つぶやき・ツッコミ・つれづれ語り

言わないけど内心でツッコミ入れている、日常語り。

善意が本当にいいことなのか。

2016年09月16日 | 日常のこと
知り合いに
穏やかな人柄で優しいと評判の人がいます。

子ども相手のボランティア活動をやっており
面倒見もいい人です。

概ねいい人で
この人について何か言ったら
バチが当たると思うけれど、どうも・・・ねぇ。

以下は愚痴。

愚痴が苦手な方は飛ばしてください。
私自身もそうですので。

いい人の仮名を良男さんとします。

私が予約したホールを
どうしても他の部屋と変えて欲しいという人が現れて

私と連絡が取れなくて
良男さんが仲介に入ったのですが

私の知らないうちに
良男さんがOKを出してしまったのです。

理由は変えることが必要だったから。

じゃあ、言わせてもらうけど
私もホールが必要で半年以上前に予約したんですが?

部屋交換の話が
事後承諾だったんです。

この件、
どうしても部屋を変えて欲しい、という話だったので
最終的には交換することになったと思います。

でも、ここは言いたい。

私が予約したホールを
なんで相談も無く
良男さんが勝手に変えるんですか。

この件については
良男さんに苦情を言い、
謝罪もいただいているので
これ以上蒸し返すつもりはないのですけど

あまりにもやもやするので
自分なりに状況を解析してみました。

良男さんは
「相手が<はい>と答えるしかない状況」を作るのが
とてもうまいです。

例えば、
ものすごく丁寧に謝罪してみせて
相手が根負けして、
折れて、仕方がなく<はい>と答える、

第三者を入れて
この人の前でNOと言えないでしょ?という状況にして
<はい>と答えるしかなかった、

こういう感じです。

これはある意味
すごい武器だと思います。

相手に必ず<はい>と言わせてしまうなんて
なかなかできないですから。

で、<はい>と答えながら

本当はホールを変えたくないとか
勝手に変更されてすごく不愉快とか
不満が心の中で渦巻いている。

<はい>と答えるしかない状況に追い込まれる事、
納得いかないまま<はい>と答える事がすごくストレス。

良男さんにとって
<はい>と言ってもらう事が
ゴールになっているように思うのです。

でも、それって
問題が解決したって事ではないと思う。

ホール交換に当たって
良男さんがすぐに返事をしないで
周囲のスタッフの意見を聞いてくれていれば。

大きな荷物を運び込めるか
ホールと部屋を変更しても支障がないか
実際に確認をして
話し合って決めてくれたのであれば。

何らかの形で
問題解決を図っていてくれたら

部屋を交換していいか?
<はい>

などの問答をしたときに
<はい>の返事に
もやもやしなかったと思うのです。

私が折れることで
今回の事態は収束を迎えました。

私が今回得た教訓。

「いい人」を武器にする人が存在する。

たいへんやっかい。

平家物語を琵琶の音色で。

2016年09月13日 | 日常のこと
先日、平家物語の
弾き語りを聞く機会がありました。

琵琶だけでなく
尺八や琴の奏者も来ていました。

平家物語の弾き語りは初めてでした。
琵琶の演奏を間近で見るのも初めてでした。

学生の頃、国語の先生に
平家物語の名場面を暗記させられていたのが
役に立ちました。

琵琶の演奏がとても良かったです。

ばちで、弦を叩くようにするんですね。
とても力強い音でした。

効果音などで琵琶の楽を耳にする機会はありましたが

改めて聞くと
琵琶の音は
海の波のようだと思いました。

平家物語の先入観もあると思うのですけど。

高く、低く、音がうねる感じが
海のようだと思いました。

古文なので
格調高く感じる日本語で読み上げ
琵琶が、べべん・・・と低く音を添える感じで
音が身に染み入るようでした。

とってもぜいたくな時間でした。

毎年行っているそうなので
次回も参加してみたいと思いました。

竜の掌

2016年09月09日 | 日常のこと
先日、読んだ本に
竜について書いてありました。

頭はらくだ、と。

なんとなく竜は怖い顔のイメージでした。

優しくて可愛らしい顔の竜が多いと思っていましたが
頭がらくだに似ているというなら
可愛い方が“言い伝えどおり”なんですね。

気になったのは竜の掌。

竜の掌は虎に似ているんだそうです。

ということは
竜には“肉球”がある?

竜って恐竜系のイメージだったのですが
なんだか急に身近な存在に・・・。

竜の肉球をぷにぷにしてみたいものです。

気になる楽器

2016年09月06日 | 日常のこと
最近、気になる楽器は「ヴィオラ」

群馬交響楽団のイベントで
いろんな楽器を弾く体験会があったのですが

整理券配布、先着150名様で
あっという間に定員に達して参加できなかったんです。

その時一番弾いてみたかったのが
ヴィオラでした。

この時に弾いていたら
たぶん満足したと思うのですけど

それ以来、弾く機会は訪れないままです。

先日、アンサンブル演奏会で
「タイスの瞑想曲」を聴きました。

私の好きな曲です。

ヴァイオリニストは華やかに演奏したのですが
私のイメージとはだいぶ違いまして・・・。

私だったらもっと
悩んで苦しんでいる感じに
うねうねと弾くけどな~、と。

ヴィオラでタイスの瞑想曲を弾いたらどんな感じかな?
なんてことを思った次第です。

ついでにもう一つ、
ずっと気になっている楽器は「フルート」

うちにフルートがあって
年代物ではないのですが、持ち主は私が3代目。

楽器屋さんに持ち込んで
ちゃんと調整してもらいました。

いつか弾いてくれる人が現れるまで
私が時々出してメンテナンスをしています。

楽器のメンテナンス自体は好きなのですけど
なんだかもったいない。

いっそ私がフルートを習うか、どうしたものか。

フルート独習本を眺めては
この子の行く先を気にしています。

どちらの楽器も
いい先生と巡り会うようだったら
前向きに考えます。

という所かな。

読書の秋到来。

2016年09月01日 | 日常のこと
読書の話。

既に絶版になった小説が
大幅に加筆訂正されて販売したのは3年前のこと。

大好きな小説だったので
新しく発売されたリライト版も当然購入。

今、このリライト版を読んでいます。

もともと本の台詞を
暗唱できるほど読み込んだ作品でした。

リライト版が出た時に
微細な変更になんだかガッカリして
さらっと読んで終わりにしていました。

最近になって
時間をみてぽつりぽつり読んでいたのですが
途中からもう面白すぎて止まらない!

読むのを止めるのに努力が要るほど
大ハマリしてしまいました。

加筆のおかげで
話にさらに深みが出ているのと

キャラのツボの押さえ具合がたまらない。

ここでこう来るか!と。

がしっと心を捕まれてしまいました。

心を捕まれた部分、
加筆文字数で言ったら
たったの5文字なんだけどな。

しばらく秋の夜長の読書を楽しめそうです。