おきらく

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混乱だけでは済まされない?

2008-04-15 | 真面目な話
今日一番のニュースとなっている年金からの保険料天引き。
金額の計算ミスや制度についての問い合わせとともに新保険証が未着の問題も起きています。
未着の原因は受取人が誤って破棄したとか様々ですが、最大の原因は「転送不要」の配達記録郵便で送った事じゃないかと思います。
施設や子供の家など自宅を空ける状況にあり、あらかじめ転送先を連絡してそこへ配達してもらっている事があると聞きます。
わざわざ転送先を届け出ても保険証がもらえないのはいかにもお役所的だと思います。
しかも送付方法は自治体によって違うようで、一般郵便であえて送った県もあれば、役所に保険証が戻って来た世帯に、改めて普通郵便で保険証を預かっている旨通知した自治体もあるそうです。
ざっとここまでがニュースや新聞等で取り上げられている問題。

そこで私はふと思う。
年金は黙って振り込まれる訳ではないはず。現況届なるもので本人宛に誕生月に通知が来ているはず。
だったら、なぜこんな混乱が起こるのか?
…調べました!
私の知る『現況届』は平成18年に廃止になりました。
住基ネットを活用して手続きの軽減をするとの理由でした。
それでわかりました。
住基ネットって住民票にぶら下がる番号だから、住民票を移さない限り年金の台帳はそのままなんですよね。
そういえば、自分の年金支払い状況をネットで調べるのに登録した住所って住民票住所ではなく郵便物を届ける住所(転送先とか)だった気がするんですが…。
紙台帳とシステム台帳の統合以前に年金と保険で住所の扱いが違う事も問題だと思うんだけど…。
さらにこれだけ住民票住所に本人が不在で、万一災害が起こった時に一番の災害弱者となる高齢者の確認はどのように行われるのでしょうか?
その辺の事も取り上げてニュースにして欲しいし、私の保険料も滅茶苦茶上がった事もちゃんと説明して欲しい。

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