新学年

新学期が始まりました。とうとうチイ子も中学二年生です。あっという間です。
どうやら仲良しのお友達とはクラスが離れてしまったようで残念ですが、これも新しいお友達を増やす機会と捉えて前向きにいってもらいたいものです。
新しいお友達たくさんできるといいね、と言うと、「私は本当に気の合う友達が少しでもいればそれでいいの。無理して友達を作ろうなんて全然思わないし。元々一人でいるのも全然苦痛じゃないし。」
そんなに気も合わない人達と愛想笑いするくらいなら一人で本を読んでいたいタイプなんだとか。それにしても、以前は完全に武闘派だったチイ子も最近は丸くなってきて、多少のケンカは売られても買わないようになってきた様子。
「そんなことしても私にそれほどメリットないじゃん」
いやいや、スカッとするとか前は言ってたよね？なんて思いつつも親としては少しホッとしています。戦う前によく相手を見て、知って、もしかしたら友達になれるかもしれない可能性を探して欲しいと思います。

クラスはなかなかいい雰囲気のようで、担任の先生もかなりさっぱりしていて素敵な方だそうです。数学の先生なのですが嵐のファンだったりして憎めない様子。一年生の時の担任とはそりが合わないようだったので、今回は相性がいいといいなあと思います。とくにチイ子はヴァイオリン関係で学校を休んだり早退したりする事が予想されるため、できたらチイ子のそういった活動を応援してくれる先生ならいいのだけれど…

先日のレッスンでも「今回の担任の先生はどんな人？」と先生からもお尋ねがありましたが、理解があるとないでは大違いなのです。
「なるべく敵に回さないように、穏便に学校生活を送れる方がいいからね、」と先生も気にかけてくださっています。確かに習い事を学校よりも優先させる事にいい顔をする先生は少ないのは肌で感じていますので、なるべく波風立てないように過ごしていきたいとは常々思います。

レッスンの方は低空飛行…
実は先日の音楽教室の実技試験では前回の得点を上回る点数を取り、学外演奏会に出られる事が決まったのですが、先生からは厳しいお言葉を頂いてしまいました。
「別に学外演奏会に出なきゃいけない事はないからね。こんな状態では出られないわね」

今の曲、スコティッシュファンタジーがどうやら暗礁に乗り上げています…期日までの譜読みもままならず、レッスンがひどい状態です。このままではチイ子が待ち望んでいた演奏会に出られないかもしれない事態。
つぎのレッスンまでに先生から支持された内容がきっちり出来ていなければ、学外演奏会は無しという事になりました。
今週は正念場のはずですが、チイ子はどこ吹く風でテレビばっかり見ています…
やるときはやる子だったのに。もううるさく言っても聞かないお年頃なので見守るしかなさそうです。