What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

gooTB練習板 「結婚祝いにあげたいプレゼントは何ですか?」

2010年05月17日 14時52分16秒 | 日常
 私が結婚した際に、実兄から二匹のトンボが飛んでいる姿が刻まれた、白ワイン用のグラスを貰いました。

当時は、兄が虫好きだから選んだのかな?と思っていたのですが、つい最近ようやくそれにこめられた意味が判りました。

「トンボ」って、飛んでいる時は後ろに下がれない生き物なのだそうです。なので、前に進むしかないという意味で、古くから日本では「縁起物」なんだそうです。

それが判った瞬間、兄がトンボの柄で、さらに割れるから不吉とされるガラス製品をあえて選んでくれたのは、二重の意味をかけてくれたんだと、なんだかもう感動しました(笑)

よくもまぁ、そんなグラスを見つけてきたもんだ思うんですが・・・これって、良くある引きでモノのなのかしら?兄は、仙台市一番町アーケード内にある「いたがき」という古くからある、和洋食器のお店で買ったのですけど。



 以来、兄や親しい友人が結婚する際には、これくらい奥深い品物を贈ろうと決めているんですが・・・・しくしく。私がボケないうちに、贈らせてくれよー!
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クレーンで獲るか、一番クジで獲るか。

2010年05月17日 10時35分09秒 | 漫画
 うん、目の保養。


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大崎 善生 『存在という名のダンス』

2010年05月17日 10時18分00秒 | 図書館で借りた本
○大崎 善生 『存在という名のダンス 上・下』 (角川書店)

 最初は、今までの純文学な作品と、まったく違うお話なのでびっくりしましたが、最後まで読んだら、やっぱり大崎さん節で面白かったです。上・下巻だけど、さくさくと読み進み、また読み返すという事をニ・三回しました。

こういうお話をなんと呼べば良いんだろうか?と思ったら、web角川の紹介文[object]では、「ロードノベルファンタジー」とあって、なるほどまっとうすぎるくらい少年の成長を描いてる王道なお話だものなァと納得。ファンタジーの部分をあれこれ突っ込んでもいいですが、それよりも、さすが大崎さんだなぁと思う、言葉のチョイスを味わう方がずっと好いです。

それまでと、まったく違う作風のお話を書かれてびっくりしたのは、石田衣良さんの『ブルータワー』もそうでした。世間の評価やご自分でどう思われているかは判りませんが、私は作家さんがいろいろトライするのは、面白い試みだと思います。

デビュー作『聖の青春』や『アジアンタム・ブルー』から、ずっと大崎さんの作品を読んでいますが、このお話の主人公の少年が、お父さんやお母さんを想う部分を読むと、お子さんがお生まれになった事は、確かに作品に影響を与えているなぁと感じました。

読後に、ネットの書評&感想を見たら、評価がまっぷたつなのが面白かった!私の読書経験からすると、こういう風に意見がきっぱりわかれる作品は、間違いなく面白いです。自分はどう感じるだろう?と、他人の意見と比べてあれこれ考えるのって愉しいですよね♪清しい「少年の成長記&善と悪の戦いモノ」を読みたいと思われる方は、ぜひどうぞ。

*追記

 お話の中でも何度も登場する、このタイトルの意味がさっぱり判らんと書かれている方がおいでで、ひとそれぞれで面白いなぁと思いました。いちいち、作家さんの書かれる言葉や文章の全てを、感覚で受け止めるのじゃなく、きっちり理解する読み方って、大変でしょうにね。私は、一度読んで、それから何年もたって読み返したら、ようやく意味が判るようになったり、まったく違うふうに感じたりすることがあるので、同じお話を何度も、何年も読み返すというのをよくするんです。あれ、これって実は頭悪いだけだったのかしら?(笑)
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