ある夏の日。
Aさん「荷物持っていて」
少しの間だけ
トートバッグを預かったことがありました。
それを肩に掛けたら・・・
トートバッグがあたたかかったのです。
何か食べ物でも入っているんだろうか。
いたまない?
大丈夫?
少し心配になった私。
私「なんであったかいの?」
少し考えてからAさん
Aさん「・・・僕の体温?」
私「あ」
この日は夏日、
気温が30度を超していました。
あったかいわけだと思って
大爆笑している私に
さらに畳み掛けてきました。
Aさん「ぬくもり?」
自分で言って、照れていました。
私「なんであったかいんだろうって思っちゃった」
この場は笑い話で済んだんですけどね。
後で安堵しました。
良かった・・・
私の口から出たのが
「あたたかい」というプラスの単語で。
夏の日に、
温度の高い物を持ったら
マイナスな台詞がポロッと出そうじゃないですか。
普段から日本語を選ぶ習慣をつけておいて良かったです。
ここでマイナス発言して
それが相手の体温でしたなんてオチがついたら
人間関係に修復できないヒビが入ったわ。
なんていうか(T▽T)
綱渡りをギリギリ渡った心境なのです。