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科学の授業では進化論を 米科学アカデミーが提言

2008年01月05日 | 徒然に
 米科学アカデミーは4日までに、現代生物学の根幹として進化論を公立校の科学の授業で教えるべきだとする報告書を発表、キリスト教保守派などによる進化論否定の動きに危機感を表明した。

 同趣旨の報告書は1984年、99年に続き3回目。

 報告書は、DNAの変異と、変異の蓄積による新種の誕生を基にした進化論は現代科学の中でも最も重要な概念だと強調。ウイルスの変異がもたらす感染症の拡大や地球温暖化などの環境危機にも、生物的進化の特質を踏まえた対応策が必要だとした。

 米国内では進化論を否定し、知的な存在が人間を創造したとする「インテリジェント・デザイン(ID)説」などが1980年代から支持を拡大。ブッシュ大統領も2005年に「進化論とは別の見方も教えるべきだ」と主張するなど、公教育と宗教をめぐって社会問題となっている。

 ロイター通信によると、06年のギャラップ社の世論調査で、米国人のほぼ半数が「人類は過去1万年以内に神によって現在の姿に創造された」と回答した。(共同)

[msn産経ニュース(共同発) / 20080105]
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080105/acd0801051044002-n1.htm



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