありました。
でもそうかもね。人がその土地にずっといつかなければ文明は発展していかないわけで、
その土地にずっと人がいつくには、安定した食料がなければできない。
狩猟民族ならば、獲物を追いかけていろんな土地をめぐらなければいけなくて、
それまで築き上げてきた物を棄てて別の土地に移り、また最初からスタートになっちゃうわけだ。
でも、農耕民族は、作物を作るノウハウを覚え、そして、それのつくる量を操作できるようになれば
食べ物にはある程度困ることなくその土地にずっといつくことができ、文化が作り上げられていくんだ。
なんていうか。。。「資産」というのが創り上げられていくんだ。
それが国の力となるのかな。

そういえば、住宅を国の資産としていこうなんてお話があった。
長く持つ家を建てて、屋根や壁などの修理をしたらその履歴をちゃんと残しておいて
次の世代に渡していくなんてお話だった。
私はこの話、いいなぁと思いました。
もしそれをするとしたら、日本にはすでにその技術はあるんじゃないのかな。
よく歴史ある建築物で、釘を一本も使わずに建ててると聞いたことがあるけど、
それってすごく長持ちするんですよね?
今の住宅は、壊して廃材となった時に、壁とか釘とか木材などなど分別するのがものすごく大変で、
おまけに壁が有害物質をだす素材があるなんていっていたなぁ。。。
だから、廃棄処理するのが大変なんだって。これって環境にめちゃめちゃ悪い。
だけど、本来の日本の大工技術っていっていいんでしょうか、それを使えば、
分別作業は楽というか。。。長持ちするから、家を壊す回数が減るわけで、
それはゴミの量が減って環境にいいわけだ。もし、廃材がでたとしても分別するような感じじゃ
ないんじゃないかな。たぶん。
でもさ、そんな釘を一本も使っていない家って、やっぱりお値段高いよね。
そっかぁ。。。環境にいいものって平均価格よりちょっとお値段するんだよね。
そこを理解しなきゃいけないんだ。消費者の理解ってことだね。

そっかぁ。。。次の世代につなげていけるんだ。
それだったら、古くなれば古くなるほどステキにならなきゃいけないんだね。
よく地方に古い町並みがあったりするけど、あんな感じなのかな。
佐賀とかではそんな町並みがあって、そこでは普通に生活をされている。
あんな風な住宅街がこれから新しくできるということ?
だとしたらステキなことだなぁ。。。そう思うんだけど。
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レバノン

2009年01月19日 | Weblog
レバノンの杉のあるレバノンは、岐阜県と同じ大きさで、地中海に面する中東にある国。
レバノンという名称はレバン(白から来ている)がレバノンに変化したそうです。

レバノンに旅行に行かれた方のブログを見ていると、とても興味をひかれる所ですね。
「中東のスイス」と呼ばれるそうなんですが、たしかに画像を見ているとそんな感じです。
自然の美や古代からの遺跡があったりで日本人に合う国ではないかということです。
しかもなんと、午前中には山でスキーをして、午後には海で遊べる時期があるとか。
くぅ~。。。行ってみたい。

。。。きっと行く。
(だって、行きたいと思う本気度が高いから)

でもだよ、中東ってあまり人を寄せ付けない感じがあるよね。
今現在もレバノンのお隣の国のイスラエルが戦争をしているとか。。。
レバノンも内戦が長く続いたみたいですね。
先日、買い物をしていたら、グレープフルーツの隣に、イスラエル産のスイーティーがありました。
「あっ、レバノンのお隣の国のイスラエルから来たんだ」と思って思わず買ってしまいました。
食べてみると、一瞬にがみがあるのかなと思いつつ、わやらかな甘みがあるんですね。
とても食べやすくおいしかったです。
きっとイスラエルも自然豊かなところなんだろうなと感じながらいただきました。
でも、なぜ戦争を。。。

私はまだ中東地域のことが理解できていない。でも魅かれるものはいっぱいあるんですよ。
私の歴史への興味は、日本から一気にメソポタミアに移ってしまいました。
(日本を知り尽くしたというわけではないんですが。。。)
それはそれで意味のあることなんでしょうね。それに逆らわず進んでいこうと思います。
私的にはなぜか楽しいです。
。。。ちょっとした疑問があるんですが、メソポタミア時代の地図をみていると、現在のイラクはアッシリア、
トルコはヒッタイトなどと国名がそれぞれ変わっているんですが、エジプトだけはエジプトなんですね。
なんでかな?そこにエジプトの凄さがあるのかな?
。。。いや、なんでかなと思ってですね。ちょっとした疑問でした。
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レバノン杉

2009年01月19日 | Weblog
レバノン杉は、「杉」とありますがマツ科の植物みたいで、標高1900mを越すような土地でないと
自生しないそうです。。
古代エジプトではレバノン杉を輸入していたみたいで、あのツタンカーメンの人型棺や
クフ王のピラミッドから発見された「太陽の舟」などに使用しているみたいです。
腐食や昆虫に強く、材質が緻密でまっすぐに伸び、磨くとつやがつき、芳香性があるみたいで、
船材、建在、墓材、香油(ミイラの防腐剤)などにも使われたとか。
。。。これは、エジプト文明にとってもなくてはならないものだったんですね。
エジプトどころか、ギリシャやローマなどの周辺諸国にもそうだったようです。

なぜレバノン杉が大量に伐採されたかというと、どうやらメソポタミア地方には森が少なかったらしく、
周辺諸国がこぞってレバノン杉を求めたんですね。
現代にいたっては、鉄道の枕木として伐採され続けたようです。

。。。しかし、なんで山があんななるなで伐採し続けたんでしょうね。
画像を観てみると、山の木がまるごとないんですよ。
木こりさん達の仕事は木を切るだけ?例えば、木や山の状態をみたり、植林して育てたりとかは
しないのかな?
今の林業はどうなんだろ?
詳しくはわからないけど、植林はするよね。それらのお手入れをして、育ちやすくはしてるんでしょう?
あと、木のお医者さんという方もいらっしゃるみたいですね。
今はそんな感じで木のスペシャリストという方々がいらっしゃるけど、古代にはいなかったのかもね。
つまり、木や山と対話できる人がいなかったんだ。
。。。いや。。。神とは対話したんだ。。。神から忠告されて、それをきかなかったんだ。
山や木は神そのものではないよね?まぁ、ご神木というのがあるけど。それは特別の木。
山や木は、神の意思を人間に伝えてくれるんじゃないのかな。
神と直接対話できる人もそうなかなかいないよね。だから神は、山や木などの自然にご自身の意思を伝えて、
それらが人間に伝えるんじゃないのかな。。。
土や木、水や空気、植物や野生動物などにご自身のメッセージをのせられているんだ。
だからかなぁ。。。神社に木がもさもさしているのは、木々が神様のメッセージを人間に伝える役目があるから?
木々があると自然に野生動物が集まってもくるよね。

もしかしたら、人間以外の生物は、神に近いのかもね。
それらも人間からみたら神なのかもしれないけど、でもそれらは。。。なんていったらいいんだろう
。。。命を吹き込んでくれる者。。。命の源となる者。。。それは
。。。姿無き者といっていいんだろうか。。。その者の意思(メッセージ)を伝えるんだ。
それを人間は神が与えた五感で感じる。。。
。。。そうか。。。ギルガメシュも五感でレバノン杉周辺の異変には気付いていたんだ。
それが神からの忠告だった。
ギルガメシュはわかっていた。このままレバノンの森の資源を使っていくことはまずいと。
でも、人間の富のために伐採を続けた。。。

神話というのも解釈だよね。
あらすじだけを読んだだけだから詳しくはわからないんだけど、今の時点ではそう解釈してしまった。
「ギルガメシュ叙事詩」は図書館に絶対あるはず。
古代から何千年もの時空を経て現代に存在するお話。そこには意味があるはずだ。
神のご意思(メッセージ)があるんだ。。。
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メソポタミア

2009年01月19日 | Weblog
前回の記事で「王家の紋章」のことを書きましたが、あの後、いったい今はどうなっているんだろうと思い、
最新巻を読んでみることにしました。
最新巻はなんと53巻。
読んでみると、やはり、キャロルを中心に大騒ぎ。舞台はメソポタミア地方で、あっちもこっちも大騒ぎ。
あいかわらずヒッタイトのイズミル王子はキャロルに思い一筋。
なんでそこまでって感じなんですが、その理由が画かれてあったんです。
それは、51巻なんですけどね、イズミル王子は少年の頃から諸外国を旅していたみたいで、
ある日、メソポタミアの地で野営した夜、いつものように学問をしていてうとうととしてしまったそうなんですよ。
そしたら、あるお告げを聞いたんです。「王子よ、そなたは未来、不思議な運命の乙女に出会う・・・」と。
そのお告げをしたのが女神イシュタル。その不思議な運命の乙女がキャロルなんですね。
よくイズミル王子が「おお、愛の女神イシュタルよ」と強く思われている場面が多いなと思っていましたが、
そんないきさつがあったんですね。
でも、女神イシュタルは、メソポタミア地方の愛と戦の女神なんだそうです。
イズミル王子の出身であるヒッタイトにはシャウシュカというこれまた愛と戦の女神がおられるそうなんです。
いくら冷静なイズミル王子でも女神イシュタルのお告げは神秘的で印象深いものだったんでしょうね。
。。。しかしですよ、このイシュタルにしてもシャウシャカにしても「愛と戦の女神」なんですね。
なぜ愛と戦。。。?愛と戦ってひとくくりかな?
愛の為に戦うということなのかな。。。と思っていたけれど、どうやら、男性に力を与えるという意味で
「愛と戦」と言ってるっぽい。
私は、日本神話でアマテラスがスサノオが襲ってきたと勘違いして、男性が戦う格好でスサノオに立ち向かおうとして、
「男姫」なんて言われていたけど、それと同じ意味合いなのかなと思っていたけど、ちょっと違うみたい。
この辺、もうちょっと調べてみよう。

メソポタミアのことをネットで調べてみるとなかなかおもしろいと思いました。
いろいろ読んでみると「ギルガメシュ叙事詩」なんてのが出てくる。
「ギルガメシュ叙事詩」は古代メソポタミアの文学作品だそうです。
どうやらこれは聖書に影響があるみたいですね。
このお話のあらすじを読んでみると、なんと、女神イシュタルが登場するではありませんか。
「ギルガメシュを見た女神イシュタルは彼に求婚をするが断られた。怒ったイシュタルは
「天の雄牛」を彼の故郷に送り、この牛は大暴れをし、人を殺した」とありました。
結婚を断られたから暴れ牛を送り人を殺し困らせたって。。。わがままじゃない?
超わがまま。
でも、この辺りのお話を読んで、スサノオが皮をはいだ馬を、機織をしている女性の部屋に投げ込み、
その女性が死んだというのを思い出したなぁ。
いろいろ読んでみると、日本神話と重なるところがあったりした。

この「ギルガメシュ叙事詩」には環境問題のお話が扱われているみたいで、
なんと「王家の紋章」で印象深かった「レバノン杉」が登場してくるんですよ。
「ギルガメシュは友人と二人でメソポタミアにはない杉を求めて旅に出る。
杉は怪物によって守られていたが、二人は神に背いて怪物を殺し杉を国へ持ち帰った」とありました。
この杉がレバノン杉。
神に背き、森の木を切った。
このお話は、あの宮崎駿さんの「もののけ姫」のモデルみたいですね。
そうなんだぁと思って、「もののけ姫」をじっくりと見てみました。
なるほど。。。
古代メソポタミアでは文明の発展においてこのレバノン杉はなくてはならないものだったみたいですね。
それで、伐採に伐採を重ね森林破壊をしてしまったんだ。その伐採は現代まで続いた。
人間はただ富みの為に森林を破壊してしまった。
私は、神様は多少の地球資源は人間が使ってもいいと思ってると思うんですよ。
ただ、使っていい範囲というのがあるんじゃないかな。
そして、神様に対する感謝を忘れてはいけないんだと思う。
人間は神々の恵みによって生かされている。
物質的に豊かになるということは、地球資源を使わせてもらっているということで、
さらに豊かになるということは、さらに地球資源を使っているということだ。
それを感謝するどころか、おかまいなしに奪い合う人間達。
神の存在を知りながら、人間達の手によって神の首を切り落とした。
過ちに気がつく人間達。もうだめなんだろうか、もう神は人間を許すことをしないのだろうか。。。
「もののけ姫」のお話の中では、切り落とされた神の首は、人間の手によって神の身体にもどされた。
「神は死んでしまった」
「神は死にはしないよ。命そのものだから。生と死と2つとも持っているから。私に生きろといってくれた」と会話があった。

レバノン杉は現在1200本ほど残っているみたいですね。でも本当はレバノン中を覆っていたとか。
どうやら画像を見ている、山の杉が1本も残らず切られたという感じですね。
第一次世界大戦あたりまで伐採が続けられたりもしたみたいなんですが、最近では、植林されているとありました。
成長がちょっと遅いみたいで、1年間に2~7cmくらいしか伸びないそうです。
でも植林を続けなければいけないんですね。
私もこのレバノンの森の復活になにかしら力になれればなと思っています。
でも、どんな方法があるんだろう。調べなきゃです。

「もののけ姫」の中では、神の首は身体にもどすことができたけど、
レバノンの森の神の首はまだ身体から離れたままなんだ。
レバノンの森の神は、今だご自分の首を探してさまよわれているんだ。
人間が切り落とした。だから人間がつなげなければいけない。
きっと時間がかかる。。。。たぶん神の首が身体にもどるのは1000年後くらいかな。
長い時間をかけて伐採してきてしまった。。。だから長い時間をかけて元にもどす。

日本からは遠い国のことだけど、他人事ではないほっとけない気持ちが私の中にあるのはなぜでしょうか。
レバノン杉。。。とても気になる。
じゃ、近いうちにレバノン杉の元に行ってきます。
。。。と言いたいところですが、なかなかそういうわけにはいきませんね。
でも、いつか必ずレバノン杉のもとへ行きます。
そしてレバノン杉をギュッと抱きしめたい。
きっといつかそうするんじゃないかとそんな気がしています。
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王家の紋章

2009年01月04日 | Weblog
先日、エジプト特集の番組が放送されていた。

去年もあったなぁ。私的にはわくわくしながら観ています。
やっぱりエジプト文明って魅力的ですよね。
そんな魅力的なエジプト文明。もともとはメソポタミア文明の地で生きていた人々が
エジプトに移り住みそこで文明が発達していったと吉村先生が言われていた。
メソポタミア文明。。。歴史の授業で習ったなぁ。
そこがもともとの文明の発生の地なんですね。現代でいうとイラクあたりみたいですね。

私は子供の頃、このメソポタミア文明よりもっと後のエジプトを舞台にした漫画を
好きでよく読んでいたんです。
それは「王家の紋章」という漫画です。
主人公は、アメリカの女の子キャロル。キャロルは考古学が大好きでエジプトで勉強をしているんです。
ある日キャロルは、アイシスという謎の美女に、王家の墓を荒らした呪いということで
古代エジプトに連れて行かれちゃうんです。
途方にくれるキャロル。
いろいろありながらも、その古代で若きファラオのメンフィスと出会うんです。
キャロルは、肌は白く、髪はパツキン。。。いえ、金髪。
そして、現代で勉強が好きだったということで知識も豊富な女の子。
そんなキャロルに、自分に従えというエジプト王メンフィス。
でも、キャロルは現代の、それも先進国の女の子だけにそれはできないと主張。
そんなこんなもめながらも、キャロルはメンフィスの妃になり古代エジプトで生きていくと決心するんです。
。。。と、出だしはこんな感じのお話なんですが、なんせ50巻近くあるので全部は説明できません。

このお話の特徴としては、キャロルが現代で考古学を研究していて、
その研究していた古代へ来ちゃったもんだから、現代で勉強したあの国に行きた~い
とはしゃいじゃって、またそれぞれの国の王や王子達もぜひわが国へ来てくれとなっちゃうんですよ。
それはそれでいいと思うんですけど、その国々に行くたびに騒ぎに巻き込まれるというか、
騒ぎをおこしちゃうんです。
おいおいまたかよキャロル~と思いながら50巻近く読み続けてきました。
まっ、その騒ぎによって、その国の特徴や貴族の生活、また庶民の生活などなどが
画かれているんですけどね。

登場する国としては、ヒッタイト。現代のトルコあたりだったかな。
そこにイズミル王子という王子がいるんです。これがなかなかステキな王子様なんですよ。
確か、見聞を広げるために各国を旅しているんです。それでキャロルに出会って彼女に惚れちゃうんです。
そんなイズミル王子の場面で印象的だったのが、普段イズミル王子はマントみたいなのを
頭からかぶっているんですが、ある時、そのマントをとったんですよ。
そしたら、ものすごいロン毛。。。いえ、長髪でしかも太く結われているんです。
そしたらキャロルが、この長髪は戦いで首を守るためのものだ。現代で勉強した。。。と思うんですよ。
首を守るために髪を伸ばす。。。なんか妙に印象的でした。
あともう一つ印象的な場面があって、それは「レバノン杉」がでてくるんですよ。
今はもうないみいたいなんですが樹齢の長い杉が沢山あったみたいです。
そんなレバノン杉がうっそうと茂って、狼の声が聞こえる闇の森をキャロルは(確か)一人で彷徨わなければ
いけないはめになるんです。
古代の人は、逃げたり戦ったりするのに、闇をうまく利用したみたいですね。

他にも登場する国があって、それはアッシリア。現代のイラク辺りかな?
そこにアルゴン王というお方がいらっしゃるんですよ。ちょっと女性がお好きな印象の方でした。
他にも、バビロニアのラガシュ王。この方はちょっと大人な感じだったなぁ。
その他にも地中海の国とか、あと、謙譲物として像が贈られたりしてたからインドだよね。
そうそう、キャロルは古代エジプトで猫を飼っていたんですよ。
そんなこんなこの漫画には、古代文明が画かれているんです。
ちなみにこの漫画は確かまだ終わっていないはずなんですよ。

メンフィスは若くして死んでしまう王と知っているキャロル。(たぶん、ツタンカーメンがモデルなのかな?)
そんなメンフィスを守ろうとするキャロル。
はてはて、どうなっていくんでしょうね。
子供の頃に読んでいた漫画と言ってますが、実は今でも単行本を持っています。
たまに読み返すんですよ。無性に読みたくなってですね。。。


王家の紋章 (10) (Princess comics)
細川 知栄子
秋田書店

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議論

2009年01月02日 | Weblog
昨晩のNHKで放送されていた議論番組は良かったように思えました。
それはなにかというと、議論らしかったような気がするからです。
よくテレビが、にわか議論みたいなのをやっていますが、なんだか不安をあおられている
ばっかりで、なんていうか、同じところをぐるぐる回っていて、
だからどうしたいの?と思うことも少なくないからです。
なんていうか、それっぽい単語を並べて、それ風な言い回して、わかってるような感じで
言っててもしょうがない。
そんなのを聴いていても何にも見えてこないし、それになんにも感じないんです。
でも、昨晩の議論は感じるところがありました。
そこに問題点となっているものがある。それをどう解決していこうかと考えていくのが議論なのかな。

今は、世界を自由に行き来できる時代。ヒュンと飛行機に乗っちゃえばもう外国。
聖徳太子や空海和尚の時代には、海を渡って外国へ行くというのは命がけだったみたいです。
でも、そんな危険覚悟で外国へ勉強をしに行ったんですね。
で、現代。
ヒュン、ヒュンと飛行機でいろんな外国へ行けちゃう。
だから文化や経済の交流がずっと以前よりしやすくなっているんですね。
そんな環境の中で日本は経済成長をしてきて今のようになった。
これはもしかして、外国との交流なくて今の日本はなかったのかな?
よくわかりませんが、そんな気もしてきました。
そしてまた、これから先も外国との交流なくして日本の存在はありえないということかな。
外国とうまく協調していかねばならないんですね。
それでグローバル化なんですね。
市場原理主義??はてはて?あまり意味はよくわかりませんが、
お金持ちがさらにお金持ちになるしくみ??よくわかんないけどそれがグローバル化??
イマイチわからない。。。
あの議論を聴いていて思ったけど、政治がどうのこうのというよりも、会社を経営する方の意識って事かなと思いました。
。。。だからかなぁ、テレビが企業のことをワーワー言わずに政治が政治がと言ってるのは、
スポンサーだからなんじゃないかな。
さすがにスポンサーのことは言えませんもんね。

改革というのはしていかなければいけないんですね。それはそうかなぁとは思うんですよ。
今の状況って、日本が仏教を取り入れる時の状況に近いっぽい。蘇我氏と物部氏の対決のよう。
あの時も反対する人は沢山いたのかもしれないけど、日本は仏教を取り入れて、
そして、日本風に変化をさせてきて今があるんですね。
日本人は考える民族なんですよ。
確かに、今の状況を元通りにもどすなんていわれている方もいらっしゃるようだけど、
それは違うような気がする。
それって後ろ向きな考えのように思える。そこからは何も生まれてこないんじゃないかな。
もしそれをやっちゃうと、なんとなく日本人らしくないような気がしません?
なんで元にもどす?昔をなつかしく思うこともあるけれど、元にもどるのって違わなくない?
前を向いていくんですよ。そうじゃありません?
ちなみに、こんな風に書いてますが、私だってまったくそれに対して不安がないと言ってしまったら嘘になります。
でも思うんですよ。元にもどっていくのは違う。前に進んでいくんです。
その外国の文化(といっていいのかな?)を取り入れてみて、問題点が出てきたら
みんなで考えるんですよ。知恵を出し合うんです。いままでの歴史のように。
議論の中で、子供はもちろん、大人も「教育、教育さらに教育」といわれていた方がいましたが、その通りだと思いました。
子供も大人も学んでいくんです。
日本はここしばらく、のほほんとしすぎていたのではないかと感じます。
しばらくの間でも、のほほんとできていたのは、過去の人々のおかげなんですよ。
だから今、ここにいる私達が未来の日本のためにがんばろうじゃありませんか。
未来の日本人みんながちゃんと学んでいけるように。

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雪景色

2009年01月01日 | Weblog
朝起きて、窓から外の景色をみると辺り一面の雪景色が広がっていました。
わ~感動
2008年大晦日は、雪さえ降っていなかったのに、年を越して2009年の朝は
雪化粧された街が広がっていた。
こんなお正月もいいかも。
お正月に、初日の出を見るのももちろんいいと思うけど、さんさんと降り続く雪を眺めながめるのもいい。
真っ白く雪化粧された街を眺めながら、いろんなことを考えてみる。

雪をみていると、ある日本昔話を思い出すんです。
ある村に、お殿様の行列が通られるということになりました。
そのお殿様はとてもきれい好き。村がきれいじゃないと怒っちゃうそうなんです。
村人達は、村中をきれいに掃除し始めるんです。
でも、風が吹いたりで折角きれいに掃除をした道にも、落ち葉が舞ったりで
いっこうにきれいになりません。
それでも村人達はあきらめずに掃除をしようとするんです。
でも、風が吹いて同じことの繰り返しです。
そしてとうとう、明日、お殿様の行列が通るという日がやってきました。
村人達は、自分達はやることはやってきた・・・と、舞い散る落ち葉を見ながら
あきらめ半分で家に帰り眠りにつきます。
次の朝、村人達は目覚めます。
そして、外を見てみました。
そうすると目の前には辺り一面の雪景色が広がっているではありませんか。
村人達を困らせていた落ち葉は雪の下に隠されてしまっているのです。
きれいに雪化粧された村。
その雪化粧の中をお殿様の行列が何事もなく通っていきました。
村人達はホッと胸をなで下ろしました。
そして、お殿様からとても美しい村だったとお礼の言葉をいただき、
その村は、雪景色が美しい村として評判になったそうです。

このお話は、テレビの「日本昔ばなし」で観たお話です。
子供の頃に一度観たお話だから正確ではないところもあるかもしれませんが、だいたいこんなお話です。
このお話、とても印象的だったんですよね。なんでだろ?
雪ってさぁ、不思議だよね。
空からふわふわと綿みたいになって降ってくるんだよ。
水は透明なのに、雪に変身しちゃうと白くなっちゃう。
雲に変身しても白い。
青や緑や茶は自然界の代表する色と思っていたけど、白もそうなんだね。
地球は水の惑星。そうすると地球を支配している色は白かな?
通常は無色透明なんだけど、でも白に変化する。
なになに。『~白は透明~体がすべての波長の可視光線を(ほぼ)100%乱反射するとき、その物体は白いという。
色材の発色の観点から見ると、白は他の色と著しく異なる。
一般の色材は白色光の中の特定波長を吸収し、残りの波長領域が目に入って色として
感じられるに対し、白の色材は特定波長を吸収しないため本来透明である。
色材としての白の発色原理を概念的に説明すると、「透明ガラスを粉々にすることで白い粉に見える」である。
微細な粒子で乱反射させて白く見せているが、乱反射の効率を高めるために屈折率の高い素材が選ばれる。
逆の例を挙げると、すりガラスの上に水を垂らすと透明になる。
透明というのは物質が密になり内部の反射がなくなることである』
。。。白は他の色とはちょっと違う感じなんですね。
色は波長で感じられる。。。「波」なんですね。
「波長」「波動」。。。「波」なんですね。。。そうなんですね。
そういえば、海の水が波になっても白くなる。

でもさぁ、自然界に純粋な白ってなかなかないと思わない?
白っぽく見えるのは沢山あると思うんだけど、純粋な白ってあんまりないと思う。
お花をみても、純粋な白い花ってあんまりないと思う。
グリーンがかってる白とか、ちょっとオフホワイトっぽいとかそんな感じかなぁ。。。
でもそんな中でも、私は「ユーチャリスリリー」というお花は真っ白じゃないかなと思うんです。

よくウエディングブーケに使われるお花なんですけど、純粋な白なんじゃないかなと思います。
あと、胡蝶蘭の白も真っ白じゃないかな。。。そう思うんですが。

白というのは自然界の中で特別な色なんですね。
あの昔ばなしは、天から降ってきた白い雪が村人達を助け、そして、ちょっぴりわがままな殿様を感動させ、
村人達にとてもステキな景色だったとお礼まで言わせたんです。
もしかしたら「白」は平和の色?人の心を穏やかにさせ無垢にさせるのか?
まだその辺はわかりませんがなんとなくそう感じました。
日本にも、雪景色がみごとな街がたくさんあるんです。
そんな街を訪れたくなりました。
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2009年元旦

2009年01月01日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

今年の干支は丑
うっしっし~
笑う門には福来る!
              
。。。なんか諺って言霊ちっくだな。
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