ご褒美

本日朝一番に末の娘を迎えに行きました。
この時期、管理人の妹の家に預かって貰います。
従姉妹たちも同じ位の年ですから、
娘は毎年ここへのお泊りを指折り楽しみにしています。

朝陽の中、ひまわりやムクゲの花が心を癒します。
気が付くと妹の家を通り過ぎていました。
車をユータウンして戻ってまた通り過ぎました^_^;
朝陽の中の美しすぎる花々のせいです。
やっとたどり着き
まだパジャマ姿で寝ぼけ眼の娘を車に乗せ自宅に戻りました。

車内で直ぐに寝てしまった娘の
真っ黒に日焼けして少しむけた鼻の頭や
ほてりの残る背中を触りながら
きっと良い夏休みだったのでしょう
幸せそうな寝顔がそう語ってました。

寝ぼけて私の伸びた腕に
コアラのようにしがみついて微笑みます。
それはそれは幸せで幸せで
車内は幸せのハートマークが飛び交ってました。

今晩は彼女を抱き眠ります。
なによりのご褒美です
おやすみなさい

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復活!!!




これは管理人の下手な字を書いた皿です。
いろんな字があります。最後のおしのぎを良く乗せてお出しします。
必ず葉っぱを敷いてもらうので、字は見えないと思います^_^;

さてやっとブログの復活です!!!
溜まりに溜まったこの想い受け止めて頂きたい!!!

管理人今年の夏は身体がもたないのと思い
今年は朝5時から夜12時までの間に3時間休憩を貰いました。
12時に2時間20時30分から1時間
お陰で管理人は元気になるのですが
スタッフはボロボロでした。
それでも、管理人を休ませてくれようとするスタッフに頭が下がりました。

そんなスタッフを見て出来るだけ自身の体力の消耗を考え
途中から大好きなブログを封印しました。
PCは予約メールと大事なメール以外は見ず閉じました。

金土日曜日の営業の為
フルスタッフが集まれるのは週に3日だけ
後は慣れないアルバイトと無理の利くスタッフが入りました。
平日仕事を持っているスタッフ有給を使ってくれました。
昔のセラヴィのスタッフ、
今や立派な料理人が包丁片手に10日間詰めてくれました。
昔のスタッフが総勢で3人ひっかえとっかえ手伝ってくれました。
ありがたいことです。
後で詳しく一人一人紹介がてら書かせて頂きます。


今年の夏はそんな感じで
裏方も苦しくも楽しい笑い声のある仕事場でした。
そしてお客様にも大変恵まれ
多くのリピーターの方々はスタッフや管理人の心を本当に暖かくしてくれました。
新規のお客様の方々も大変に良い方々ばかりで
本当に本当に恵まれたお仕事をさせて頂きました。

モチロン、管理人自身の反省は沢山あます。
また週に3日のゆっくりペースで動くセラヴィの館自体も
連日のフル回転にびっくり!!
アクシデントは多々ありましたが、それはゆっくり後ほど・・・

貴重なお休みに私服で飛んできてくれた設備屋さんや電気屋さん
ありがとうございました!!

とにかく「今日も楽しく!」
そう心の書いた通り毎日が運んでくれた事に
管理人こころより
スタッフ・お客様に感謝感謝m(__)mいたします。
本当にありがとうございました。


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管理人の心の健康法

夏は
ヒグラシの声が好き
止めどなく流れる汗が好き
急な雨のほこりっぽい匂いが好き
線香花火が好き

秋は
青い空に渡る鱗雲が好き
枯葉を蹴散らしながら歩くのが好き
山の裾野から染め上がる木々の色が好き
夏の忘れ物に想いを馳せる時間が好き

冬は
吐く息が白いのが好き
霜柱を一番に踏むのが好き
曇り空から舞い散る雪を
口を開けて下から待つのが好き

春は
山が笑い初め
いっせいに草木が芽吹く
生き物、皆が元気になるのが好き!!

管理人これで
少しぐらい凹んでいても
元気に自分に返れるんです。
皆様もお試しください。

よっしゃ!!
頑張るぞ~~!!!
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朝顔




今日は朝顔を集めました。
上は付出し盆の朝顔
下はバルコニーの朝顔
どちらの彫り物も豊田彫刻工房の豊田先生の作品
朝顔を入れて下さいと我侭なお願い致しました。

管理人の夢は朝顔棚。
各部屋の露天風呂の所や
ベランダに朝顔のカーテンを作る事
来年こそは・・・^_^;

昔、美術館で見た桃山時代の骨董の
あさがお椀
薄く開いた夏茶碗は美しく
まさに朝顔の花を連想させました。

あまりの感動に頭から離れなくなり
もちろん手に入るわけもなく
そこで自分で作りました。
この恐れ多い所が管理人の無知で凄いところです^_^;

セラヴィの食器も下手ながら作っております。
素人に毛が数本生えてます。
それくらいの事で酷い勘違いが始まりました。

出来上がった瞬間はまあまあ
(これも思い込みのなせる技)
見ていると日に日に落ち着かなくなり
そのうち腹が立っって来て
最後は見るのもいやになる。
気持ち悪くなってくる。

焼いてしまうと土に戻れぬ悲しい陶器
粉々にして、どうか土の一部にとまきました。
茶器には罪は無い。
申し訳なく、恥ずかしく
勘違いも甚だしい自分を責め、恥じる。
そんな作品でした。

何故あの感動を自分の手で
なんて思ったのか・・・
「若気の至り
 若気の至り」
良い言葉です。
何度か唱えるとそれで許された気になります。

でも
その言い訳が出来ない歳になりました。

思い込みの強く身勝手な管理人
「未だ自分の姿が見えぬまま」
心に身をまかせ
己知らずに突進して行ってしまいます。

同じ間違いを何度繰り返えせば
知るのだろう
言い訳の出来ぬ己の歳を・・・

朝顔の細いつるが何かに巻きつき伸びて行くように
巻きつく何かが欲しいなぁ~
管理人、根っからの甘えん坊。
でも、もう「坊」は付かないお年頃・・・だった^_^;



和室の客室露天風呂の朝顔の鉢

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蓄音機


これはレストランにある蓄音機
まだまだ現役で頑張ってます。
以前になにげにお話した「針がなかなかないのです」の言葉に
リピーターのお客様から針をお土産に頂きました。
とっても嬉しかったです(#^.^#)

懐かしい、いい音です。
時があっという間に昔に帰り
そのまま止まる。
タイムスリップしそうな音色です。

管理人の最も贅沢は
誰も居ない静かなレストランで
ゆっくり日が落ちる時間をこの蓄音機で楽しむ時です。

過ぎ去った時間を取り戻す事は出来ないけれど
忘れられた時間を呼び覚まし、想う事は出来ます。

時は決して無情ではなく優しい
そう思える蓄音機の音色です。
時の過ぎることの優しさを感じることが出来ます。

大きく響く蓄音機の音の波がジージー雑音たてながら
妙に気張らない味のある音を奏でます。

音に聞き入っていたつもりが
気が付くと
スローモーションのようになったレコード盤、
やっとそこで音ではなく
思い出に浸りきっていた自分に気づくのです。

蓄音機がけだるい音を出し始め
CDのようにピタッと止まるのではなく
ゆっくりゆっくり止まります。

短い時間のはずなのに
あっという間にこの世界に入り込みます。

呼吸が合うのでしょう。
この呼吸が合うところ
鼓動が合うところが
管理人の骨董への想いに繋がるのです。

心が吸い込まれるような蓄音機
この蓄音機には元から多くのレコードが付いていました。
大半がジャズです。
前の持ち主の趣味の良さがうかがえるレコード達です。

管理人音楽にも、まったく詳しくない^_^;
ただ好きな音、嫌いな音のみで判断するくらいです。
ジャズでも昔のBessieSmithのような音楽が好きです。
これも、友人のお米屋のしんちゃんからの頂き物のCDで
一気に惚れちゃいました。

魂が震えるような音です。
音符から入るのではなく
魂から入ったような音たまらなく好きです。

西日が静かに色を変える時
蓄音機の音色が身体を包み
過ぎ行く時は流れ、流されて
帰る想いは魂の音色と化して行きます。

これがとろけるような
管理人のマル秘の至福の時です(^^)v

あ~マル秘言っちゃったぁー!!


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ほうずき


セラヴィでは今、ほうずきにかぼちゃ餅を入れ
付出しの一つとしてお出しております。
昨日8月8日より20日のチェックアウトまでの休みなしの夏営業です。
お盆の時期の限定です。
下の付出し盆は豊田先生の作品。
同じ柄が一つと有りません。
付出し盆を見るのも楽しみの一つです。

今、ほうずきをよく知らない世代がアルバイトに入ってくれてます。
ほうずきは見たことあるけどぉ~
「中身は白??」などと
まあ、見たこともない物とは言え
そんな色が飛び出すとは!!
以外で、とっても新鮮でした。
頭の固さがほぐれた感じで
なんだか嬉しかった。

ほうずきと言えば
必ず「鳴らして遊ぶもの」です。
実をやわらかく種が薄皮から見えるくらいまで
優しく優しくもみもみします。
これは地道な作業ですが
手が抜けません!!

焦れば手が強くなり破れます。
急げばまだ種が芯に付いたままで
袋を開けるときに袋を破ります。

この話も
ほうずき風船を知らない人には判り難い話です。

手が、ほうずきの青臭い香りに染り
薄皮に種が沢山写しだされたら、もう時が来ました。
やわらかくなった可愛いほうずきの中身を出します。
ほうずきが「可愛い」と思うのはこの頃です。
体温も加わり、愛情も増し、その上柔らかい(#^.^#)

そして最後の感触を楽しむと覚悟を決めて
穴を開けます。
「頑張ってね!」
出産のようです。
これからまた大変!!
私は楊枝を使って穴を開けましたが
上手い人は何も使わず開けます。
その穴から中身を取り出します。

ここで失敗したら元も子もない。
慎重に慎重に穴から種を出します。
力を入れば柔らな皮を種が破いて飛び出します。
少しづつ・・少しづつ・・
やっとの思いで空にすると
水を入れ洗います。

中が空っぽになったほうずき風船。
指先で慎重にそっと持ち
口を小さくすぼめ
小さな小さな穴に息を吹き込み
膨らまします。

この時笑みをこぼさない人は居ません。
手のひらに乗るほうずき風船
かわいい~(#^.^#)

そして!!
とうとうこの時が来ました。
膨らんだ風船の穴を下にして、舌に乗せます。
舌で潰して音を出します。
奇妙なブニューブニューと言う音を出すのです。
はて、なんでそんな音に夢中になったのか?
今自分でブニューブニューと書いて思いました。

でも直ぐに判りました。
音を出すのが難しいのです。
いや再度膨らませるのが難しいのです。
何度も鳴らす者は凄いのです!

ここまで力を入れて書いてなんですが・・・
管理人は最後まで音が出ませんでした^_^;

一人で猛特訓しました。
一回は鳴る?
と言うかつぶれて空気が漏れた音がします。
ここからが大変
舌を使い、口の中でまた膨らますのです。

何度も飲み込んでしまったり
口から勢い良く飛ばして、
土の上に落ちたほうずき風船を
洗っては丁寧に膨らまし舌の上に置く
また洗っては膨らまし口に入れました。
味がドンドン薄れ、最後は無くなります。

実は管理人あのほろ苦甘の青臭い味が好きでした。

いつも憧れの目でブニューブニューを見ていました。
なんど友達に鳴らし方を教えてもらってもダメでした。

代わりに友達が鳴らしてくれると言うのですが
自分で作ったほうずき風船は
自分で鳴らさなくては意味がありません。

で・・
やっぱり口でブニューブニューと言いました。
ほっぺた使いが上手くて
「うまい!」と友達に褒められました。
じゃあほうずき風船いらないじゃんと言われましたが、
いるのです。

自分の舌の上に乗せるから
ほうずき風船一生懸命に作るのです。
友達がどう思おうと
自分的には、かなり近い所まで行ってました。
形だけでも、気持ちが入るものです。

あの奇妙な
ブーブークッションの小型のような音が
管理人の憧れの音だったとは??
ちょっとロマン不足^_^;


「付出し盆」の中にもガラスの器も多くなりました。
夏ですねぇ~

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ムグンファ


これはセラヴィの奥庭のムクゲの花です。
ムクゲの花は韓国の国花です。
韓国語で「ムグンファ」と言います。

管理人は特に真っ白のムクゲの花が好きです。
長くに渡り植民地となっていた韓国では
何色にも染まらず
誇り高き民族の証として真っ白なチマチョゴリを
着続けました。

花言葉「尊敬・信念」

「ムクゲ自然公園」から数十本のムクゲの花が一昨年お嫁に来ました。
「ムクゲ自然公園」では10万本のムクゲの花が咲きます。
今、ムクゲの花が一面の山を飾り、最高に身頃です。

頂いたムクゲの花
何色の花が咲くがとても楽しみでした。
いろんな種類のムクゲが咲きました。
それぞれに美しいのですが
真っ白のムクゲの花は一本もありませんでした。

真っ白のムクゲの花は
本当に美しく
薄きその花びらの透けるような白です。

もしやこのブログを読んで
ムクゲ自然公園の園長さんから届くかも知れませんので
くどいですが・・・
「管理人は、真っ白のムクゲの花が大好きです」(^^)v

管理人は誇り・プライドを色にしたら
「白」と思ってます。

白は「何の色にも染まる」と言われ、
白無垢・純白のウエディングドレスなど
「嫁ぎ先の色に染まるように」と結婚式に着ます。
もちろん管理人も着用済み
本当にきれいでしたぁ~(#^.^#)

でも管理人の「白」は
自分がどんな色にも染まる為の白ではありません。
お互いをやわらかく染め合う色です。

管理人下手くそな絵を描きます。
白はそのままで使うには勇気がいるほど
意志・主張の強い色です。

「白」は最高の格式を持つ色
旅立ちの時も白き衣に身を包みます。
旅立つものの顔に光をあて
凛としたそのプライド誇りを呼び覚まし
天に持ち逝きます。

白は強きプライドの色
誰かの意志では染まる事など無い
自分の意志のみで色を変える色です。
覚悟の色
潔さの色
強い意志の色

白は一度色を変えれば、
どんな色を足しても決して「白」に戻る事が出来ない。
だから管理人は「白」が永遠の憧れの色なのでしょうねぇ~


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水引の花


今年初めてのみずひきいが赤い花を付け始めました。
今年は管理人の大好きな秋の花が続々と早いお出ましです。

「水引」は本当に本当に大好きな花で
セラヴィのいたるとこに植えてあります。
葉にえんじ色のV字模様も美しいのですが
こちらの葉のえんじはちょっと薄いですね。

水引の花穂を上から見ると赤く見え、
下から見ると白く見えることから
紅白の「水引」に見立てこの名がつきました。

白花のものを「銀水引」といいますが
未だ咲いてはいませんが、こちらもセラヴィにはありますよ。

でも管理人は
一般的ではありますが
やっぱり赤の水引の花の方が好きですね。

細く繊細な茎がすっと天に伸び
そこにいくつもの赤い花がぼつりぽつり
まるで幸せな夢の痕のようです。
派手ではないけれど
その静かさが可憐でやさしく
心和みます(#^.^#)

赤い花は素敵な夢の痕
一つ二ついくつもの夢が
連なって
幸せな一本の水引の花を作ります。


紅き夢
二つ三つ四つ
幸つらね
みずひきの花
こもれび仰ぐ





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