さて、コンサートのほうは、夕暮れに合わせて始まりました。
~~~~~ 闇と光の世界から ~~~~~
コダーイ ソロ・ソナタ 第2楽章
ヒンデミット ソロ・ソナタ 作品25ーno,3より Langsam
バッハ 無伴奏組曲第5番 より アルマンド
第4番 より サラバンド
カサド 独奏チェロの為の組曲より 第3楽章と終曲
僕の中でのテーマは闇と光でしたから、暗がりの中から微かに見え隠れする世界、モノトーンの世界を音楽で表現してみたら、このプログラムになりました。
しかし、本堂の屋根の下とはいえ、むき出しの外で弾いていることには変わりはありませんから、虫除けはばっちりしていても、暗がりの中、飛んでくるものあり、まとわりつくものありで、集中力を妨げられるなか、必死に演奏に専念することとなりました。
また、まだ夏の湿気を含んだ風が吹くなか、夕暮れと共に湿気は上がり、弓の張り具合には、気を使うところですが、何しろ暗がりでしたから、目の前にある行灯のほのかな明かりに照らして、かろうじて張り具合のチェックが出来たのでした。
楽器の鳴りはいまひとつになることは想定していたので、特に焦りはありませんでしたが、音楽を闇の中に溶け込ませようとしたときに気が付いたのですが、庭に住んでいる沢山の秋の虫たちの合唱が、耳の傍で響き渡り、自分の音を掻き消されたのには参りました。
後で聴いていた人に聞きましたところ、その虫の音は風情があって良かったとのことでした。
まあ、終わってみれば良いコンサートになり、ホッとしたと同時に、今度は昼間にバッハだけのコンサートをさせてもらいたいな、と思ったのでした。
ではでは
~~~~~ 闇と光の世界から ~~~~~
コダーイ ソロ・ソナタ 第2楽章
ヒンデミット ソロ・ソナタ 作品25ーno,3より Langsam
バッハ 無伴奏組曲第5番 より アルマンド
第4番 より サラバンド
カサド 独奏チェロの為の組曲より 第3楽章と終曲
僕の中でのテーマは闇と光でしたから、暗がりの中から微かに見え隠れする世界、モノトーンの世界を音楽で表現してみたら、このプログラムになりました。
しかし、本堂の屋根の下とはいえ、むき出しの外で弾いていることには変わりはありませんから、虫除けはばっちりしていても、暗がりの中、飛んでくるものあり、まとわりつくものありで、集中力を妨げられるなか、必死に演奏に専念することとなりました。
また、まだ夏の湿気を含んだ風が吹くなか、夕暮れと共に湿気は上がり、弓の張り具合には、気を使うところですが、何しろ暗がりでしたから、目の前にある行灯のほのかな明かりに照らして、かろうじて張り具合のチェックが出来たのでした。
楽器の鳴りはいまひとつになることは想定していたので、特に焦りはありませんでしたが、音楽を闇の中に溶け込ませようとしたときに気が付いたのですが、庭に住んでいる沢山の秋の虫たちの合唱が、耳の傍で響き渡り、自分の音を掻き消されたのには参りました。
後で聴いていた人に聞きましたところ、その虫の音は風情があって良かったとのことでした。
まあ、終わってみれば良いコンサートになり、ホッとしたと同時に、今度は昼間にバッハだけのコンサートをさせてもらいたいな、と思ったのでした。
ではでは