夢遊戯
CAZZ
追いかけて 追いかけて
いつも 一緒に行こうと言った
ね? そうよね
そう言ったのだわ あなたは
夢を積み上げ 遊びましょ
スェーデンの山城に
囚われ姫の夢を見た
だから そうよ
先に倒れた方が負け
追いかけて 追いかけて
それでもいつかは
巡り会おうと言った
金細工の短剣を
振り上げ 降ろした
その時に
夢で形を作りましょ
姫を助ける黒い騎士
漆黒の髪 その下に
青い火花が 砕け散る
だから そうよ
先に疲れた方が負け
それでもね
いつかはね
わかっていたと 思うのよ
スェーデンの山城に 囚われの姫なんていない
かの漆黒の騎士なんていない
なにより 山城さえなかったの
それでも やっぱり
遊びましょ
光の霧の 向こうが開け
突然 あなたに会うように
そんな夢を見るように
だから そうよ
先に笑った方が負け
。。。。。。。。。。。。。
あらためて読むと
ストーカーソングのような
気もしてきます。
ストーカーじゃありません。
妄想です。って、ますます悪いか。
これはどちらかと言うと
自分が二つに別れて
追いかけっこをしていると
思ってください。
そういうことってありません?
その証拠に初期の原稿では
突然会うのは「あの人」ってなってました。
「あの人」ってのは多分、当時好きだった人です。
自分が追いかけ合ってるので
あの人に会いたいなっ!、とか
突然、唐突に思ったりしたわけです。
でもこれじゃあ、詩としての統一感(そんなの求めてるのかよ?)
の中でおかしいので
「あなた」って、してみました。
そしたらあらあら、ちょいっとストーカー臭、漂ってしまったよ
でも、これはこれでいいかなと
思い直して開き直ってみたりしたわけです。
CAZZ
追いかけて 追いかけて
いつも 一緒に行こうと言った
ね? そうよね
そう言ったのだわ あなたは
夢を積み上げ 遊びましょ
スェーデンの山城に
囚われ姫の夢を見た
だから そうよ
先に倒れた方が負け
追いかけて 追いかけて
それでもいつかは
巡り会おうと言った
金細工の短剣を
振り上げ 降ろした
その時に
夢で形を作りましょ
姫を助ける黒い騎士
漆黒の髪 その下に
青い火花が 砕け散る
だから そうよ
先に疲れた方が負け
それでもね
いつかはね
わかっていたと 思うのよ
スェーデンの山城に 囚われの姫なんていない
かの漆黒の騎士なんていない
なにより 山城さえなかったの
それでも やっぱり
遊びましょ
光の霧の 向こうが開け
突然 あなたに会うように
そんな夢を見るように
だから そうよ
先に笑った方が負け
。。。。。。。。。。。。。
あらためて読むと
ストーカーソングのような
気もしてきます。
ストーカーじゃありません。
妄想です。って、ますます悪いか。
これはどちらかと言うと
自分が二つに別れて
追いかけっこをしていると
思ってください。
そういうことってありません?
その証拠に初期の原稿では
突然会うのは「あの人」ってなってました。
「あの人」ってのは多分、当時好きだった人です。
自分が追いかけ合ってるので
あの人に会いたいなっ!、とか
突然、唐突に思ったりしたわけです。
でもこれじゃあ、詩としての統一感(そんなの求めてるのかよ?)
の中でおかしいので
「あなた」って、してみました。
そしたらあらあら、ちょいっとストーカー臭、漂ってしまったよ
でも、これはこれでいいかなと
思い直して開き直ってみたりしたわけです。
不眠症
マリーナ・ツヴェタエーワ
私の住む巨大な都は今 夜
眠れる家を出て 外へ
誰かの娘ないし妻と人は思っていよう
だが私の心には一つのことだけ 夜。
七月の風が今や道を掃いてくれる 私のために、
どこかから、どこかの窓から音楽が かすかに。
風は夜明けまで吹けばよい 今日は、
胸の肋骨の薄い壁から吹き込めば。
黒いポプラも、窓も、充たされている 光に。
高い建物から音楽、私の手には花。
私の足を見るがいい、 ついていかない 誰にも。
私の影を見るがいい。自分と言えるものは何もない。
明り は金のビーズを綴った糸
口に味わうは夜の 葉。
解いてほしい、この身を縛める 昼から、
友よ、わかってほしい。私はあなたの夢にすぎない。
。。。。。。。。。
この詩は図書館で借りた確か欧羅巴?の作家さんの本の巻頭にあげられていたものです。
残念なことにその本自体の内容の印象が私には薄かったこともあり・・・
どなたのなんというタイトルの本であったか、そしてこの詩を訳した訳者が誰であったのかはお伝えすることができません。すいまそん。
言葉と言葉の間隔や句読点はなるべく初見のイメージに近づけてそのままに打ってみました。
この詩は当時の私の印象に激しく残ったものですから。
肝心のこの詩人のプロフィールもまったく知りません。重ねてすいまそんぬ。
でもこの詩の「私の足を・・」からのフレーズがものすごく好きなんです。
全体として読むとちょっと自虐的な?否定的な意味なのかしらとも思うんですが。
でもそんなの関係ねえ。
「ついていかない、誰にも。」
そんな確固たる志を持った人間になれたらいいですなあ。。。。。
マリーナ・ツヴェタエーワ
私の住む巨大な都は今 夜
眠れる家を出て 外へ
誰かの娘ないし妻と人は思っていよう
だが私の心には一つのことだけ 夜。
七月の風が今や道を掃いてくれる 私のために、
どこかから、どこかの窓から音楽が かすかに。
風は夜明けまで吹けばよい 今日は、
胸の肋骨の薄い壁から吹き込めば。
黒いポプラも、窓も、充たされている 光に。
高い建物から音楽、私の手には花。
私の足を見るがいい、 ついていかない 誰にも。
私の影を見るがいい。自分と言えるものは何もない。
明り は金のビーズを綴った糸
口に味わうは夜の 葉。
解いてほしい、この身を縛める 昼から、
友よ、わかってほしい。私はあなたの夢にすぎない。
。。。。。。。。。
この詩は図書館で借りた確か欧羅巴?の作家さんの本の巻頭にあげられていたものです。
残念なことにその本自体の内容の印象が私には薄かったこともあり・・・
どなたのなんというタイトルの本であったか、そしてこの詩を訳した訳者が誰であったのかはお伝えすることができません。すいまそん。
言葉と言葉の間隔や句読点はなるべく初見のイメージに近づけてそのままに打ってみました。
この詩は当時の私の印象に激しく残ったものですから。
肝心のこの詩人のプロフィールもまったく知りません。重ねてすいまそんぬ。
でもこの詩の「私の足を・・」からのフレーズがものすごく好きなんです。
全体として読むとちょっと自虐的な?否定的な意味なのかしらとも思うんですが。
でもそんなの関係ねえ。
「ついていかない、誰にも。」
そんな確固たる志を持った人間になれたらいいですなあ。。。。。
ブラジルのテーマ
風・・
風の間の間に Kiss
雲を追いかけ行こう
船を出そう 明日
波・・
波の間に間に Shake
汐を蹴散らし行こう
鳥のように 歌おう
抱きしめ合った・・
明日からは二人
キラリ きらめいた
古い思い出よ
さよなら
さよなら
夢のように生きよう
風・・
風の間に間に Kiss
灯りかかげて行こう
船を出そう 明日
波・・
波の間に間に Shake
旗を舳先に 行こう
星のように 笑おう
確かめ合った・・
明日からは二人
ユラリ ゆらめいた
淡い面影よ
さよなら
さよなら
鳥のように(歌おう)
星のように(笑おう)
夢のように生きよう
ブラジルという曲が大好きで、オリジナル勝手に作詞してしまいました。
適当に合わせて歌ってくださると幸せ。
もともとは「未来世紀ブラジル」という映画が好きで
そのテーマ曲でした。
(私のSF涙ちょちょぎれ傑作はこれに「ブレードランナー」と「ロッキー・ ホラー・ショー」を足した3部作なのです。)
その曲をこれまた大好きなメトロファルスというバンドが
日本語歌詞を乗せて歌いました。
その時にサビの歌詞を「抱きしめ合った~明日からは二人」と勝手に聞き取っていたのですが、後に歌詞カードを見たら抱きしめ以降が全然違っていた・・・と、いうわけで伊藤与太郎さんの歌詞をそこだけ踏まえながら、リスペクトしつつも後の部分はまったくオリジナルの鼻歌ソング作詞です。
イメージとしては老人ホームとかで歌ってもらいたいです。