所有欲

「所有欲」
自分のものにしたい欲

人は自分の手放したくないと思うもの。
そんな大切なものに対して所有欲がでます。
自分のものであることで落ち着くのです。

手に入れることで
もう大切なものが何処にもいかないと思うからです。
一時の安心感を手にするのです。

例えば物ならば
自分のものにする為に
購入するという手段があります。

とても気に入ったものは
大切に大切に自分の近くにおいて楽しみ続けます。

好きなときに好きに見る。
好きなときに好きに使うなど。

時には忘れた頃に思い出し
出しては、また楽しむ。
自分の都合のままに楽しみます。

それが、ただ物でなく人ならばどうでしょう?

誰のもでもない自由の心を持つ人の心
それでも自分のものにしたくなる。
そんな経験ありませんか?

昔、恋を経験した時とそんなことがありましたぁ~(#^.^#)

自分に自信がなく
手に入れることで
安心するのです。

愛がそんな気持ちを作り出します。

家族は不思議と自分のものと思えます。
それは、手に入れることが前提ではなく
守ることが前提だからだと思うんです。

子供が大人になり
親の元を去ります。
もう親のものではなくなります。

それは、
守るものではなく
もう一人で歩いてゆける力を持つから・・・

自分のものにしたい所有欲は
それは自分の欲をみたすだけのものです。

守るということと所有することは違います。

人は誰の所有物にもならない。
そうなりたいと思ったとしても
それは不可能なのです。

人の心は自由です。
誰にも所有することはできません。
だれもが平等にその権利を持ちます。

あなたが誰かを所有したいと思ったら
それは、あなたの単なるエゴに過ぎない。

所有欲とは偏った自己愛
本当に人を愛すことではないと思うのです。

所有するのではなく
守ってあげるという想いに変えて行きましょう。

所有されていると思っている人がいるなら・・・
もし、それが居心地がよいならば
それは良いのです。

それはお互いがお互いのものになりたいということです。
所有したいといるより
お互いのものになりたいと思う
自らの意志ですから。

愛しいものへの想いを
強くギュッと握りる手から
そっと暖かく包み手にして行きましょう。

あなたの愛する人を包む込む手の中の暖かさは
あなた自身のこころを
より暖めてくれると管理人は思うのです・・・・



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