へ。今期の大河ドラマに出てきた「飯能戦争」がどうも気になる、それに関する展示をやってる、とののぼりを見たもんで。飯能には別件で行ったのだが、せっかく来たのだし、と思って見に行った。小さなパネル展ではあったけど、色々勉強になりました。
飯能戦争って、そもそも飯能だけで起きていたものではないのね。初発はなんと、この辺。扇町屋って、近所じゃないですかあ。ここから、どうやらR299沿いに飯能方面に移動していったようなのだ。扇町屋の次は笹井。で、飯能の天覧山周辺が大騒ぎになった。幕府側が隠れてそうな寺もあちこち焼き討ちされて、新政府側が徹底的に追い詰めたのね。で、平九郎さんが自刃と。お気の毒というかなんというか・・・・。
見てるとなんともやるせない。なんか意味があったのだろうか?どっちの正義もありっちゃありだし・・・・・・。
郷土史を習ったわけでもなし、大河ドラマがなければ知ることもなかったでしょうけど。
こういう政権交代って、今現在だって、起きるとそのたびにガンガン人が殺される。日本の場合は江戸の焼き討ちがなかっただけマシだったとは思うんだけど。ドラマを見てると江戸城を新政府の政治拠点にしていたようだが、焼き討ちしてたら、建物がなくて仕事できず、そんな理由で内戦が酷くなった可能性もある。後先考えない人達。。篤姫様や和宮様の功績の偉大さよ。
という訳で、あれこれ考えさせられる展示でした。大河ドラマって、こういう郷土史掘り起しのきっかけにもなるんですね。