つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

岩宿博物館へ。

2017年08月21日 | 日常のこと
先日、岩宿博物館に行ってきました。

岩宿遺跡と言えば
関東ローム層から石器が出土し
旧石器時代に人類が居た事が初めて証明された
考古学的にとても価値のある遺跡です。

子供の頃、
親に欲しいとねだってみたら
珍しく買ってくれた本があったのです。

それは遺跡発掘の本でした。

群馬県の遺跡が
一つだけ掲載されていました。

それが岩宿遺跡。

相沢忠洋さんが
豆腐の行商をしながら
石器を掘り当てて

いろんな大学に当たったけど門前払いをくらい
数カ所目の明治大学が動いてくれて
結果、旧石器時代に人類が居た事が判明した、

群馬県ってすごい、と
子供の頃に何度も読み返したものです。

岩宿遺跡、
小さい頃に来た事があって
前は普通に山の中でした。

博物館ができて
今回、改めて足を運んで
子供の頃、あこがれていたなぁ、岩宿遺跡、みたいな(笑)

相沢忠洋さん、
けっこう広範囲に行商をしていて
近所の噂を聞いてはそこに行って石器堀りをしていたそうです。

このことは本に書いてなかったな~。

子供向けの本に
いくつかの大学から門前払いされたって
出来事をありのままに書いたんだなということが分かりました。

リアリティたっぷりに読んだのですけど
そのことがなんか妙に可笑しかったり。

けっこう面白く見てきました。

製粉ミュージアムへ。

2017年08月21日 | 日常のこと
少し前のこと。

駅のスタンプラリーをしていて
電車の待ち時間に
駅付近にあった「製粉ミュージアム」に行ってきました。

日本で初めて
小麦を粉にするのに機械を導入したところだそうです。

新館には
ローラーみたいな
当時の機械が展示してありました。

群馬は粉食文化というけど
こういう設備があったからさらに盛んになったのかな
なんて思いながら見学しました。

本館の方は創設者の住んでいた家なんですけど
きれいな洋館でした。



状態もすごく良い。

ふかふかの絨毯やら
書斎の大きなデスクを楽しんできました。

展示室なので
家具はデスクくらいしか置いてなかったのです。

庭には日本庭園が造ってあって
池の中央の石は瑪瑙、
太陽と月と星を現しているんだそうです。



洋館と日本庭園を見ただけでも十分楽しめたのに
小麦粉のおみやげが付いていました。

ぜんぜん知らないで
偶然、足を運んだのですけど
思いがけなくいろいろ楽しんできました。

草木ダムと富弘美術館。

2017年08月21日 | 日常のこと
先日、富弘美術館の招待券が当たりました。

小学生の頃の担任の先生が
大学時代の先輩後輩だとかで

体が不自由になったあと、
口で詩や絵を描くようになったことなど
星野富弘さんの事をよく話しいました。

おかげで私も富弘さんひいきです。

書店などで行われる
特別展に行った事はあったのですが

富弘美術館まで行ったのは
招待券が当たった今回が初めてでした。

行く途中、電光掲示板がいくつもありました。

「ダム放流中」

これは車が草木ダムに向かっているから。
そして、富弘美術館についても表示されます。

「富弘美術館いつかどこかで展示中」

いつかどこかで展示中って
ずいぶん不親切な案内だなと思いながら走ったのですが
到着して初めて分かりました。

展示のテーマが「いつかどこかで」でした。

ややこしい(^^;



富弘美術館は草木ダムのほとりあります。

中はかなりの広さがありました。

部屋は全部「丸い筒」です。
壁と壁の間はどうなっているのだろう。

富弘さんは柔らかいタッチの花の絵と
ちょっと添えられた詩が有名で
こういう作品は明るい部屋に展示してありました。

少し光を落とした暗い部屋もあって
こちらには言葉のみで
苦しみとか悲しみが綴られていて
そういうものを展示した専用の部屋がありました。

こういう暗い部屋があって
展示してあるのが感動する作品だけじゃないってのが
すごく印象に残りました。

時間があればカフェに寄りたかったです。

ダム湖を眺めながら
余韻に浸ったらいい気分だろうな。

帰りに草木ダム管理事務所に行って
ダムカードをいただいてきたのですが

ダムカードに台紙が付いていて
星野富弘さんの絵が書いてありました。

草木ダム、
なんてすばらしい企画!

すごく嬉しかったです。



富弘美術館の後は
少し寄り道になりますけど
ぜひ草木ダム管理事務所にも足を運んでみてください。

春の小川と夏の花。

2017年08月21日 | 日常のこと
こうほねの花の咲いている場所を見つけました。

博物館の庭にハス池があって
古代蓮の中にこうほねも咲いていたのです。

こうほねは漢字で「河骨」と書きます。

根っこがワサビみたいなので
骨に見立てたそうです。

この花の名前が付いた川がありました。

河骨川。

童謡「春の小川」のモデルになった川と言われています。

花の名前が付いた川だなんて、
なかなかそれらしいじゃないですか。

こうほねってどんな花だろうってずっと思っていたのです。



春の小川のイメージが強すぎて
花の時期を勘違いしていたのですけど
こうほねは夏の花だそうです。

河骨川については
改めて調べてみたのですけど

渋谷区で下水道として流れているのが
かつての河骨川みたいです。

こうほねの花を撮るとき
携帯電話を池ぽちゃしたらしゃれにならないなと思って
かなり気をつけたのですけど

不思議なくらい腕が安定して
思いどおりに写真が撮れました。



河骨川が書いて欲しいと思っているのかなぁ、
なんてことを思いました。