国立精神・神経センターなどの日米共同研究チームは17日、全身の筋肉が衰えていく難病である筋ジストロフィーの進行を抑える可能性のある治療法を開発、犬を使った実験で有効性を確認したと発表した。同センターは今後、実際の患者で臨床試験に乗り出す方針。
同センター神経研究所の武田伸一部長らと米国立小児医療センターの共同成果。米国神経学会の学会誌(電子版)に論文が掲載された。
治療対象となるのは、筋ジスのなかで一番症状の深刻なデュシェンヌ型。筋肉の細胞の構造を維持するたんぱく質「ジストロフィン」を作製する遺伝子に生まれつき異常があり、筋肉の機能が次第に失われていく。(17日 23:01)
[NIKKEI NET 2009年03月17日]
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090317AT1G1702N17032009.html
同センター神経研究所の武田伸一部長らと米国立小児医療センターの共同成果。米国神経学会の学会誌(電子版)に論文が掲載された。
治療対象となるのは、筋ジスのなかで一番症状の深刻なデュシェンヌ型。筋肉の細胞の構造を維持するたんぱく質「ジストロフィン」を作製する遺伝子に生まれつき異常があり、筋肉の機能が次第に失われていく。(17日 23:01)
[NIKKEI NET 2009年03月17日]
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090317AT1G1702N17032009.html