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横顔は生後8カ月でやっと認識 乳児発達で=中央大学、自然科学研究機構生理学研究所

2009年02月03日 | 心のしくみ
 生後8カ月の赤ちゃんは、人の横顔を顔として認識するが、生後5カ月では顔と分かっていない可能性が高いとする研究結果を中央大と自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の研究チームが3日、発表した。

 中央大研究開発機構の仲渡江美研究員(発達認知心理学)は「生後5カ月ぐらいでは、携帯電話に向いているお母さんの横顔がたぶん分からない。メールは寝かせてからにして、目を見て話をしてあげて」としている。

 実験では、生後5カ月と8カ月の乳児各10人に、脳の血流量を示すヘモグロビンの量を、頭の表面から測る装置を装着。さまざまな写真を見せた際に、顔を認識する機能がある右側頭部位の血流がどう変化するかを調べた。

 すると、野菜の写真を見せたときと比べて、母親以外の女性の正面を向いた顔の写真の場合、5カ月児、8カ月児の脳血流は平均して増えたが、同じ女性の横顔の写真では、血流が増えたのは8カ月児だけだった。

[共同通信47NEWS 2009年02月03日]
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020301000628.html


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