つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

始まります

2009年07月28日 07時29分54秒 | Weblog
今日から、恒例の平和コンサートが始まります。
といっても、始まるのはその合宿なのです。
「寝食を共にし音楽に深みを!」というのが身上です。
お寺をいろんな意味で活用する、そのひとつの形といえるのではないでしょうか。

あ、硬い文章になっていますね?
何しろ、さっきまでプログラムの挨拶文を考えたりしていたもので。

コンサートの音は配信出来ませんが、挨拶文だけどうぞ。

~生きることへの決別~

「最近、自ら死を選ぶ人がたくさんおられます。それぞれの事情があるのでしょうが、最後の一歩を踏み出す前に、もう一度考え直す機会を得ることは出来なかったのでしょうか?  物事を止めることは一瞬ですが、続けていくことはなかなかしんどいものです。 でもその姿を、どこからか見ている存在がある、ということを知るチャンスがあったら、一分の望みがあったかも知れません。
信仰によってのみ知らされる自分の本当の姿を見たとき、ある存在によって目には見えないたくさんの存在と、いかに深く関わりあっているかということを、知らされるとこととなるのです。 そう、生かされている命であったと。」

ちょっと重い話になってしまった感があるのですが、コンサート自体がテーマを持っているので、こんな感じの話をいつも考えています。

そういえば、昨年のコンサートの後、僕の演奏からは平和へのメッセージが伝わって来るけど、他のメンバーからはちょっとどうかな?  というアドバイスを受けました。後に続く人に何かを伝えていかなくてはいけないという大事な仕事が、我々の世代の今一番問われていることだ、と言われたことを思い出しました。

これからどんな展開が起きるか、今から楽しみです。

では、結果はいづれ報告します。








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2 コメント

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昨日は有難うございました (縄田)
2009-08-10 17:55:11
広島でも、長崎でも原爆投下の日に平和コンサートが各地で行われているのですね。

長崎県でも長崎市やその近郊と他の市町村では少し温度差を感じます。

昨日の長与町の平和コンサートは、初めての参加でした。

先生のご指導で参加した娘がおなかにいる時に長与から引越ししましたら、ちょうどその年に平和コンサートが始まったようです。

最初の三重奏と、最後の鳥の歌が本当に素晴らしく、打ち上げ時にお声かけしたかったのですが、演奏終了時のお姿拝見して、気分を悪くされているように思えてご遠慮しました。

素晴らしい演奏しているのに対しての観客のマナーがなっとらん!ということでご気分害されたのかしら?と思い、それに懲りずにまたご参加いただければと思います。


平和への思いが選曲、曲紹介、コンサートの構成全てに満ちていて、とても心に響く良いコンサートでした。

今年は特にオバマさんの発言で希望をたくさんもった会となっているように感じました。

会場に着くまでは警察の厳戒態勢があちこち見られ、平和記念式典開場周辺での様々な活動団体さんの姿からは平和を単純に祈ることが難しい現実を突きつけられますが、音楽や詩の朗読の持つ力が一番適切な平和を願う心の表し方のように思えました。

長文失礼しました。
お礼まで

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コメントありがとうございました (chisho)
2009-08-12 05:37:02
縄田様

今年の夏の二つの平和コンサートについて、なかなかブログの更新が出来ていなかったのですが、早速のコメント頂き、ありがとうございました。

お気付きの「鳥の歌」演奏終了の時は、拍手のタイミングが早いのが、ちょっと不満でしたが、それ以外は今年も良いコンサートになったと思いました。

詳しいことは、本編で述べたいと思います。

では
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