蓄音機


これはレストランにある蓄音機
まだまだ現役で頑張ってます。
以前になにげにお話した「針がなかなかないのです」の言葉に
リピーターのお客様から針をお土産に頂きました。
とっても嬉しかったです(#^.^#)

懐かしい、いい音です。
時があっという間に昔に帰り
そのまま止まる。
タイムスリップしそうな音色です。

管理人の最も贅沢は
誰も居ない静かなレストランで
ゆっくり日が落ちる時間をこの蓄音機で楽しむ時です。

過ぎ去った時間を取り戻す事は出来ないけれど
忘れられた時間を呼び覚まし、想う事は出来ます。

時は決して無情ではなく優しい
そう思える蓄音機の音色です。
時の過ぎることの優しさを感じることが出来ます。

大きく響く蓄音機の音の波がジージー雑音たてながら
妙に気張らない味のある音を奏でます。

音に聞き入っていたつもりが
気が付くと
スローモーションのようになったレコード盤、
やっとそこで音ではなく
思い出に浸りきっていた自分に気づくのです。

蓄音機がけだるい音を出し始め
CDのようにピタッと止まるのではなく
ゆっくりゆっくり止まります。

短い時間のはずなのに
あっという間にこの世界に入り込みます。

呼吸が合うのでしょう。
この呼吸が合うところ
鼓動が合うところが
管理人の骨董への想いに繋がるのです。

心が吸い込まれるような蓄音機
この蓄音機には元から多くのレコードが付いていました。
大半がジャズです。
前の持ち主の趣味の良さがうかがえるレコード達です。

管理人音楽にも、まったく詳しくない^_^;
ただ好きな音、嫌いな音のみで判断するくらいです。
ジャズでも昔のBessieSmithのような音楽が好きです。
これも、友人のお米屋のしんちゃんからの頂き物のCDで
一気に惚れちゃいました。

魂が震えるような音です。
音符から入るのではなく
魂から入ったような音たまらなく好きです。

西日が静かに色を変える時
蓄音機の音色が身体を包み
過ぎ行く時は流れ、流されて
帰る想いは魂の音色と化して行きます。

これがとろけるような
管理人のマル秘の至福の時です(^^)v

あ~マル秘言っちゃったぁー!!


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