シェ・イリエのお気に召すまま

旭川にある自然派フランス菓子店シェ・イリエの店主の独り言を綴っていきます。よかったら、お付き合い下さい。

2008 北海道洋菓子コンテスト その3

2008-06-08 16:53:36 | 洋菓子
そのコンテストの審査ですが、
今回私は、アントルメ部門を担当しました。

53品の中から、7番までの順位を付けていくのですが、
この部門は、実際に商品としての価値観評価するもので、
最近特に、重点を置かれるコンテストの分野ですが、
審査する側は辛いものがあります。

コンテストの有力役員の中で、「この部門は、胃袋の強い若手に審査をやらせよう、」と
いった話を後から聞かされましたが、なるほど納得しました。
次回からは、謹んで、辞退させていただきます。

見た目のポイントで5項目、賞味審査で6項目のポイントで極めて綿密に評価します。
そりゃそうです、皆、寝る間を惜しんで、この日に望んだ作品ばかりですから、
53品、しっかり拝見、賞味させていただきました。
お互い体を張った仕事で大変でしたね、、、

2008 北海道洋菓子コンテスト その2

2008-06-08 16:25:11 | 洋菓子
そのコンテストの特別審査員でサロン・ド・スリジェの和泉光一氏がいらしてました。
2・3年前に菓子研の講習会でお世話になって以来で、再会出来て、大変うれしかったです。

あの後、数々のビッグタイトルを受賞したり、TV等に出演してすっかり、遠い存在になったと思っていましたが、合うとびったしアイコンタクトがとれ、相変わらずの好青年でした。

一緒に会場を歩いていると、ギャラリーの菓子学校の女子生徒が、「和泉さんですね、サインしてください。」と言われたり、みんなから熱い視線を送られていました。(おじさんの若い頃は、菓子職人と言えば、嫁がこない職業だったのに、、、)
まあ彼の非凡な才能を持ってしたら、どの時代の、どの分野でも、今と同じ注目を浴びる事は、間違いないかと思います。
(画像クイズ 、さて、どっちが数々の世界タイトルで常に日本代表上位入賞を取ったパティシエでしょう?)

2008 北海道洋菓子コンテスト その1

2008-06-08 15:59:41 | 洋菓子
昨日、北海道洋菓子コンテストが札幌三越で開催されました。
去年に引き続き審査で行って来ました。
出品数が毎回増えて今回は、実に総数305台。
全て並べると、壮観です。

昨今のスイーツブームを反映していて、学生たちのジュニアの部などは、特に出品数が多く、レベルもプロとどっこいです。
(いいぞぉ、若者たち、努力しないおじさんたちを遠慮無く追い越して行け!)

うれしかったのは、旭川勢の活躍でした。
マジパンの部でダンデリオンさんの三人が金、銀、銅 壺屋さんが銅と4人が入賞しました。
かつて、壺屋の永宮さん(菓子研、事務局)が同コンテストで最高賞の知事賞受賞に匹敵する快挙です。
こんなに多くの作品の中から「よくぞ!」と言う感じです。おめでとうございます。