シェ・イリエのお気に召すまま

旭川にある自然派フランス菓子店シェ・イリエの店主の独り言を綴っていきます。よかったら、お付き合い下さい。

借景派フランス菓子

2008-06-29 18:20:06 | 洋菓子
お隣のSさん邸のバラが満開です。
一昨年、こつこつと土を掘り返しては小さなバケツで運んで、庭を造り始めていらっしゃったのが、今年見てみたら、全体が別世界のような庭になっています。
神にも似た創造者の世界です。小さな事でも、積み重なると、こうかと感心せずに入られません。
ケーキを買いにこられるお客さんが、よくおっしゃいます。
「バラ、きれいですねぇ! 隣の、」、、、
「裏山の豊富な緑、良いですねぇ! 旭川市の、」 、、、、
有り難いことです。

IFDA(国際家具デザインフェア旭川2008)3

2008-06-29 14:05:56 | 洋菓子
パーティー会場は4階でしたが、ジャズライブの途中で抜け出して、3階のショールームのカフェに行きました。
こちらでは、「スプーン」の園江さんがシェーカーを振っていました。(弟子を二人連れて、風格あり)
カウンターでコーヒーのカクテル等をいただき楽しませて貰いました。

ほんとにここは、旭川か?とも思いましたが、
この夕方・夕暮れ・夜の全ての雰囲気をそれぞれに楽しめる、実に豊かで素敵な
この北国、「旭川」だからこそ、この催しは必然であると感じた次第であります。
関係各位の大変なご尽力敬意を表します。
(業務連絡:園江ちゃん、また今度、機会があったら、コラボるべ!)

IFDA(国際家具デザインフェア旭川2008)2

2008-06-29 13:47:44 | 洋菓子
パーティーの一部が終わり、20分ほどの間に食事から、私どものデザートとグランドホテルのオードブル・フルーツのビュッフェに急いで変えていきます。
バックヤードはてんてこまいです。
なんとか一回目のセットを終え、白ワインを貰って一口飲むと、もうケーキが無くなってしまい最後の全てを並べ終え(何と、プリン3種 200個 カットケーキ330個 合計530個!)、この後ゆっくりとパーティーを味合わせていただきました。
自分の作ったデザートを食べて貰っている様子を見ながら
ジャズのライブを聞き、美味しいワインとオードブル、実に豊かな一時でありました。
お相手していただいた、西川女史もその素晴らしい時間をさらに満足感あるものにしていただき感謝いたします。
(業務連絡:今度また「三四郎」でうなぎでも食べながらデザインについて伺いたいです。)

IFDA(国際家具デザインフェア旭川2008)1

2008-06-29 12:34:05 | 洋菓子
6月26日、永山にあるカンディハウスにて、IFDA(国際家具デザインフェア旭川2008)のオープンドア・パーティーがあり、デザートビュッフェを頼まれ、行って参りました。画像は、同社屋上のバーベキュー会場、
400人を越える入場者があったそうで、すごい人出でした。
二部のセッティングまで少々時間があり、ショールームを見たり、パーティーに紛れたりして、砂田君と二人で出番に備えていましたが、みな、全国のバイヤーやインテリア・コーディネータ-、各国のデザイナー等のすごい人だらけで、我々二人は、完全に浮いていました。
休みの日に無理いって手伝わせた、砂田君なんか、自分でちょん切った、穴だらけのジーンズの半ズボンで来ていて、ショールームで百万円を超えるテーブル見て驚いていたけど、それを見ていた人の方が、もっとびっくりしていたように見えました。
(業務連絡:砂田君、今 新しいジーンズって何ぼするのよ?)
            

パソコンが、、!

2008-06-22 15:58:08 | 洋菓子
今日のお昼頃、目の前の小川にパソコンらしき物体が落ちていました。
誰かが、不法投棄したもののようです。
何とも気の毒な姿です。

私はiMacを使っていますが、マックの機械の特徴は、擬生き物化しているところでしょうか、
スリープ中などは、パソコンが静かに寝ているような、パイロットランプのつきかたでとても楽しいのですが、画像のような姿を見ると、おぼれているようでかわいそうです。
社長は、わたるために置き石代わりに置いたのかといっていましたが、
そんな馬鹿な、、、

とりあえず、川から出して明日、河川の管理をしている人に知らせます。

満開の野バラ

2008-06-21 19:51:10 | 洋菓子
今日あたりから、野バラが満開です。

看板の下にちょっとだけ、友人が植えてくれた「バレリーナ」
二年位してから隣りに、この野バラがちょこんと出始め、
あれよあれよという間に席巻してしまいました。

てっきり自然と生えたものか、と思っていたのですが、
先日あるお客様に、品種改良したバラが時々先祖帰りする
といわれ、なるほどそれかと思いました。

普通の住宅と、唯一区別出来るための看板が見えなくなり
またさらに、お客様にしかられる要素が増え
うれしくもあり、悲しくもあります。

鈴木トオルアコースッティクライブ

2008-06-21 19:23:56 | 洋菓子
昨夜、近所のステンドグラスを教えている「デシモーネ」でコンサートがあり
自転車で行って来ました。
かつて「LOOK」のボーカルで「シャイニン・オン君が哀しい」でデビューした人、

ハイトーンの歌声の持ち主で、ちょっと華奢で王子さまのような風貌でしたが
マイクの前で歌うと俄然、存在感が圧倒的でした。

前半は、彼の持ち味の身近に感じる「愛」がテーマで後半は、年輪を感じさせる
シットリ系であったり、ギターテクニック系であったりと多彩です。(多才でもある)
アンコール一曲目の「ジ・エンド・オブザワールド」は、渋くておじさんしびれました。
(古い表現ですいませんね、現代語に訳すと「マジやばい!」か?)

サイドギターの江口氏も大変、素晴らしく 結局2時間半を越える熱いライブでした。

仕事を終え、近所でいい音楽を聴き、河原沿いを帰る途中でちょっと居酒屋によって家に着く、いったいこれ以上、何が必要なのか答えられる人がいたら見てみたい。

良い機会を与えてくれた天野氏に感謝!

リサとガスパール&ペネロペ展

2008-06-21 18:42:07 | 洋菓子

先日の定休日、旭川美術館で開催の「リサとガスパール&ペネロペ展」を見に行ってきました。

油絵の原画148点を中心にしていろいろな工夫を施した、楽しい展覧会でした。
作者のパリの画家、ゲオルグ・ハレンス・レーベンと作家アン・グットマンのほのぼのとした優しさや暖かさ、懐かしい子供の感性や自由さ、豊かさ何ともいわれませんですね、、、、

画像は、帰りがけに買った、絵本「リサとガスパール お菓子を作る」(フランス語の原書なので、勝手に邦題を付けちゃいましたが)
かなり内容があって「ヨーグルト・フランボアーズ」「エリッソン」「タルトタタン」「カトルカール・シトロン」「シャルロット・フレーズ」「ミル・クレープ」その他、フランス菓子の代表菓子がずらりとそろっていて、それを本の中で
リサとガスパールが作っています。

さすがフランス、
こんな意味不明の動物たちでも、お菓子作っちゃうという、何と食文化の厚さであることか、
しかも親切なことに、作業時間、焼成時間、レシピに作り方まで順を追って書いてあります。
これからフランス菓子を志す若者には必持の書です。
技術と感性の一石二鳥、惜しくも7月13日まで。


岩手県一関 ジャズ喫茶「べーシー」

2008-06-17 12:31:01 | 洋菓子
岩手・宮城内陸地震の災害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
まだ、多くの行方不明者がいて、早く救助されることを祈るとともに、
自衛隊や消防など関係機関の尽力にたいして敬意を表します。

今回の地震の被災地近くに、一関があります。
以前より、行ってみたかったジャズ喫茶「べーシー」のある街で、
昨夜一緒に飲んだ山崎君と、
良く行く「ブレリアス」でこの店の話になりました。

開店当初からアンプの電源を切っていないという伝説は途絶えたんだろうか?

なぜ切らないのかと訪ねられると「あなたは寝るとき心臓と息をとめるんですか?」
と言うマスターは元気だろうか、
等、気になります。
「ブレリアス」のマスターが気を利かせて
「べーシー」でライブ録音されたナベサダのCDをかけてくれました。

被災された方々が、早く元の生活に戻れることを願っています。