なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

レッド・ブル

2005年10月06日 | 
をBSで観る。やっぱ、NHKっ子なんですよねえ、わたしゃ。
 この映画、実は結構好き。今となっては珍作なのかもしれないが、当時、ソ連にカメラが入ってこういう娯楽作品を撮影、なんてすごおい!!と我々は結構感じ入ったものだ。ソ連のハチャメチャ刑事の役がシュワちゃんだ、というのもスゴイよな、今となっては。娯楽作品のくせにどこか肩に力が入ってて、そこが面白いんですよね。
 当時のソ連その他、共産圏といわれた国はとにかく情報を制御してて(「鉄のカーテン」なんて言ってましたね)、だから、こういう映画が出た!というのは画期的な出来事だったんだ。閉ざされた、鬱々した感じしかしてこない国からこんな映画が発信されて、それから、ソ連はガラガラと変わっていった。次のアメリカ製ソ連発娯楽作品が「ポリスアカデミー5」だったっけ?お笑い映画ね。でもって、あっという間にソ連がロシアになっちゃったんだもんね。

 今、こういう映画も中東との間では作れない。なぜかね?情報だけは流れてくるからだろうか?「レッド・ブル」の話って、基本的には「どこでも人間は同じだよなあ」という共感がテーマなんですけどね。そういう共感が得られないから?でも、なぜ?
コメント
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