夢中人

sura@cosmic_a

シャイニングの続編ドクター・スリープの世界観に引き込まれた

2020年03月27日 | 映画
こんにちは。suraです。
今日は引き続き昨日からの雨が激しく降っていて雷までなっています。
どうやら今週いっぱいは雨のようです

今日は、前回に書きました「シャイニング(TheShining)」の続編「ドクター・スリープ」の感想を書きたいと思います。
「ドクター・スリープ」は「シャイニング」の40年後のストーリー。
シャイニングでまだ子供だったダニー坊やは、すっかり大人になっていました。
大人になったダニーは、アルコール中毒で不健康、荒んだ大人になっていた
この感じからすると、映画版「シャイニング」からの続編なんだろうなと感じます。
テレビ版のラストからすると、未来が荒む感じはしない。シャイニング(特別な力)を持ちながらも普通に生きていくんだろうな的な、ハッピーエンドの終わり方だった印象です。
映画だから映画版からの続編だとは思うのですが、所々テレビ版からの繋がりを感じる所もありました。
例えば、ディックという存在がいるんですけど、ディックもシャイニング(特別な力)持ちで、ダニーとテレパシーで交信できるんですね。それだけにお話の中ではストーリー展開をさせていく重要な人物と思えるのですが、映画版ではちょっと存在感があっけなかった印象でした。けれどもテレビ版の方では、ディックの存在が濃くて、一筋の光のような未来へと繋げてくれるんですよ。
そのディックはテレビ版からの繋がりだと思いました。ダニーの心の闇を解きほぐしてくれるような、他人なんだけど親戚のおじさんみたいな存在。
あと、バスルームに女性がいるんですけど、テレビ版からの印象が強かったような気がします。
だから、「ドクター・スリープ」を「シャイニング」の続編として見るにあたっては、テレビ版も映画版もどちらも見た方がよいのではないのかなと思います。



「ドクター・スリープ」の中ではジプシー達が登場してくるんですよ。そのジプシー達は人ではない存在。
その存在していく為には、人の魂というか生気が必要で、ドラキュラでもなく、あの存在をなんと言えばいいのか?ドラキュラといったら今では少々高級感がなければドラキュラじゃないというかドラキュラ「伯爵」とつくぐらいだから貴族っぽくて、しかも美しくなければドラキュラじゃないぐらいのポジションですけど、あのジプシー達は庶民的というかジプシーであって、取り分け美しいというわけでもなく、、、やジプシーの女性リーダーは美しい方でしたけれども、そのコミュニティ事態はそうでもなく、その特別感が無い所がリアルさを感じるというか、もしかしたらこういう存在いるかもねみたいな感じは受けました。
映画の中では、それぞれの頭の中というか意識が舞台になってることもあって、仮想現実っぽいところもあって、映画の中の出来事を体感している感じではあったけれども、あのジプシー達の存在がリアルに掛かってくるというか今っぽさもあるかと思う。
ラストの植え込みの迷路のシーンは印象深く、人の深層心理に迷い込んだようでした。
この植え込みの迷路はシャイニングの映画版の方で登場するのですが、どこか心の闇を表している感じもあります。
シャイニングができた1980年頃は、心の闇みたいなのがあきらかに全面に出てるというか、それが映画版の狂気という所で表されたというか、そんな感じだったのかもしれませんが、最近では、心の闇というかそれがあきらかに表現されないというか、あのジプシー達のように存在しているのかもしれませんね。

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