チイ子の日記

今日も元気に頑張ります!

アリとたいよう

2005-05-30 23:40:57 | Weblog
週末はみんなで池袋のそばにある「自由学園明日館」という建物を
見に行きました。前々から通りかかる時に気になっていたののですが、
フランク・ロイド・ライトが設計したというレトロな外観が
とても素敵です。
残念ながら(残念じゃないけど)結婚式が行われていて中には入れませんでしたが
バラの生垣が見ごろで通りかかる人もみな立ち止まってバラに
見とれているようでした。

そばにある講堂ではバイオリンの自主制作発表会なるものが開かれていて、
入場無料という響きに誘われ中に入ってみましたが、中はバイオリンと
人がびっしり。どうやらプロもしくはバイオリンに相当興味がある人が
行く催しのようで、我々は浮きまくってました。チイ子はバイオリンの音色
を不思議そうに聴いてました。おそらくプロ(関係者がいっぱい取り巻いてた)
とおぼしきおばさんがとても上手にいろんなバイオリンをためし弾きしていて
そばで聞いていても上手でした。風貌もカリスマチック。。

バイオリン職人さんたちは、自分のバイオリンが手にとられるのを
待ちに待っている様子が手に取るようにわかり、なんだか気まずくって
すぐ出てきてしまいましたが、不思議な楽しい体験でした。

外に出ると男の子が一人で遊んでいたので、チイ子は早速興味深そうに
寄っていきました。「なぁに?」と男の子。
こんにちは~と言うと。「たいよう三歳!」と自己紹介をしてくれました。
「たいようアリ踏むの好き!」といってアリをバシバシ踏み付けはじめました。
慌てて「たいよう君、アリさん痛い痛いだって!かわいそうだよ・・」
と言ってもそ知らぬ顔。
「アリさん死んじゃうよ、死んじゃったらお母さんやお父さんに会えないって
泣いてるよ~!」と言うと

「たいよう人間だもん。アリじゃないもん!!」
・・・・ちょっと早かったのかな?こういう話。
「あ!アリさんとアリさんごっつんこしてる!」
やっぱり子供は無邪気。でも時々残酷です。
チイ子もマネしてアリを踏みそうだったので、またね、バイバーイと言って
その場をさりました。
童謡なんかでも「みんなみんな生きているんだ友達なんだ~」
と歌ってますが、みんな子供にわかるようにいろんな工夫をして
歌にしたり踊りにしたり、生き物を大事にしようって伝えようと
してるんですね。大人はなるべく繰り返して教えてあげないと
子供には伝わらないんだ。やっぱり親は大変です。