つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

苦手なのに面白い本。

2019年03月01日 | やっぱり本が好き
今、読んでいる本が面白いです。

内藤了さんの「AID」
私にしては珍しく刑事物です。

私は人が死ぬのは嫌いなので
なるべく死んだ人が少ないといいなぁと思いながら読みます。

AIDはまだ途中なのですけど
自殺志願者に華々しいフィナーレの舞台を提案するのがAID氏みたいです。

(違ったらすみません)
(そういう予測を立てて読み進めているということで)

自殺事件を扱っていて
フィナーレの結果、できる変死体がごろごろ。

でも、作者が書きたいのは
自殺はだめだって事なんだと思う。

助かってしまった人が主人公の刑事に
きれい事を言っているんじゃないよ!等
全身からの悲鳴をあげるのですが。

(今日は朝から壮絶な場面を読んでしまった)
(ハハハ・・・)

作者が両方の意見(自殺と自殺反対と)を
同じ重さに扱おうとしているのが伺えるのです。

そこがこの作品の面白いところなのかな、と。

自殺に関して
ある漫画で読んだと思うこんな台詞が気に入っています。

その人が背負った重みに耐えきれなかったことを
誰が責めることができるでしょうか。

(うろ覚え)
(というか、たぶん違うな)

誰かが「責めないよ」と発してくれたのが
救いになったらいいなぁと思ったのです。

さ、気合いを入れて続きを読みましょうか。
全体的には面白い本なんですよ。

しおりが不足する事態発生。

2018年11月09日 | やっぱり本が好き
読書の秋v

日がな一日ごろごろして本を読んでいたい。
読書の時間がたくさん欲しい~。

休暇がいっぱい余っているので
休めばいいじゃんという話なんだけどね。

最近読んだ本。

山怪・参
田中康弘著

マタギから聞いた山の不思議な出来事を集めた本。
こういうちょい怖不思議な話は大好物です。

ぐるぐる博物館
三浦しをん著

全国の珍博物館レポート。
面白くて一気に読んでしまった。

妖怪の子預かりますシリーズ
廣嶋玲子著

こちらは小説、ファンタジーかなぁ。
久しぶりに面白くて夢中になれる作品に出会えました。
現在2巻攻略中。

闇塗怪談シリーズ
営業のK

文章が読みやすいです。
会社のブログに、仕事とは全く関係ない怖い体験談を書いていたらしい。
ホラーを面白いというのは不謹慎かなぁと思うのだけど
何か怖くて面白い本はない?と聞かれたらオススメしたいです。
現在2巻攻略中。

ここ1週間くらいで読んだのがこんな感じです。
全部当たりでうはうはです。

一度にたくさん読むので「しおり」が切実に足りないです。
(ある意味、嬉しい悲鳴)

本屋さんで買うときに
ブックカバーは要りませんっていつも断っているけど
しおりは付けて欲しいなぁと思うこの頃です。

レジの所にあるのを自分で忘れずに持って行けという話か・・・。

十二国記 小野不由美 著

2015年11月20日 | やっぱり本が好き

迷わず即答、
小野不由美さんの十二国記シリーズです。

責任。

役割。

覚悟。

社会に生きる上で
これらを早くから背負えたのは
十二国記に出会えていたからだと思います。

一番、影響されたのは、こちら。

税は重くても民は苦しい、
軽くても、国が民を潤せないから、民は苦しい。

(少し文章を変えてあります)

このおかげで、
物事を進める時に

一番いい状態に持っていくには
どの位置がいいのか
常に考えるようになりました。

このお題の回答のなかに
十二国記シリーズが無いのは何故~!



読書の話。

2015年11月19日 | やっぱり本が好き
最近読んだ本について。

有川浩さんの
「誰もが知っている小さな国」が
とても素晴らしかったです。

本屋さんの新刊コーナーで
その本だけ他の3倍の高さに積み上げられていて
不思議に思って手にしたのがきっかけでした。

名作「コロボックル物語」を
引き継いだ作家がいると聞いていましたが
まさか、有川浩さんだったとは。

コロボックル物語の世界を
上手にバトンタッチできていて楽しく読みました。

大満足v

今は瀬戸内寂聴さんの
「希望のことば77」という本を読んでいます。

寝る前にちょこっと読むのにピッタリ。

寂聴さんの名言を読むと
一日いっぱい頑張った自分の気持ちから
ガスをちょっと抜いてあげられる感じがします。

寂聴さんの本を買う前は
「枕草子」の現代語訳を読んでいました。

1000年も前に書いたとは思えないよ、
今でもこういう事、あるある!みたいな感じ。

エッセイ、日記だと思って読むと
とても面白いです。

瀬戸内寂聴さんの本の中で
蜻蛉日記という古典作品が紹介されているのですが

1000年前も今も変わらぬ悩みとか
ざまぁみろみたいなことが書いてあって
参考になるのだそうです。

寝る前に読んでいるので
半分寝ぼけた記憶なのですけど
自分を客観的に見るのに役立つとあったと思います。

これからじっくりとりかかる予定なのは
上橋菜穂子さんの「鹿の王」、読むのが楽しみです。