古い斧の柄が折れてしまったので 作り直すことにする。
市販の柄は使わず 自分で作ってみたかった。
柄の材料は30年以上前に貰っていた イタヤという木を使うつもりでした。(写真右)
しかし木目の方向が柄には不適だったので 作業場を探した。
杉よりは少しは丈夫そうなのをを見つけたのでそれを使うことにした。(左)
真っ直ぐな柄にはしたくなかったので ネットの画像を参考にして
材料の巾で収まるように原寸図を描いた。
柄の長さは60cmの予定だったが 節があったので50cmにした。
ジグソーで切り出して 木工用やすりで丸みを付けた。
木が柔らかいので面白いように簡単に削れた。
想像以上に柔らかいのでちょっと強度が心配になった。
大体の形は出来ました。
表面の仕上がりは荒いですが その分手が滑らないでしょう。
クサビを入れるため鋸目をいれました。
下側もクサビを打ち込む隙間を空けています。
左右、上下にクサビ2個で固めるつもりです。
ここまで半日かかりました。
柄は思ったより簡単に出来たが、取り付けるのはやはり難しかったです。
初めてのことで自信もなかったのウレタンで仕口を作って試してみたりもしました。
穴の精度も悪いので思ったようにはいきません。
クサビを硬い木で作りたかったのですが 手持ちが無く柄と同材です。
半日かかって何とか固く収まってくれました。
柄の先はとりあえず伸ばしておいて様子をみます。
柄の強度が一番心配です。
もっと柄が長くて重い斧をメインに使っていて
これはサブ的に使っている斧なので意外に長持ちするかもしれません。
柄を作るのは初めてでしたが 面白いです。
良い木を見つけておいてまた作りたいです。
今回使わなかったイタヤ材は調べたらイタヤカエデらしいので
スプーンやフォークなどを作ることにします。
木目が美しくて緻密なので ギターにも使われていますね。(メープル材?)
楽しみだなー。