MONOGATARI  by CAZZ

世紀末までの漫画、アニメ、音楽で育った女性向け
オリジナル小説です。 大人少女妄想童話

ショコラータ2

2010-12-30 | 絵葉書


もう一枚のショコラータです。





暮れも押し迫って参りました。


皆様
良い
ゆく年来る年を
お迎え下さいませ。

ショコラータ

2010-12-26 | 絵葉書
Cioccolata Caoli Cano
PHOTOGRAPH-KORU IJIMA
HAIR and MAKE UP-YOSHINORI KAZAMA
ART DIRECTION-MICHIMASA ITAYA



『レディに捧げる殺人物語』を
最近読み返しました。
はるか昔に読んで
共感を得た創元推理文庫です。
オチを知っていても
何度も読み返せるミステリーもありますが
これはそうはいかない・・・

結局、前をながら読みにして
後半部分を読んでしまいました(笑)
気が短くなった証拠と言えるかもしれません。

ラストの気持ちがわかる・・・
でも今の私だったら
こうはしないだろうという気持ちが
以前とは違ってあります。
これはないよという反発は
果たして成長した証?と言えるのかどうか。
それは、疑問です。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ショコラータは
素晴らしいバンドですが
実は一枚しか持っていません。
完成された音楽に裂く予算が少なかった頃でした。
勿論、ビジュアルも大好きで
この葉書はあと一枚、続きます。

夢見るナンバーワン

2010-12-23 | 絵葉書
HENRY CLARKE
DIOR.PARIS 1956



このカードを見ると
ブロンディの有名な曲を思い出しました。

ニューヨークパンクのおねえちゃんが
見事に成り上がった?のには
驚かされたものです。

最初の頃の安っぽい娼婦のようだった
デボラ・ハリーもすごく良かったのですが。

何処へ

2010-12-15 | 絵葉書
M.G.C.Monica van Wijlik 1981 / µontagne de Bueren



すごく狭い急な階段を
彼女は登っているのだと言う

何度も見る夢の中で

少しでも躊躇ったり
下を見たら
転がり落ちてしまいそうで

同様の理由で立ち止まることもできず
崖のように急な石段を
彼女は夢の度に登り続ける

どこかへと登り切る前に
必ず目が覚めるのだという

大人になったある日
彼女はとあるテレビ番組を観る

南米インカの階段ピラミッドを

夢で見た階段は
これだったのだと

そう彼女は私に
語ったのでした

鏡の世界

2010-12-11 | 絵葉書
ERWIN BLUMENFELD
AUDREY HEPBURN,NEW YORK 1956




また本の話になります。

禍しい本というものも
この世の中にあるようです

というのは
私にはよくはわからないからなんですが。

なんとなく読んだ後
うまく説明できないけど
嫌だなとか
そんな感じ。
電車の中に置いて行ったり
デパートのトイレの中に捨てたり
した過去があります。
今思えば無責任でした・・・

まあ
わかる人にははっきりわかるらしいから・・・
持ってても影響のない人とかもいるみたいだし。
(自己弁護~)


わかる人に聞くと
その本が窓になってそういう世界と
繋がってしまうとか・・・

サダコみたいに
本から出て来る????のか!!!!

主に
リアルな怖い系の本とか
多いみたいです。

みなさまも
注意しましょう。

読んだら捨てる
か売ってしまいましょう。

囁く背中

2010-12-07 | 絵葉書
JEANLOUP SIEFF
SAINT LAURENT,PARIS 1970





何を語る?
やはり甘い睦言?
誘う背中
語る影





。。。。。。

ゴールデンスランバーを読み終わりました。

しばし世界に引き込まれる。
あてどない焦燥と怒りと
理不尽なんだけどの安堵感・・・

その前に読んだ『SOSの猿』が
コミックとタイアップということで
漫画的というか少し軽く感じたので

読後を支配されるこの感覚は久しぶりでした。

と、いうように
本には
添付されるプラスマイナスというようなものがある・・・
というのは私個人の単なる感覚に過ぎないのですが。
次元を開く力とまで言うと大げさですね。

待ってる人がいる

2010-12-03 | 絵葉書
The Governess
by Edouard van Goethem


日だまりの中を歩いて来る
連れだった母親と子供達

彼等を見つめる
視線が気になります

待ってるのはお父さん?

妻と子供達を
待ちわびる視線です

勿論、これは写真ではないから
リアルタイムではありえません

ただ画家は
そんな瞬間を
紙の上に
焼き付けたかったのかなと
思います



それにしても
えらい子沢山・・・?


リンゴの木の下で

2010-12-01 | 絵葉書
'WHEN APPLES WERE GOLDEN'
by courtesy of the Manchester Art Galleries
JOHN MELHUISH STRUDWICK (1849-1937)



ゴールデンスランバー(文庫版)を
いま読んでいます。
まちにまった

本が場所取り過ぎで
なるべく文庫になるまで
我慢するようにしているんです。


時々
『え~い!』と買って
読んで満足して
後で
『しまった』と思います。

引っ越しや気分で
時々、ブックオフさんに持ってたりしてますが
気が付くと再び・・・浸食されている

それでも
捨てられない本もたくさん

不思議なもので
電子書籍にしたいとは思いません。
物理的な・・・本それぞれの存在感が
たぶん好きなんです。