夢中人

sura@cosmic_a

YOSHIKI

2016年01月27日 | Weblog
氷原の中に穴が開いています。
多くのペンギンは穴の周りに集まり、中に魚がいないか、自分達を食べてしまうような肉食獣はいないか、海の中の様子を氷上から窺います。大抵のペンギンは命の危険を考えて無謀に飛び込んだりはしません。
そこへスタスタとやって来たのが、大胆不敵な一匹のペンギン。周囲が顔を見合わせ飛び込むことを迷っている中で、ドッボ~ンと穴の中に飛び込んでしまいます。
それでも周囲のペンギン達はまだ海中に飛び込みません。目の前で飛び込んだ「ファーストペンギン」が血だらけになって浮き上がってくるのか、それとも大量の魚を取ってくるのか様子を窺って、確実に魚が穫れるとわかった時に残りのペンギン達が一斉に飛び込むのです。
ところが、一斉に沢山のペンギン達が飛び込んでしまったが為に、魚たちは音や衝撃に驚いて四方八方に逃げてしまい、結局多くのペンギン達は獲物を得ることができませんでした。
リスクを恐れずに新しいことに挑戦する「ファーストペンギン」は、大きな危険と引き換え、多大なる利益を手にしたのです。

連続テレビ小説「あさが来た」のなかで五代さんが、あさに話していた「ファーストペンギン」のお話し。
「ファーストペンギン」とは、ペンギンの習性から生まれた言葉で、ビジネス界隈でよく用いられるとか。




去年、年末の紅白歌合戦を観た後からでしょうか、気になる方がいるんですよね。それは、X JAPANのYOSHIKIさんです。
ずっと以前からX JAPANはご活躍されていて、その存在はもちろん知っていたのですが、なにかこぅ、そう、今キテしまっているのです。なぜ今なのかわからないのですが、当時、最初の頃でしょうか、Xと言ったら、ものすごいスピードの中にいらっしゃったような気がします。そう、異次元にいらっしゃるようなそんな感じだったかなぁ。。。
すごい奇抜なファッションで、ものすごくステキなメロディーをToshiさんの美しい声で歌っていらっしゃっていて、「あ、Xって。。。」と思って、そのXのいた所へ行くのだけれど、もうすでに何もなくて、誰もいなくて、「あれ?」って感じで、こぅ、掴みきれなかった感じかなぁ。それを自分が、波長が合わないのかもしれないと解釈していたのかもしれない。
でも、今はYOSHKIさんも「Songs」で言われてましたけど、当時なかったネットがあり、年明けくらいから動画を観たり、本を読んだり、もちろんアルバムを聴いたりして、完全にキテしまったというワケです。
YOSIKIさんと言ったら、完璧に美しいというか綺麗で、それこそ近づいては悪いのではないかと思っていましたが、今回、インスタグラムを見まして、そこには、すごいカッコイイ写真が並んであったのですが、ファンの方のコメントがそれを中和してくれるというか、いい感じに引き込んでくれた感じでした。確かに、スカイツリーをバックにYOSIKIさんが写っていると、東京とわかっていても、なぜか外国に見えるし、あの鍛え上げられた肉体に傷があったのですが、確かにライオンと戦ったのかな?という感じで、まさにファンの方々との連携といいましょうか、そういうのを感じまして、まさにそれに引き込まれた次第です。そしてまた、ファンの方々がYOSHIKIさんの宝物と言っていらっしゃった。。。あぁ、私もファンになって、ついていくしかない!と思った次第です。
YOSHIKI/佳樹
小松 成美
角川グループパブリッシング

YOSHKIさんは、林 佳樹さん。
この本を読んでみると、アーティストとしてはもちろんですが、起業家というか経営者でもあるのですね。
ご自身の中の、しっかりとした軸を元に、やっていらっしゃるのだなと思いました。
特別独占インタビュー: YOSHIKI(アーティスト/プロデューサー)

こちらのお話しにも軸なるものを感じられて、すごく良いなと思いました。
もう、ついていく行く以外ない、です。
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未来記

2016年01月07日 | Weblog
新年あけましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願いいたします。

未来記は予言書。
海外での予言の噂は耳にしていたが、日本にもあったのだなと思った。
予言とは何だろう事態の結果があって予言とされるものなのか、それとも方向指針的なものなのかなと思ってみた。
中世日本の予言書―“未来記”を読む (岩波新書)
小峯 和明
岩波書店

未来記に関する本は少なそうで、図書館や本屋に行ってそう思った。でも、何冊かはあって、その本を除いてみたら、未来記にもいろいろな種類があるとあった。また、未来記はこう書いてあるとあって読んでみると、解釈的なのだなと思った。その本には、解説がついていたから、あぁ、そうなのだな、そんな意味なのだと思うけど、解説がなかったら、何のことが書かれてあるのかわからない感じであった。しかし、ずっとその未来記の解説を眺めていたら、諺っぽいなと思った。
いろんな諺があるけれど、あれらも、事態の結果がって、諺通りになったと言えることもあるし(無い時もある)、また、迷った時の方向指針になることもあるかと思う。そして、戒め的なものもあるかと思う。
本の中に、「下剋上」や「栄枯盛衰」「盛者必減」などの言葉が書かれてあったのですが、古代からこんなことが書かれてあるということは、人間にしてもそうだし、他の物事にしても、生きている限り上り下がりというのはあるということなのでしょうね。
この上り下がりを考えていたら、以前テレビで見たエジプトのピラミッドの中にある大回廊を蛇の動をしてエネルギーを蓄えるというのを思い出しました。
蛇というのは、通常、地面をはいつくばって波打って動くことが多いかと思うのですが、はいつくばらずに縦にというか、グラフのような動きをすることがあるみたいなのです。というか、一度そのような動きをしている蛇をみたことがあるのです。その時は、蛇ってこんな動きをするの?!と少々驚きましたが、あの動きによって前に進んでいる。ということは、多少の上がり下がりがなければ前に進めないということかなと思いました。だから「下剋上」や「栄枯盛衰」というのは、個としてみると、きついイメージがありますが、全体でみると、そこにエネルギーが生じているということなのですね。前に進んでいるということだ。ただ、おそらくですが、その運動も均等なイメージでというか、同じような間隔でということかなと思います。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人もひさしからず。たた春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

平家物語の冒頭。学校で習った時には、このフレーズを覚えるのに一生懸命だったような気がしますが、今改めて読んでみると、何かこう、そう、宇宙を感じるなぁ。なぜだろう。


諺の話に戻りますが、風習などが諺などをつくっていくとしたら、現代にも新たな諺などができてもよさそうだなと思うのですが。もしかしたら、生活の変化のリズムが早くて、そこから生まれる言葉が出てこないというか定着しないのかな。
Cargo | Finalist of Tropfest Australia 2013

このショートフィルムを観て、菩薩までの感情は抱かなくとも、どんな状況になっても子に対する深い愛情が感じられる。
「ゾンビの前に生肉、背中に赤ん坊」とか「ゾンビになっても親」なんてどうかな。
                                       イヒッ

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