日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

直木賞発表

2007-07-17 | 本と漫画の話
第137回直木賞が発表になりました。

直木賞って、“外す”イメージがあって
外す=人気のある作家が何度も候補に挙がるのになかなか受賞できないイメージ。
 かと思うと世間の評価に迎合するかのように、今頃!?というかなり遅いタイミングで受賞したりする。

今日になって、「ふーん、今日発表(選考)なんだ…」と知ったくらいで、正直あまり関心は無かったのですが、何気に候補者の一覧を見ると、知ってる名前の方が多くて、ちょっと気になってきたのでした。

 北村 薫   「玻璃の天」
 桜庭一樹   「赤朽葉家の伝説」
 畠中 恵   「まんまこと」
 万城目 学  「鹿男あをによし」
 松井今朝子 「吉原手引草」
 三田 完   「俳風三麗花」
 森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」

 北村薫さんなんて、もうベテランじゃないですか 候補に挙げること自体失礼なくらいでは 
個人的には、「空飛ぶ馬」(デビュー作?)を読んであまり好みじゃなかった(主人公の女の子が好きになれなかった)ので、それ以来手を出していないのですが…

 桜庭一樹さんは、確かライトノベル出身で、本格的な小説デビューはまだごく最近の話だったと思います。(ラノベを小説扱いしてないわけではないのですが)
少女七竈と七人の可愛そうな大人」を読んで、感想をブログに載せたことがあります。独特の世界で、なかなか面白かった。

 畠中恵さんは、「しゃばけ」シリーズのファンで、「まんまこと」は図書館で順番待ち中。

 万城目学さんは、デビュー2作目で早くも候補なのですね!「鴨川ホルモー」は面白かったです。
「鹿男あをによし」は、ちょうど図書館の順番が来て、いざ読もうと手元にあるところ。

 松井今朝子さんと三田完さんは、読んだことがありません。

 森見登美彦さんは、「きつねのはなし」を読んで、不思議でちょっと暗い世界は面白かったのですが、“謎が謎のまま終る”話の描き方が好みに合いませんでした
「夜は短し歩けよ乙女」は、また全然違う感じみたいで、評判も良いので、再挑戦しようか迷っていたところ。

個人的には、畠中さんあたり受賞してくれないかなぁ、と思ってました。
でも有力なのは北村さんかな。
桜庭さん、万城目さん、森見さんは、直木賞の傾向からいって、まだきっと早いんだろうな。
松井さんと三田さんはよく知らないんだけども。


そして、結果は… 松井今朝子さんでした。
  第137回直木賞

知ってる人じゃなかったなぁ

やっぱりこんなもんかぁ。
さ、「鹿男あをによし」を読もうっと。
コメント (2)
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