シェ・イリエのお気に召すまま

旭川にある自然派フランス菓子店シェ・イリエの店主の独り言を綴っていきます。よかったら、お付き合い下さい。

大坂での北海道物産展に向けて その2

2005-09-25 19:47:16 | 近況報告
一生懸命 坊ちゃんカボチャをペーストにしている、名も無き若者たち
今日だけで60kgのかぼちゃを処理しましたが、ペースト出来上がりは、約40kg
歩留まりが悪い上に、ロボクープがモーターの加熱により、途中で止まってしまいました。
機械が回復しなかったら、明日から、手で裏ごしするのかな?
がんばれ若者たち!未来は君たちのものだ!

ウエディングケーキ7

2005-09-23 12:46:56 | ウエディングケーキ
今回、打ち合わせ中に拝見した招待状が、あまりにも素敵なデザインなので
こちらをウエディングケーキに描いてはどうですか?と逆提案し、おつくりしました。(左のカード)
そういえば、小学、中学のころ好きなものを見つけては、
真似して、何か描いていたような気がします。それ以来の久し振りの感情でした。うれしかったです。
そのうえ、御礼のメールまで頂いて、なんと良い職業なんでしょう。

最近読んだ本 5

2005-09-19 19:28:45 | 近況報告
宮部みゆきの最新刊で、帯には「新境地を拓く傑作の誕生」
これなら誰でも買うでしょう。
四国の小藩 讃岐国丸亀藩に突然、幕府の罪人、加賀殿が流されてくることになった。
そのお世話をすることになった「ほう」
かつて幕府の重要人物と阿呆のほうと名付けられた薄幸な少女、いつしか心が通い合う、だが、加賀殿の所業をなぞるかのように、不可解な毒死や怪異が小藩を襲う・・・・・
相変わらず、宮部らしく、登場する人物は善人ばかりでほっとさせるが、
たまには、高村 薫から二三人つれてくるのもいいかな、
この二人を見て、しもやけの小狐が人間の世界にいって、てぶくろを買う童話を思い出した。
この童話の作者が追い求めたテーマは 「生存所属を異にするものの魂の流通共鳴」 
と言うわけで、後ろは私が一番好きな童話 新美南吉の「てぶくろを買いに」



ハーベスト特集 3

2005-09-19 17:39:33 | 洋菓子
「収穫祭ケーキ 3」 は、坊ちゃんカボチャのモンブランです。
定番のモンブランの土台にカボチャのペーストを絞りました。
余り凝らずにマロンとカボチャの相性の良さに任せました。
後ろの二人とともに、10月、阪急百貨店の北海道物産展に行く予定です。