思い出パズル

管理人は強く念じると
記憶を消すくせがあるらしい。

病気の一種かもしれない。
自分を守る為のものかもしれない。

でもその記憶の紐を少しだけ残してある。
時折それが気になるが
いつもそのままにしてしまう。

別に生活には支障がないからだ。

どうしてもその紐が気になってくる時がある。
引っ張りだす時期があるようだ。
それを受け止めるだけの心の準備が出来た時なのだと思う。

ずいぶん昔のことで
どんなに強く引っ張っても
なかなか肝心なとこまで到達しない。

深い穴の中から紐が少し見えて
それを引っ張るような作業だ。

思ったよりも深い
何処まで引っ張っても
紐は延々と続く

紐の先についているものは
なんだんだろう?

途中で息切れをして
手を離すとそのまま
するするとまた穴の中に紐が落ちてしまいそうで怖い

なので休む時も
途中までひっぱた紐を腕に巻きつける

パズルを合わせているようでもある。
発掘したパーツを合わせて行く
不思議な感覚になる。
この思い出の破片がピタリと合うまで
全部のピースを拾い集める作業から始める。
まさに
考古学・・・
発掘作業だぁ~

出してみると意外と風化もしていない。
使えそうなパーツがいっぱいだ。
大事に穴に埋めておいたお陰かもしれない。

これが今の管理人に役に立つものかどうかは分からない。
ただ先は長そうで・・・
気長に発掘作業を続けてゆきます。
考古学ですから^_^;
今の自分に昔の自分が教えたい伝えたい
学びの一つくらいはあることでしょう!



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