Mrs.Doughnuts
（A)
薄力粉 250g
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 小さじ1/3
（B）
砂糖 80g
卵 2個
牛乳 60CC
溶かしバター 大さじ3
バニラエッセンス 少々
(B)をよく混ぜ
(A)をふるいながらくわえ
冷蔵庫で30分寝かせる
のばして
型で抜き
油で揚げる
パウダーシュガーを
忘れずに
レシピ Harumi Kurihara
写真 Teruaki Nagamine
著作権 1989 L’espace Inc
。。。。。。。。。。。。
こういうレシピのカードって
いいですね！
作らなくても楽しい！
私は実際に作るときは
ホットケーキミックスを
利用してしまったけど
写真の精度が悪くて
ドーナッツがわかりにくくて
ごめんなさい
イラストレーション Masahiko Fjitomi
この季節外れシリーズも
年賀状ときたら
当然
クリスマスもありかなと
それにしても
このお魚の目つきが
たまらない
クリスマスと魚って
なんのこっちゃ？
ですよね！
友人がくれた既製の葉書です。。。。。
メーカー名も作者も何もなし
なのでご容赦を
．．．．．．．．．．
きらめきについて話をします
それは私が小学校時代から
もっているありふれたブローチ
形は雪の結晶
もちろん形作る石はただの硝子です
20代
そういったおもちゃのようなもので
あえて襟元を飾ざることを
面白がっていた頃
その日なんであったか
打ちのめされた私は
中央線電車の窓際に立っておりました
私なんて才能ないんだわとか
うまくいかないすべてを認めたくない
腑に落ちたくない目をそらしたい
若き日の私
まさに心はダーク
不幸のどん底状態
そんな時に
ふと
きらめきです
差し込む光を受けた
安物のブローチが
ドアの桟に模様を刻んでおりました
万華鏡のような光が
踊っております
うまくは言えないのですが
その時のことを
書きたいのです
その時しばし
私は深い幸せに
塗り替えられて
何もかも忘れて
そして
わかったこと
ただ存在する
リアルな自分
小さな肉体を纏った私
そこにある私が
私のすべてであると
こうありたい
こうであるはずだ
リアルよりもバーチャルへと肥大した自分は
自身を深く傷つける
でもそれは
本当の自分ではない
ほんの小さなきらめきに
目を奪われていた
その自分さえ幸せであれば
そのきらめきは
その後も
私を支えつづけます
母との確執
不妊治療
職場の人間関係
破局
挫折
もろもろ
もろもろ
叶わない
届かない
未来が見えない
苦しい辛い
でも
そこに
いつも
きらめきさえあれば
私は常に
小さな自分に
立ち返り
現実である肉体を
抱きしめることができる
鼓動や熱
私に繋がる些細な日常
外が例えどうであれ
でもこれは
あくまでも
私の場合
参考になれば幸いです
