おきらく

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本当に起訴相当でしょうか?

2010-05-07 | 真面目な話
私は小沢一郎という人が好きではありません。
でも先日検察審議会が小沢氏を起訴相当とした事についてはちょっとだけ疑問を持っていました。
どう考えてもマスコミの情報に流されて判断していると思ったから。
でも、元々この件には興味がなかったので何とも思っていませんでしたが、今日テレビで偶然この件について元検察?の人の説明を聞き驚いてしまいました。
説明の内容は大まかに言うと…
 ・小沢氏の政治資金(規制法違反)の問題については2つの問題がある
 ・1つは4億円の記載漏れ、もう1つは土地購入日の記載間違い
 ・今回は4億円ではなく土地購入日の記載の件だけが起訴相当

ということなんです。
その方の締めくくりは「日にちの記載ミスでは公判維持が出来ない」という事なのですが、この話が本当なら確かに起訴相当自体が間違っているとも言えて、何でこんな事ちゃんと伝えてくれないんだろうとやっぱりマスコミに対して不信感が募って来ます。
もちろんこの土地購入と4億円の話は密接していますが、4億円の出所とかこれ自体の記載漏れが不問であれば、土地購入日が数ヶ月後になっていたとしても「単なる記載ミス」で終わる話だと思います。
帳簿上の記載ミス(漏れではなくてあくまでもミス)の場合、共謀とか「責任者が知らない訳がない」という理屈も成立しにくいし、どうやってこの件だけで違法性を証明するのか、やっぱり次も不起訴相当になる様な気がします。
会社で経理担当とか売掛・買掛の管理をした経験のある方ならお判りかと思いますが、処理ミスについてはミスの原因と事後対策ができていれば外部の監査などでもお咎めはないんです。
だから、土地購入日の件は不記載ではなくてちゃんと記載している上での問題なので、「虚偽記載」と言ってしまうと今後政治資金に関しては一切の記入ミス誤字脱字まで許されなくなってしまいます。
私はてっきり4億円の問題が起訴相当だと思っていたのに、そちらには触れていないと知って、「何が何でも起訴したい!」という感情論だけが先走った感じがして驚いています。
後日基地問題も投稿しますが、最近の問題は感情論とかマスコミの一方的な情報が走りまくっている感じがして何でも額面通りに受け取れなくなってしまって、ちょっと疲れる…。

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