ハナの散歩の時はいつも小さなウンチバックを持っていく。
中には猫のウンチ用の小さなシャベル?が入っている。
散歩のコースがほとんど農道なので
ウンチをシャベルですくって用水路に流している。
魚の餌になっていると思う(たぶん)
足で蹴っとばしてうまく行くこともあるが
ほとんどはつま先でベッシャリと押しつぶしてしまう。
ハナのウンチは柔らかいから。
シャベルですくう方が確実だ。
たいてい道端の雑草の上にするのだが
草丈が短い時は すんなりスコップで寄せられるが
草丈が伸びているとそうは簡単にはいかない。
無理矢理入れようとして潰してしまう。
潰れたウンコは美しくない。
それに臭う。
二日前の朝にようやく気づいた。
ウンチを無理やりシャベルに入れようとすることはない。
ウンチが自分から入りたくなるように シャベルをあてがえばいい。
ウンチは自然に入ってくれる。
それは単に重力のせいではないかと言えばそれまでであるが、、
(合気道や古武術を知っている人は それは相手を崩したからだと言うかもしれない。)
しかし私はこのことに人生の大事なヒントがあるのだと思った。
今まで私はなんでも無理矢理入れようとしていたのではないか?
感ずることがいっぱいあった。
これから人生の重大な局面に遭遇した時は ハナのウンチのことを思い出そう。