What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

坂木 司 『和菓子のアン』 (光文社)

2010年05月22日 14時36分16秒 | 図書館で借りた本
 くっついてしまえ!

はい、最後の一行まで読んだ皆さんには、この心の叫びを判って頂けると思います(笑)

とっても好感の持てる主人公のアンちゃんをはじめ、坂木さんの作品のベースになっている、心温かい登場人物に、なんだろう、安心感?坂木さんのお話なら間違いない?という雰囲気が、長所でもあり短所なのかもしれませんが、ひとつのスタイルを確立した感じです。

シリーズ化もできそうなお話ですけど、この「謎ときと職場の人間模様を描く」スタイルは、大崎 梢さんの『配達赤ずきん』シリーズと、バッチリかぶってるよ!という心配が拭えなくてどきどきします。(苦笑)

また私的いちおしの名作『夜の光』みたいな、ザックリ血が流れているようなお話を書いてくれると好いなぁ~♪


小説を食べて来たぞ! 「和菓子のアン」茶和会レポート - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌
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