MONOGATARI  by CAZZ

世紀末までの漫画、アニメ、音楽で育った女性向け
オリジナル小説です。 大人少女妄想童話

誘惑

2011-01-30 | 絵葉書
HYLAS AND THE NYMPHS(detail)
J.W.Waterhouse(1849-1917)

お兄さん
引き込まれそうですね。
『寄ってらっしゃいよ~』って
キャバクラ・ニンフ開店中



。。。。。。。。。。


ウォーレン・マーフィーの
トレース・シリーズ
何度読んだことでしょうか

大好きです。
登場人物も
話も

酔っぱらいの40歳の
トレースと
イタリアと日本のハーフの
チコこと
ミチコ・マンジーニ

このチコがすごくいいのだ
パートタイムの娼婦なんだけど

作者の夫人が日系で
離婚と共に
7作で
終ってしまったこのシリーズ

もう読むことは
無理なんでしょうか
すごく残念です・・・

春を心待ちに

2011-01-25 | 絵葉書
著作権 谷内こうた『にわかあめ』至光社国際版絵本より







春を待つ
モンシロチョウの気持ち
早く
早くと
心が急きます



でも畑のキャベツに
幼虫を見つけると
捕まえては野っ原に
投げ捨ててるわたくし

モンシロ界での
いい評判は
とても
望めそうもありません



。。。。。。。。。。


秋梨惟喬さんの
『銀牌侠シリーズ』が
面白いと私は思っています。

もろこし銀侠伝と
もろこし紅游伝

最近の中国には残念な気持ちを
抱く事しきりですが
昔の中国の物語に惹かれることは
今も変わりません。

まだまだ
年表が穴だらけのこのシリーズ
埋まって行くことが
とても楽しみです♪

毒薬と少女

2011-01-23 | 絵葉書
著作権 HIROYUKI ISHIKURA



アラン・ブラッドリーの
フレーヴィアシリーズを読みました

11歳の科学オタク
毒薬を愛してやまない
女の子の魅力的な物語

大人の視線で見てしまうと
こういう子供に
殺人現場をうろちょろされることは
警察関係者としては
なんと言っても
避けたいところ

証拠をめちゃくちゃにしてしまうし
隠匿してしまうし
殺されそうになるし
犯人見つけちゃうし

冗談じゃない
担当者の面目丸つぶれ

ヒューイット警部補
あなたの気持ちが
よくわかりますとも

終りよければ
すべて良し!とは
いかないのが
大人の世界
(報告書とか始末書だとか)

そんなことを
頭の隅のつまんない大人が
感じてはいるのですが
そういった些細なことなど
一切無視してしまうならば

フレーヴィア
この少女を
愛さずにはいられないのです

人生50年 続き

2011-01-18 | 絵葉書
著作権 REGINALD WIDDAD 01 251-4079





振り返ると

もう30は
まだ30であり

もう40は
まだ40
だった

たぶん
50の私は
まだ50なのだ


60になる前に

気付けて
良かった

人生50年

2011-01-17 | 絵葉書
 著作権 REGINALD WIDDAS 01 251-4079





有名な『敦盛』の一節ですね。

『人生50年
 化天のうちをくらぶれば
 夢幻のごとくなり』


織田信長が好んで
舞ったという

思えばこの心境が
めでたくも昨年
自分のものとなりました∧∧

考えてみますと
もう後は生きて30年
元気で動けて20年というところ
実質そんなところでしょうか

そう思うと
来る一日過ぎる一日
一刻一刻が
なんだか
とても
大切なものとなる
そんな気がいたします

 閑吟集 『一期は夢よ ただ狂え』

そんな境地が
まさにこれからは
ふさわしいのかもしれません∧∧

懐かしのアナザーカントリー

2011-01-14 | 絵葉書
Rupert Everett



ロッキーホラーショーを
色々な意味で
最高の映画と位置づける
私としましては

アナカンはちょっと
美し過ぎた気がいたしました。

でも
ルヴァート・エヴェレットは
好きでした。

当時は
ゲイであることを
公表していなかった
わけですが

今はデビシルと同じく
枯れまくっていますけど

懐かしのスターマン

2011-01-12 | 絵葉書
著作権 LUDLOW SALES(N.Y.)



地球に落ちて来た男
デビッド・ボウイです。

あの映画のボウイは
不思議な存在感を醸し出しておりました。

裸体はちょっと痩せ過ぎかなと。
骨が痛そうなベッドシーン。

戦場のメリークリスマスでは
坂本龍一さんにオーラがなくなったとか
言われていましたけれど
(確かどれかのインタビュー)



実を言うと
私はリアルボウイさん世代よりかは
少し下にあたるんですけど
(ジャパンとかです)
『スターマン』とか聴くと・・・
その頃の世代の雰囲気に
胸がいっぱいになってしまって
なんだか今でも
一緒に歌わずにはいられないのです。

想いを馳せること

2011-01-07 | 絵葉書
Toyohiko Sato 1986




前回の猫の葉書と
今回の葉書は
同じ人から頂いたものです。

その人が結婚して
しばらくしてから
年賀状のお返しが来なくなり
こちらも転居してしまったこともあり
連絡先がわからなくなりました。

子供ができたのかしらとか
旦那さんと転勤したのかしらとか

ライブハウスで出会って
一緒にお茶飲んで
それからは
ライブ友達とも普段の友人ともして
付き合って来ました。

ただ
彼女が色々と個人的に悩んで
田舎に帰ってしまってからは
縁が薄くなっていたので

この展開も仕方がないことなのかも


きっと
しあわせに生きていることでしょう。

葉書を読み返しつつ
そんなことを
思う年の始めです。






新しい年に

2011-01-03 | 絵葉書
ILLUSTRATION/by SEIKO KAWAGUCHI



新しい年に
猫が踊ります

兎ではありません

猫でも
いいでは
ありませんか



猫が申しております